こっちが聞きたい。
1月17日
●УП
ISW:K州解放作戦に投じられている1万2000の朝兵は1日100人弱のハイペースで消耗しておりこのままいくと25年4月半ばくらいまでに全滅しそう。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/17/7493995/
●Meduza メモ貼り付け
包囲しきれず逃し、同じ部隊と違う(少し後退した)戦線で(少し弱まった状態で)戦う、を繰り返す
敵撃滅はかなわず、結局は消耗戦
最終2月の進軍速度は500-600km2/月、このテンポでいけば25年末までにドネツク州全域を掌握できる
24年5月動員新法でウ軍は3万人/月で兵員補充 露はその半分だったが戦場での数的優位は変わらず 新兵がなお訓練中のためか 訓練には長期がかかりdesertのリスクも
ウ軍の喪失は不明
Потери ВСУ доподлинно не известны.
Некрологたちが公開情報から作成した有名故人поименно известных погибшихの数を数える ウ軍の損失は露の3分の1 だが不明者も死者と同数程度
будущие переговоры провалятся (или не состоятся) по вине Кремля.
露はウ領土の所有を公式化したい ウの敗北という外観がほしい キエフに政治危機を起こし影響力を握る(08敗戦後のグルジアのように)
交渉が破綻し、2つの軍隊がますます少なくなるリソースを用いて戦い続ける 今は珍奇なサモカート攻撃も25年は日常的光景に?
https://meduza.io/feature/2025/01/06/rossiyskaya-armiya-nastupala-v-ukraine-ves-2024-god-znachit-li-eto-chto-v-2025-m-rf-mozhet-pobedit-v-voyne-ili-u-vsu-esche-est-resurs-dlya-soprotivleniya
новые тихиеニュー・サイレント
Юрий Шевчук:露の文化生活で «новых тихих» и «клоунов апокалипсиса»の対立 前者は静かに(物言わず)小さな善行を 後者は死と核戦争で騒ぎ立てる
小さな声で、おしつけがましくなく 映画 一番話すべきことを話すことが禁じられたなかで露n映画監督は何を撮ったか 音楽も
меткое
хотите послушать — слушайте, не хотите — вот ей-богу не обижусь.
詩も
24年6月 «Иваново детство»イワン・ウルガンとペテルブルクをただ歩く 思い出思い出し、高尚なこと語り、マンデリシュタームを吟唱し ブロツキーなど開きつつ 本作で映され語られるどのことよりも重要なものは一度も発語されない戦争 минус-присутствие 負のプレゼンス 予期されるエレメントが作品中に欠如していることによりそれが在るときよりも意義が重くなる 戦争に気づかないふりをする
本作は«первой декларацией „новых тихих“» и «осторожным манифестом оставшихся残留者»: «Плачем только во сне, страдаем исключительно молча. О главном не говорим ни в кадре, ни за кадром.…Программа-минимум для русского интеллигента времен СВО».
они «не смирились с тем, что творится. Они с этим не согласны. Но жить-то надо как-то. И они, понимая все риски, не идут на баррикады, потому что смысла сейчас в этом большого нет».
自己保存
https://meduza.io/feature/2025/01/05/na-tretiy-god-voyny-novye-tihie-stali-v-rossii-vazhnym-politicheskim-i-kulturnym-fenomenom-kto-oni-chego-hotyat-i-chto-mogut
ドンバスで大領土を失いかはりクルスクに橋頭保築き、動員新法で動員の嵐ふきあれ大統領選は戦時を理由に行われなかった 今年を振り返る
ウ軍の平均年齢は40 高齢過ぎる 若者が要る より速く走れ、より重い荷を負い、より速く学習できる
経済指標は下がっているが国民の幸福度は上がっているパラドックス(家族が一緒にいる、それだけで幸せ――幸せの閾値が下がった)
地域の平準化 NATOへの感情などかつて東西でまちまちも、いまは全国的に均一化 ただし、別の階層分化が生じている 戦争の日々をどこで過ごしたか(欧州に難民か、国内難民か、被占領地か、前線近くか、後衛か…)による
ゼレ支持率は53まで下がった(不支持41。+12) さしひき+はゼレのほかブダーノフのみ 一方のザルージヌィはいまだ24年11月で77% 選挙でゼレに勝てるのはザルージヌィだけ
24年の戦況不振はリソース不足が主因 総司令官の名前はさしたる意味なし かえって良かった 軍の問題と連想なく軍の栄光のみ ゼレの支持率は翳ったが不人気政策もあえて実行しうるリーダーだと示したし、勲章授与などの場面で相互に立派にふるまった ロンドン勤務は政治キャリアとしてプラス いま局外だが将来的にはポテンシャル大
ザルージヌィは政治的な才覚があった 大衆との交流に積極的で軍と民の一体性を演出した 軍内で威厳あり軍外に親しみを感じさせる 一方のスィルスキーは古典的な軍人 寡黙で冷厳
野党で有力なのはポロシェンコ、チモシェンコ、元ラーダ議長ドミートリイ・ラズムコフ(かつて国民の僕)
https://meduza.io/feature/2025/01/01/kak-tretiy-god-voyny-izmenil-ukrainu-i-chto-zhdet-stranu-v-2025-m
