2月の7日間(ウクライナ戦争)

もう一周する。マラソン。

これから一週間、毎日この記事を更新する。毎日何かしら、読者にとっての発見があるように努力する。完走のあかつき、読者は、ウクライナ越冬支援の募金に協力してほしい。

2/12(第1日)

前回の記事(1月の7日間)からの経過を書いておこう。

ウ露間で1週間のエネルギー停戦がありそうだと話していた。この話はざっくり言うと、米の禍王が「露の珍帝と電話した。ウクライナ寒すぎるので電力破壊せめて一週間やめてくれんかと申し入れた。この申し入れは、珍に容れられた」と藪から棒に言い出したことから始まった。その一週間がいつ何日から始まっていつ何日に終わるのか、もう始まってるのかこれから始まるのか(いつ始まるのか?)というのが曖昧だった。露は「2月1日を終日とする一週間である」と声明した。だがウの観測する事実としては「1月30日に突如として攻撃が止んだ」。1月30日が始日なら、2月5日くらいまでE停戦が続く筈であった。

ゼレンスキーは、真率に平和を希求したと思う。2月4・5日に予定されていたウ米露3者協議(第二次)で実務者たちが領土問題等の難題で進展を得られるよう、ガラス細工のE停戦を懸命に守っていたと思う。30日か、ウのE省が「E施設に攻撃あり!停戦は破られた!」と発表した1時間後に、ゼレ自ら「攻撃はE施設を故意に狙ったものではなかった」と敵を擁護するかの発言。また31日のブラックアウト(全土停電)も、露に責任を帰する言説をいくらでも展開できたろうところ、サイバー攻撃等の外部干渉は「確認されていない」、むしろ悪天候による事故の線が濃厚である、といち早く声明を出した。

だが2月3日、エネルギー停戦は破られた。明白に一方的、かつ極度に暴力的に。今年に入って最大規模の複合攻撃がキエフ他へ。折しもウクライナにマイナス20度の今季最強寒波が訪れていた。

↑その件伝えるMeduza記事の見出し。「露が-20度のウのエネ施設を大規模攻撃した」

露側の言い分ではE停戦は2/1に終わっている(のでもう何をどう撃とうが俺様の勝手)。ウ側の観測する事実としては1週間のE停戦は1/30に始まったばかり(1月29日までは普通にE施設が撃たれていた)、2月3日はまだその4日目である。そこへ米の禍王が声明。「プーチンは約束を守った。1週間とは1月25日日曜から2月1日日曜までのことであった。一週間は長い時間だ」。私はブログを更新する気力を失った。

そのあと、アブダビで、上述の通り、ウ米露3者協議があった。特段の進展は報じられていない。次回は初めて米国で、2/17ないし18に3者協議の方向で調整中。

露は変わらずウのE施設を攻撃し続け、今朝次点でキエフの多層住宅2600棟に暖房なし。7日の攻撃によりДарницкая火発が大破で市内の多層住宅1000棟ほどが春まで中央暖房来ないことが確定している。ここ数日はオデッサもかなり撃ち込まれている。いま特に状況がひどいのはキエフとオデッサの両州だる由。露は無罰である。米王はスルー。ちまたではおりんぴっくおりんぴっく。世界の無関心の裏側で進む進む破壊。

気温はしかし、快方へ向かっている。キエフ10日間予報↓

10日で寒のピークは過ぎた。今は0度前後の穏やかな寒さ(とはいえ、東京の感覚からいえば、相当寒い)。だが週明けからまた冷え込む。冬は長い……。

出典:УПУПУПУПУПУПУПУПУП

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