日記(1/3~10)

自分について知る

その日に出会った犬のことをただ書く。

ただ書く。誰が。私だ。「私とは誰か?」

何丘だ。ウクライナに住んでる。ウクライナどこさ。オデッサさ。妻(ロシア人)と子(一歳児)と暮らしてて、海辺にね。そして千羽山には怒田(ぬた)が居る、怒田が。

1月9日(土)

太郎を団地の義父母のもとに預けた。今日と明日(半日)、私たちは時間を自由に使える。ここで頑張らなければ今年一年はダメだ。2021年がすっかり呪われたものになってしまうかどうかは今日明日の私たちの働きぶりにかかっていると言っても過言ではない。過言である。「私を勘定に入れろ(から外せ)」とはジョンレノン。
現在は1/9の午前15時41分である。日本時間でいうとえーとさんにがしぃで、22時41分か。ひゃーご苦労さん。
まだ15時41分だ。とこれを観よう。まだまだ外は明るい。多くのことが成せるぞ。ナセルぶらじる大統領。エジプト。
今から私は床屋に行ってくる。16時に予約している。だからそろそろ出る。ちょうど折悪しいことに、大便がしたい。うー! うー!

わたしは大便がしたい。

▽さて、今もう24時47分だ。もう今から何も可能ではない。すべてが不可能だ。今日はもうこれ以上なにもできない。ことが決定した。「強い奴は皆死んだ。生き残ったのは優しいやつばかりだ」「でも・・ボス……それって・・いいことなんじゃないキャララ?」
十八分。重大な意味をもった時間数字だ。十八分。あと十八分あればどうにかなった。ま、こっちの話だ。
今日けっきょく何をし得たのか。すばらしく晴れていた。青空は貴重だ。オデッサの秋冬は霧とびちょびちょ雨だから。だから朝起きて光が窓からさしていると「オイ!」と人を呼ぶ。人というのは、妻を。あるいは妻が私を。「ねえアンタ!」なんだい「ひかりが!」ひかりってなんだい「だから!晴れ!」ええ晴れ?どうらどうら・・……・・おな!「晴れてるねぇ!」ほんだねぇ!「でわ散歩に出るかねぇ!」そんしよんよねぇ!
それで散歩に出て、1時間ほどで帰って、それから、ええと、昼飯は私が担当して餃子定食。そのあと私は16時に予約の床屋へ行って髪を切って笑った。あははっはっはっは、もみあげの切り方これはないじゃろう!怒り。でも概ね満足。てか素晴らしい床屋だった。床屋って美容院ね。三つの点で優秀だった。第一に、よかった。第二に、はやかった。第三に、やすかった。
よかった、というのは、無事、無難にこなしてくれた、ということだ。
はやかった、というのは、当地ではごく単純なオペレーションに1時間とかかける自称「職人」が多い。そこを、この私の担当は、30分でクリアした。
安かった、というのは、まぁ200grnだったので。4倍計算で、日本円800円だ。
それで大分気分がよくなった。そのあとTwitterを結構やった。意味がない。全くつまらない。くだらない。ほんとう胸糞悪くなる仕事だ。もうやめようか、やめていいだろうか。ねぇ、もうやめていっすか?私の神聖な生活の一部をせっかく削ぎ取ってほん投げてやっているのに群衆がよろこばない。むらがらない。なにあの群衆?しゃれおつピーポー?冗談ではない、存在抹消の日は近い。おおい、柱につかまっておけ、ぶっとい柱にだ!
そのあと晩飯に南瓜のスープ。天才。ワインを少々、今年の義父のワインは不出来だ。甘ったるい、不味い。だが義父に直言などできるわけがない。私も随分骨を折ったのだ。しかし最後のところの味付け(要するに砂糖の投下量だが)は神聖業務なので私はノータッチ。つまり味に関しては義父が全ての栄光と褒貶を担う。義父ぅ。
だめだ。要するに、驚くほどすこしのことしか、一日におこなわれない。行われないのであった。あああ、あああ! 存在抹消の日が近い!

1月6日(水)

クリスマスイブを団地で皆と過ごした。かなりお酒を飲んでしまった。明日は多分禁酒にしないと。ああ、私は、あまり活躍できたとは言えない。しかし皆の評価が、私は暗鬱な人間ではない、むしろどちらかというと陽気な人間だる、ということになっていて、私自身の評価は私は暗鬱で暗鬱で暗鬱な人間であるというものだったから、意外であったし、まぁ月並みに嬉しかった。平凡に、あたりきに、普通に、嬉しかった。嘘だ。ダマレ。
たくさんのおいしいものを食べた。嘘だ。だまれ。
素晴らしくよく晴れた一日であった。楽しかった。嘘だ。死ね。
素晴らしくよく晴れた一日で、というのは、天候の良い一日の三原色:空が晴れている。気温が高い(10度前後)。海が穏やかである。この三原則を全て満たしていて、つまり天気が、ヨカッタ。だので皆で海へ(浜へ)降りてこおどりを小一時間。楽しく、また、荒々しく、また、嬉しく、また、陰気に、
陰気に陰気に陰気にロープウェーの下をくぐってそして尋常のルートで帰宅した。楽しかった。「大塚愛」のことを考えた。
そうして午後6時のクルマで団地に帰って、義妹だの義兄夫婦だのを待って、盛大に飲みかつ食った。人生。日本。人生ポジティブ。
現在1時16分。たいへん深酒をしてしまった。インド人。女性。土星。大肥満漢。