「大多数」のアパシーは3年間、大量死も戦争犯罪に関する夥しい証拠も制裁もK州侵攻も動かせず 動かせぬ現実、絶望 ふつうの国ならアパシー克服のテコ入れはかるところ権威主義体制には国民のアパシーは都合よく
https://meduza.io/feature/2025/01/01/voyna-idet-v-tom-chisle-na-territorii-rossii-no-u-rossiyan-apatiya-chto-voobsche-mozhet-ih-razbudit
1月16日
この3日くらいのニュース
●裏攻撃①露→ウ
→15日の夜、大規模複合攻撃、主として西部へ、狙いはガス施設ほか電力インフラ。117飛翔体(ドローン74機、ミサイル43発)うち77を撃墜。被害はどうやら僅少?昼には停電あけ。ISWによれば、露のこうした電力網破壊の狙いは①ウ国防産業の阻害と②国民の意気阻喪。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/16/7493796/
https://epravda.com.ua/rus/energetika/energetiki-otmenili-grafiki-otklyucheniya-sveta-v-ukraine-802028/?_gl=11c7dl2k_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNzAwNTc5MS4yNjcuMS4xNzM3MDA2NDQ4LjU1LjAuMA..
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/15/7493635/
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/15/7493627/
●裏攻撃②ウ→露
→14日の夜、ウ軍の大規模ドローン攻撃to露本土。露発表で100あまり「撃墜」。石油基地など破壊。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/14/7493499/
●ポーランド
ゼレが15日訪ポ、トゥスク首相と会談。会見で:トランプとの会談に向け対ウ安保供与の主要コンポーネントを列挙:①NATOとEUへの加盟、②大規模軍事援助、③外国軍のウ駐留(これ単独では安保といえず)
また、興味深い数字あかす:いまウでウ防衛軍88万と露侵略軍60万が戦っている。(こういうとウ軍の方が多いようだが)ウは全土を防衛し露は特定複数方面に集中、ゆえ一部方面では露に数的優位。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/15/7493702/
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/15/7493695/
●モルドヴァ
モルドヴァのドニエストル左岸地域(通称・沿ドニ)の自称リーダー、クラスノセリスキーが訪露、ガス問題協議。当然右岸に出なければいけない、当然、キシニョフはこの動きを関知。サンドゥ大統領:大将がモスクワに行ったことは勿論知っているが別に妨害もしない。これで左岸の高熱水が回復するなら願ったりだ。
結局、左岸は、露からガス供給を受けることで今冬のエネ危機を脱するのであろう。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/15/7493669/
https://www.eurointegration.com.ua/rus/news/2025/01/14/7202527/
モルドヴァの識者:露は左岸の石炭が切れる2月初頭かにガス供給再開するだろう、タイミングは情報空間のトレンドを見て決めるのだろう、自分でガス止めておいてそれをキシニョフやキエフのせいにし、頃合いを見て「savior」として現れて無料でガスを送りだす。その際も量は絞り、左岸だけに足り、モルドヴァ火発で右岸向け電力を作り出すには足らなくする。してモルドヴァ議会選前に「露と仲良くすればこうして安価なエネルギー、それがいやなら欧州価格で」と揺すぶりをかける寸法。
https://www.eurointegration.com.ua/rus/news/2025/01/14/7202526/
●スロヴァキア
スロヴァキア首相フィツォ、ウが露ガスのトランジットを停止したことで(それによりスロヴァキアがエネルギー危機に陥っているとかいうことで)ゼレをさんざ悪罵しておいて、13日月曜自身のFBでゼレに「会いたい。これ以上エスカレーション望まない。ガスのこと話し合おう。ぜひスロヴァキア来訪を」とラブコール。応えてゼレ、Xで一言「Ok, come to Kyiv on Friday」(いいよ、ほんじゃ金曜キエフで待ってる)
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/13/7493358/
●兵員1
УП調査報道:ウ軍は24年~25年にかけ空軍→歩兵へ大規模な配置換え。最近のスィルスキー令(1/11)では5000名が対象。ウ軍参謀本部:前線の兵員不足は深刻であり他の兵種・兵科から歩兵への配置換えを余儀なくされている。ただし!高度熟練スペシャリストや外国製兵器の訓練を外国で行った者については飽くまで対象外。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/14/7493500/
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/14/7493506/
●兵員2
米サリヴァン:ウ軍の人員不足は深刻、徴兵年齢引き下げざるを得ないであろう。(※現状は25歳)
また、先にトランプ次期政権の安保担当補佐官ウォルツ:ウは徴兵年齢を18歳まで引き下げ10万単位で兵員補充し戦線を安定させるべし。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/14/7493401/
対してゼレ:先決課題は武器装備不足の解消である。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/14/7493505/
※たださえ支持率下がってる中で徴兵拡大の不人気政策は回避したい(戦況好転できないのは兵員でなく兵器の不足のせいである、とする)ゼレ政権と、せっかく武器送ってもそれを扱う人間がいないじゃないか、こんだけ血税しぼって支援してるんだから不人気政策ではあろうが徴兵年齢引き下げでもして兵員増やせ、という米バイデン政権と齟齬が生じている。
●世論調査
KMIS(キエフ国際社会学研究所):米を信じる40% 信じない23% どっちとも言えず36% ※概して信じているがいろいろ言いたいこともあり
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/14/7493478/
同じくKMIS:EU加盟望む90%、NATO加盟望む84% ただし、どちらかといえばNATOがEUより優先46%、逆22%。安保の渇望。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/14/7493468/
1月7日
↓メモ(こんなんでいいはずないと思いつつ、余裕なく)
〇7-6日
・K
K占領から5か月:参謀本部:露の損失は3万8千うち1万5000が死亡ほか戦車104両
装甲戦闘車575両ほか車両1104台 砲台330 РСЗОが12基 PVOが12 航空機1機 ヘリ3機 無人機859機 特殊機械32ユニット 露兵860人を捕虜に 再度:K作戦の目的は露のスームィ侵攻の予防とバッファゾーンの創設 また本作戦が引き起こした帰結として、露は急遽北朝鮮に派兵支援を要請、1万2000人が派遣されうち4000が無害化された
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492300/
ゼレ:6日でちょうど5か月たったが依然バッファゾーン保持、露の戦力をどんどん減らしていっている この一方面だけで3.8万失った うち1.5万は不帰 強力な部隊をこちらに回した この部隊はウ侵攻に使われたはずであったhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492283/
ブリンケン国務長官、韓国外相との会談@ソウル後:ウのK州の戦略拠点は将来のあらゆる交渉において決定的な意義をもつ 来年実現する可能性のあるあらゆる交渉で材料になる 然るべき安全保障が必ず必要 VVPに「ゲームは終わった」と認識させるためにEnd of the game
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492191/
・沿ドニ
モルドヴァ首相Речан特別記者会見:沿ドニのエネ/人道危機は露政権が人造 露の侵攻プランの一環 支援を求めさせない 地域不安定化、モルドヴァ議会選(秋)での親露政権の樹立、駐モ露軍を統合しウ侵攻に用いるhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492276/
レチャン:露が作り出した危機の中で沿ドニの統合という当初目標を維持 「レ」ちゃん まず露駐屯軍が出ていくべき 紛争を平和解決したいから 我々の目指すところは完全かつ平和な沿ドニ再統合
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492267/
沿ドニの扇状停電導入時間が8時間(4×2)に 住民に節電呼びかける 可能なら暖炉の使用を
露の無料ガスで動いていたモルドヴァの火力発電所が石炭(1月いっぱいしかもたぬ)に切り替えた 3日、扇状停電導入、水の供給にも支障https://www.eurointegration.com.ua/rus/news/2025/01/6/7201939/
・雑
ケロッグの訪ウ(兼・欧州歴訪、含・ローマ、パリ)はT就任「後」に延期(当初1月初)Tチームの初訪ウ
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/7/7492326/
ルカシェンコ報道官:謝罪説を否定 最初期に電話したのは事実としつつ「謝ってない。謝る理由がないから」
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492227/
ウ海軍広報:黒海・ケルチ海峡で時化、ウドローンから橋を守る防護構造が失われ(衛星画像で明らか)、いま復旧に努めているところ 悪天候で悪戦苦闘 半島に燃料を運び込むフェリーが使えなくなったので橋だのみ、燃料運搬車が大量に確認されているhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492209/
・アゼルバイジャン航空機撃墜
Алиев乗員遺族・生存した添乗員との会合で:事故の責任は露人にあると断言す、犯人に処罰を求める、正義を、完全な透明性を、人間らしいふるまいを いまブラックボックスの解読中 近く結果を得て事態の全容が判明すると確信https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492203/
第100独立機械化旅団に猫と従軍している女性兵がいる 勤続3年 リュドミラ 侵攻まではカフェを共同経営 先に同旅団に入っていた親族が調理師が足りないというので一念発起ただし猫を預ける人がいない それで猫といっしょに入営した 名前はグリッジョ(灰色) 2度目のローテーションで東部にいる 炊事班長
グリッジョは幸せか?そう思う。少なくとも退屈な人生ではない 移動、見知らぬ人たち、可愛がってくれる 恵まれた猫だと思う
https://life.pravda.com.ua/society/istoriya-volinyanki-yaka-doluchilasya-do-viyska-razom-iz-kotom-305751/?_gl=117qg8gm_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNjIyNTE1NS4yNTcuMS4xNzM2MjI3Njk0LjQ0LjAuMA..