1月3日(日)

大晦日から正月三日を遊んで遊んで、飲んで飲んで、踊って踊って、今日やっと帰ってきた。さすがに今日は「絶対にお酒を飲まない」と固い意志で、晩ごはんは鮭のホイル焼きでこれがもうおいしくてねぇ、つい少しくらいはいっか?と白ワインに手を伸ばしそうになったのだけど、喉から手が出かかっていたのだけど、喉からね、手が喉へと。そう、手はいちど喉からただよい出て、それをしかし「強固な意志で」喉の奥深くへと還した。もときた闇へと生命帰還させた。白ワインをだから要するに飲まなかった。アルコールフリーで一日を過ごした。ひとつの小さな勝利だ、そのひとつの小さな勝利のうちに一日を終わる。
簡単に先年最終日つまり2020年の12月31日から、翌年つまり本年つまり2021年令和三年丑年、の元日つまり1月1日から3日までのことを記す。走り書きだ。
12月31日に妻と子と一家でオデッサから内陸へ車で1時間のところへ引っ込んだ。
年越しは3度祝った。17時に日本の正月を祝った。当地の17時は日本時間の24時なので(時差7時間)。次に、23時にロシアの正月を祝った。PLANETAでプーチンを聴いた。次に、24時にウクライナの正月を祝った。ゼレンスキーを聴いた。年越しの瞬間隣近所で花火が上がった。27時まで茶話に地味華さかせて寝た。
1月1日は、前日3時まで話し込んでいたのにもかかわらず、皆きちんと9時に起きて行動開始した。私は妻と子供の「ホワイトハウス」に絵を描いていた。昼過ぎ義兄夫婦が来た。そこで酒が始まった。考えてみるとどのくらい飲んだのだろう、一人あたりにすると、言ってもまぁワイン一本弱くらいか。でも長時間にわたって飲んでいるのでやはり酒漬けになっているという感覚はある。夕方からは音楽かけて踊り狂った。その中心にいたのはもちろん義兄である。嘘。義父である。嘘。私である。嘘。妻である。嘘。全部ウソ。この世は全部ウソ。中心にいたのは太郎である。一歳児。私と妻との愛児。
1月2日は、つまり昨日か。昨日何したっけ。昨日も多分、えーと、昨日オイ何した?前半はホワイトハウスに絵を描いていた。後半は……夜は義兄夫婦と私と義兄でテニスつまり卓球をしたのだが(ダブルス)。夜になる前は何をしていた?私は夕方ナップを貪った。あとは何?霧が深かった。グリントヴェイン、つまり何、ホットワイン、グリューワイン、を飲んだ。鼻の下がにゅーっと伸びた。
そうして今日1月3日、もう何も手に就かずにぼーっとして午前を過ごして、昼前すこし泣きたくなって、義母にありがとうありがとうと言って、それで出た。クリスマスツリー。といえばいいのかな。ヨールカ。樅の木ではないのだが。松でもない。ぴふた。ぴふたって日本語で何というのだろう。裏技みたいなことだが、ぴふたより、「ぴひた」ないし「ぴはた」と表記する方が原音の再現率が上がるのだ。でもロシア語できる奴10人いたら10人が「ぴふた」と表記してしまうだろうな。私はいろいろな裏技を知ってるよ。ファミ通にも乗ってない。浦和レッズの小穴ファンも知らない。コアな、ファンね。
17時にいつものようにジャンプアプリでワールドトリガーの新話がオープンして、嬉しかった。120話で終わりじゃなかったんだ。この無料で読めますキャンペーンは1月8日までとあるから、8日まであと5日間、計算が合ってますかね、今日が3日だから8日まではあと5日ある、ということで計算は合っていますか?合ってるとすれば、あと5話読めるのだ。ジャンプアプリ様~!拝跪~!さて、息つく暇もなく大規模侵攻pt2だ。今度の敵も相当クセモノな感じだ。ミデンに安息の日は来ないのか。連載が週刊少年ジャンプだということを忘れていた。やはり大規模侵攻が面白すぎ、そのあとのチーム戦が地味過ぎた、それで読者が「もっとガッツリ戦争が見たいぞ!」と突き上げを行って、それで結局こういう流れになってしまうのか。私はチーム戦も全然面白かったけど。オサムの成長物語をもう少し見守りたかったけど。まぁともかく今いちばん気になるのはヒュースとあの少年の友情物語ですよ完

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