〇12月30日
Мы больше запоминаем новые и эмоционально насыщенные события
楽しいときほど速く過ぎるがあとで振り返ると新しいこと・感情が動いたことが少ないほど(ルーティンに満たされているほど)内容が少ない、思い出される事項に乏しい、「短い」一年に感じられる たとえば旅行や環境変化(転職、転居)は時間認識を遅速化замедлить
Каждый новый опыт стимулирует мозг создавать больше воспоминаний и впечатлений – поэтому время становится “медленнее” в ретроспективе.
https://life.pravda.com.ua/society/chas-letit-yak-upovilniti-yogo-spriynyattya-u-novomu-roci-305658/?_gl=11vw33wo_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczNjIwODM5Mi4yNTUuMS4xNzM2MjEwMTQ4LjYwLjAuMA.. Ангелина Страшкулич ウクルインフォルム他について書いた 今年も政権と闘った https://www.pravda.com.ua/rus/articles/2024/12/30/7491260/ 30日は一般家庭は計画停電なし https://epravda.com.ua/rus/energetika/energetiki-otkazalis-ot-ogranicheniy-sveta-naseleniyu-30-dekabrya-801487/?_gl=1k18emy_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczNjIwODM5Mi4yNTUuMS4xNzM2MjEwMzY4LjMuMC4w
ウ最大手通信オペレーターКиевстарと米企業VEONがStarlinkとの合意調印を発表 ウで衛星通信Direct to Cellを開始する 本サービスは25年第4四半期~稼働(まずSNS)追って通話、データ送信も可に 世界初(複数) 遠隔地のカバー率向上ほか利点 安定性向上、停電時でも Starlink衛星を用いたDirect to Cell技術
https://mezha.media/2024/12/30/kyivstar-sing-a-deal-with-starlink/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR19d3Vr0ucBs-xT4NQp7vxAVUk5fqMOB-3Qwg50uSEFtN9C5S2-NA55USI_aem_tUtUZiW2jt5J-EMfuFQSCw
ベラルーシ当局、学校でのサンタクロース、英語のクリスマスソングJingle Bells等、を禁止 露の新年祭の伝統の遵守を推奨 ほか西側の伝統を想起させるツリー飾りも禁止 かつてベラではバレンタインデーとハロウィンも禁止にhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/30/7491286/
〇29日
グルジア大統領Саломе Зурабишвили、新選出の大統領Михаила Кавелашвили就任当日(12/29)に大統領宮殿を去る ただし自らの法的正当性は手放さぬ (女史就任は6年前)
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/29/7491195/
アゼルИльхам Алиев:アクタウ墜落機は地上からの砲撃により損傷を受けた 故意の撃墜ではない、ただし、自らが友好国とみなすアゼルバイジャンに対し、公然と罪を認め、適時に謝罪することは、必須の行動である 遺憾ながら事故から3日、露からうろんな風説以外の何も聞こえてきてはいない
(前段:VVPは電話でアリエフに「露上空でアゼルバイジャン航空機に起きた悲劇的事象につき」謝罪する、と述べるにとどまり、露の責任については認めなかった)
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/29/7491210/
露は①アゼルバイジャンに対し謝罪し②自らの罪を認め③実行犯を刑事告訴し懲罰し④国、被害にあった乗員乗客に賠償金を支払うこと、これが我々の条件だ。第1は昨日果たされた。他の条件も果たされるよう願う。いずれも公正な条件であり、何ら特別なものでない。国際慣行に合致し人間として当たり前の行動だ
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/29/7491215/
アゼルバイジャンは元日より露市民のビザなし渡航によるアゼル滞在を90日に制限する
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/29/7491247/
P、2日続けてアリエフに電話(日曜)
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/29/7491240/
〇28日
ゼレとアリエフ電話 ゼレ「写真や動画からPVOミサイルによる撃墜であることが強く示唆される、露は明確な説明をするべき。事態の究明に全面協力するし諸国にも協力を呼びかける」 両国関係を近く活性化しよう
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/28/7491132/
ゼレ、アゼルバイジャン航空機事故についてウ諜報当局の情報をパートナー諸国に提供するよう下命
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/28/7491155/
Газпром:元日より沿ドニへの送ガスを停止する 「Moldovagazの支払い義務の常態的不履行により」
バルカン横断ルート(トルコ経由)https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/28/7491152/
モルドヴァ首相:国際仲裁裁判所への提訴も辞さず
https://www.eurointegration.com.ua/rus/news/2024/12/28/7201500/
вишенкой на торте стало избрание эпатажного популиста Трампа, от которого можно ожидать чего угодно.
よくはなかった――最大速度で領土が失われ露は枢軸を強化し西側は不決断と不徹底、エネルギーテロと停電、人員の払底――だが重苦しく憂鬱な一年になることは24年年初時点で判明で、その通りのものになった、という意味では、「失望」の年ではなかった、むしろ誰が一番失望したか、敵側であろう シリアでお友達が倒れた 戦果も自分が期待したものよりはるかに少なかった 侵攻当初の「最低限」も結局達成できなかった(ドンバス全域占領)人も鉄も大量に失った 「ポクロフスクがやばい(by西側メディア)」は晩夏ごろから言われていたこと ハリコフ侵攻も頓挫した K州奇襲は寝耳に水 露のイメージ大幅ダウン いまだ放逐かなわず 総じて24年はウ軍にとり極めて過酷な、露侵略軍にとり相対的に実りあった一年 ただしその実りは、クレムリの期待から程遠い 国際場裏でも同様の図柄 然り、ウは最初の4か月最大の支援国である米の支援停滞で苦しい孤独な戦いを強いられた 然り、ウは第1回平和サミットでグローバルサウスの取り込みに失敗した だが最悪のシナリオをたどったとも言えない ①24年も財政/軍事支援は続いた(遅延と不足はありとも) ②グローバルサウスはウになびかなかったが露のほうでもその取り込みには成功していない インドほか重要プレイヤーは中立を保っている 動員強化法は不評であった 「過剰」「不十分」両方の批判 だがそれで大規模内破にも至らなかった(モスクワはそれを期待した) 前後問題(前線と後衛の温度差)も対立→破局にまでは至らず いろいろあったがクレムリが最も期待したこと、ウ政権の非合法化、これは奏功しなかった たくさんの時間と力を注いでウ憲法を研究して24年5月にウラジーミル・ゼレンスキーの権限は切れるというナラティヴを開発・推進したのに西側はおろかサウスさえ無理筋な主張ととった 何より、ウ国内に支持を見出さなかった これはバンコヴァヤの勝利であり野党の貢献でもある いかにゼレが嫌いでも国家そのものへの攻撃と軌を一にするゼレ攻撃には同調しなかった、その一線を超えなかった
従って、24年をウにとり壊滅的(カタストロフィ)と呼ぶものは、あり得たかも知れず、だが現実には避け得た、様々な壊滅の可能性を忘れるものだ なるほど厳酷であり暗鬱な一年ではあったかもしれぬ、だが結果、ウは潰れなかった、ウはまだ武器をとり立っている これをもってウの耐性は底なしであるとかウは永遠に戦えるとかいうのは違う 近くきっとドネツクルガンスクマリウポリセヴァストポリを解放できるとも言わぬ だが25年世界が引き続きウ露戦争(とその可能な幕引き)の展望を議論する際にウは主体である、客体ではない 苛烈極まりない24年のあとに残ったものとして、これは決して小さくない
Михаил Дубинянский
https://www.pravda.com.ua/rus/articles/2024/12/28/7490774/
〇27日
第2回サミットはいつ?準備はできているがпросто событие ради события не нужно成果をもたらすものにせねば、そのために頑張ってるhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/27/7491055/
地下学校139校を建設中 専門学校も数十 全部完成するのは25年9月1日
ザポロージエに第1校が開校(24年12月)もう1校も予定 ほかハリコフ、ニコラエフでも
https://life.pravda.com.ua/society/skilki-pidzemnih-shkil-ta-proftehiv-buduyut-v-ukrajini-vidpovili-u-mon-305628/?_gl=1j5yfsv_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNjIwODM5Mi4yNTUuMS4xNzM2MjE1NzQzLjYwLjAuMA..
KMIS12月前半:T氏勝利は戦争終結を近づいた45%(大幅に15、多少30)遠のいた14%(大幅に5、多少9)
Tのもとで公正な和平は可能か?完全にウにとり公正7% 完全にウにとり不公正11%
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/27/7490967/
1月6日
メモはる↓
〇5-6日
3時間超を録音(1/5本人Xで発表)
Lex Fridman (Алексей Александрович Фридман) 米ученый и интервьюер(украинско-еврейское происхождение)タジク生まれ、モスクワ育ち 18年Podcast開始 過去にТрамп、Маск、ベゾス、ザッカーバーグ、ネタニヤフも 22年夏訪ウhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/4/7492050/
ゼレ、米ポッドキャスター Leks Fridmanのインタビュー
・T就任後まずTと終戦について話す もし米大統領が強力な安全保障を提案してくれたなら露人とも話そう この方式だけだ すぐ3人座って話すとはいかない
VVPの自発的意欲を待つのでなく、強制しねばhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492158/
・VVPは実質聾者、うしろ禿、マンモス マスクと全然違う ヴォルデモートと同じ、それについて話してはならない 話をすると彼は主体化され(その主体化によって滋養を得、生きはじめ)、光の中に引き出される
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492147/
・戦争終われば空が開ける、キエフの国際空港に商用機を迎えられる、Tは飛行機でウに飛来する最初の米大統領になることができる(象徴的)https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492146/
政権は支援の悪用の試みに厳処している 国際支援の大部分は金でなく武器の形で供与される
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492148/
開戦後2-3日めにルカシェンコは電話でベラ領土からの露ミサイルのウ攻撃につき謝罪し「あれは私ではない、Pがやっている」Мозырский製油所攻撃を提案した
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/6/7492145/
米よ、露の侵攻を確信しているというならその証拠は要らない、予防的制裁を発動して露をビビらせてくれ、戦争がないように と頼んだ もし国境をこえたら、もし殺し始めたら、制裁を課します、ではなくて
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/5/7492143/
マスクをリスペクトしている 独立独歩の人間を尊敬する 働いて金を稼いで仲間を集めて重要なことをなした 彼と自分を比べるわけではない(彼はイノヴェーションの世界のリーダー)だが私も同種の人間だ こういう人たちが世界を前進させる かれのなした事績をリスペクトする 戦争についていえば、Starlinkは大助かりだった そのことに感謝する マスクが最大限我々再度についてくれることを切望する また彼の来訪を
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/5/7492142/
就任式に行きたいのはやまやまだが戦時下で当人から直接の招きもないのにいけない 招かれてもないのに外国に出かけるPみたいなことは自分はしない 私の警護のことでも負担をかける とはいえ招いてくれれば必ず行く、夫婦でhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/5/7492141/
北朝鮮兵、1万2000人が来て3800人が死傷した もう3-4万、あるいは5万連れて来られる可能性あり
なお現在欧州最大の軍はウ軍98万人、2位は仏で20万人(4分の1)
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/5/7492140/
ブダペスト覚書、ウのパトロンは米露英 のち仏中(核保有5か国) だが今では判明、何らの安全保障でもなかったと これを思いついたやつを全員つかまえて牢屋に入れたい
ドンバス一部とクリミアの占領後数年で3度ウはブ覚書参加国に書簡を発出、ウの領土一体性侵害の際は協議を行うとある、緊急に協議せねばならない、米英露仏中。だが誰も来なかった 公式書簡に返事もなかった 何らの協議も行われなかった これら諸国はウなどどうでもよかったのだ なお22年2月後も書簡を発出し協議を呼びかけたが誰も返事をしなかった 紙切れに用はない 口約束は信用しないмакулатура
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/5/7492138/
キシニョフは12月時点でガス電力購入支援を申し込んだがティラスポリは無視した
露ガス停止の際はルーマニアの取引所で購入するよう提案、
https://www.eurointegration.com.ua/rus/news/2025/01/5/7201862/
ガスプロムから無償のガス供給、ティラスポリ政権を存続させ、モルドヴァとウクライナの経済成長を阻害してきた 今次のガス危機で終止符?キシニョフ・キエフ・欧州の協調により沿ドニの脱占領とモルドヴァへの再統合も夢物語ではなくなりつつある まずは人道危機の回避を 1月半ばに危機は深まり1か月後にピークを迎える まずガス火力が停止し戸建て地区が断熱(皮肉にも、92年以降ソビエト各地から移住したのでなく、もともとから当地に住んでいる、いちばん親欧的人口のエリア)同一線上の集合住宅も ガス備蓄設備なし 流れてきた分だけ使う 全土の学校が断熱、オンラインに 病院は一部まだ動いているが、地域により10~20日でこれも不可能になる 親露プロパガンダは2つのメッセージ:①悪いのはキシニョフとアメリカ!露は正しい!②モルドヴァはもっとひどい!(フェイクニュース込み) ただしモルドヴァが芳しくないのは本当 2日は正月イルミネーション消灯、ショッピングモールは消費電力3割減、エスカレーター停止 モルドヴァは電力の多くを沿ドニから買っていたから(ドニエストル左岸の火力@露の無料ガス。今次のことで右岸への送電は停止)→ルーマニアで買う。ただし⑴高い⑵十分な送電キャパない(送電線) このまま冬越しできるか?2つの要素による:1、天候 2、露による破壊 というのもルーマニア→モルドヴァの送電線の幹線はオデッサ州を通る モルドヴァは来年送電量強化、だが現状は節約と運頼み、ブラックアウト予防のためのリスク管理 ところが沿ドニではむしろ誇示するように電力を使っている ティラスポリの映画館はエアコンがんがん炊いてる 電気ヒーターの使用を推奨 ガスないのにどうして電気が? 非常用燃料として、重油と石炭でも動く 石炭備蓄はたしかにある 占領前に2013年ドンバスから運び込んだもの(補充不可) 公式データでは50日分 だが現実は甘くない 今まさに起きつつあること 元日時点で火力発電は全面停止し温水供給も止まった そのすべてを電力で代替する ちょうど1日はティラスポリ他全土で温暖 だが2日晩早くも緊急停電の報 暖房需要が増したため これからいよいよ寒くなる 多年にわたる「ガスはただ」の習慣 建物の作りも熱を逃がさないようになっていない なけなしの電気を使っていえうちでなく単に外気を温めることに 石炭の減りが早く、今月中にも電力供給を制限する、して露からのガス供給も再開しないなんら、沿ドニはガスなき暖房なき電力なき孤島となる モルドヴァでは直前まで「露はガス止めない」との考えが支配的 22年以降露ガス買っていないモルドヴァには2次的な影響しかないが露の支配下にあり露軍が駐屯し住民の大多数が露旅券をもつ沿ドニは直撃 ひいては「独立」が危殆に瀕する ひと冬を物理的に越えるために余儀ない選択に走るかも これはまさかクレムリの利益になるまい 露の目論見は?モルドヴァにとり耐えがたい危機をつくり西側をしてウを説得せしめトランジット再開させる 露にとり年60億ドルの利益 それにより沿ドニがもっと苦しもうと知ったことか だがトランジット終了は歴史的快挙・地政学的大金星とのコンセンサスがゼレ周辺にあり覆るまい あるいは2025年モルドヴァの国政選挙を見越してか 電気料金の高騰やあわよくば沿ドニからの流民殺到で現政権への不満を高める モルドヴァに親露政権を樹立する、対価の価値あり すればモルドヴァのEU加盟の流れは止められる せっかく再選されたサンドゥは「英国女王」のようなお飾りに 死活的物流路も不通に!(O州パランカ経由の陸路) だが情報戦争、危機がモルドヴァ政府の手腕と無関係に露が人工的に作り出したものと知れたら 実際そうなのだ 露はウトランジットが終わってもトランスバルカン代替ルートで露本土からティラスポリまでガスを送れる 元日時点で供給余力はあり、それは沿ドニの需要量を上回っていた だが露はガス戦争の路線を選好した モルドヴァの宣伝は活発だしガスプロム自身モルドヴァとの訴訟リスク回避のためか慢性的不払い問題のため沿ドニへの供給を停止すると宣言した(20年無償で送ってきたのに!) 沿ドニの親露メディアは露は悪くない!悪いのはサンドゥ政権とウのトランジット閉止を教唆したアメリカ! モルドヴァは正念場だ、彼ら流民をどう受け入れ、どう支援し、どうコミュニケーションをとるか(彼らは選挙権もつモルドヴァ国民で(も)ある) EUもモルドヴァ世論を自身のがわへ ウもソフトパワー行使できる だがもっと直接的な支援も可能 石炭が尽きたら代わりの燃料を供給する 冬が越されるまで 大した容量ではない だが大感謝だ 梃子 その資金も欧州予算から Grain from Ukと同様、アフリカの最貧国へ穀物供給するかはり欧州諸国が国家予算からコンペンセイション これで意識が屈折するか! 露がガス止めた、閉じ込めた、ウが救った! (E戦争と情報戦争の同時並行。支援は行う、その際にどんなメッセージとともに) 25年選挙が終われば露はトランスバルカンのガス供給を再開するのか?だがその規模は従前どおりか? 冬を越えてもエネ危機は残る 露からの無料ガスは沿ドニの「独立」の基礎の基礎 無料で得たものを市場価格でモルドヴァに売る収入が国家歳入の本質部分を占め、安いガスにより沿ドニ企業はかろうじて競争力を持ち、安い電気と暖房によって住民は社会保障の幻想を共有した 再統合のプロセス? サンドゥは選挙が終わるまではひとまず露に洗脳されたゾンビ市民に投票用紙を配りたくないだろう 議会選後いよよ再統合プロセス走り出すか
https://www.eurointegration.com.ua/rus/articles/2025/01/3/7201744/
Сырский:155機械化旅団の大規模任地放棄をきっかけに有名になった無人システム部隊の能力拡大に関心を払ったhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/5/7492102/
→5の夜、103無人機 61撃墜、42「LP」
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/5/7492082/
ウ軍5日朝よりK州スッジャ地区で攻勢開始 先にスィルスキーK視察
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/5/7492091/
ISW:露軍ここ数週間бронетехники利用を少なくしている 戦線のアクティヴな区画での襲撃で 10・11月のтехникиの著しい損耗とソビエト時代の蓄えの枯渇により и истощения советских запасов. 歩兵の襲撃を第一とし、この支援に装甲車両を使うように また電動スクーター、オートバイ等
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/5/7492068/
〇4日
→4の夜、81飛来、34撃墜、47LP
24年、ウ軍は3600 км²のコントロールを喪失 特に11月は1日20 км²あまり
2023年は540 км²失い430 км²を解放した DeepState
6月– 100 км² в месяц и 3,4 км² в сутки
7月– 160 км² в месяц и 5,2 км² в сутки
8月– 370 км² в месяц и 12 км² в сутки
9月– 400 км² в месяц и 13,4 км² в сутки
10月– 560 км² в месяц и 18,7 км² в сутки
11月– 610 км² в месяц и 20,3 км² в сутки
12月– 510 км² в месяц и 16,45 км² в сутки
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/4/7492042/
沿ドニで扇状停電 ガス代替の石炭は1月分のみ
〇3日
ゼレ:新年3が日で300無人機20ミサイルhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/3/7491950/
沿ドニはモルドヴァの提案を蹴って 欧州でのガス購入提案を 依然としてガスプロムからの供給再開に期待
「より高く・不安定な」価格でガスを買うことになる、と
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/3/7491929/
南ブーフから70トン植物油 を吸い出し 12/28の露ドローン攻撃で貯蔵庫損傷し流出、以後6日間で 油濁 ニコラエフ 1500トンが流出https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/3/7491924/
KMIS 12月前半
一定の領土譲歩を甘受」勢 10月初32→38へ
いかなる領土譲歩も甘受しない58→51
また24年6月導入、和平案(パッケージ)3種
「終戦の形態が各種ある。いま一つ一つ読み上げる、それをどう思うか言ってほしい。「これは容易に同意できる」「苦い選択肢だが、全体として許容はできる」「これは到底受け入れられない」の3種から。
№1:露は現占領地全体の支配を維持する・ウはNATO加盟を断念する・ウはEU加盟国となり復興のために必要な予算を全面的に西側から取り付ける
№2:ウは公式には認めないが、露はZ,Kh,D,Lの各州およびクリミアの占領地の支配を維持する・ウはNATO加盟国となり真の安全保障を得る・ウはEU加盟国となり西側から復興に必要な予算を全面的に取り付ける
№3: ウは公式には認めないが、露はD,L両州およびクリミアの占領地の支配を維持する・ウはZ,Kh両州全域の施政権を回復する・ウはNATO加盟国となり真の安全保障を得る・ウはEU加盟国となり西側から復興に必要な予算を全面的に取り付ける
1は、支持41%、断固拒否47%(6月:38%対54%)
2は、支持64%、断固拒否21%(同:47%対38%)
3は、支持60%、断固拒否26%(同:57%対33%)https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/3/7491860/
・あとどんだけ戦争に耐えられる?
必要なだけ(いくらでも)耐える57%(開戦~24年2月までほぼ不変で71-73%なりしが。これが10月に63%まで下がり。)「数か月」と「回答に窮す」が増
запас прочности украинцевの低下というよりは、トランプ再選など外的要因の総和による不確定性の増大
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/2/7491712/
9日、第25回ラムシュタイン(在独米空軍基地ラムシュタインで)オースティン米国防総相が議長
ウ国防問題コンタクトグループ=ラムシュタインフォーマット 米主導、対ウ軍事支援調整フォーマット、50か国を束ねる ほとんどがNATO加盟国 ウ国防相:T時代も存続を
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/3/7491858/
開戦以来花火打ち上げ有罪44件 罰金もしくは禁固、懲役 пиротехника
違反件数は年々増加 22年は僅か5件、23年17件、24年22件
https://life.pravda.com.ua/society/skilki-virokiv-v-ukrajini-vinesli-za-zapusk-feyerverkiv-pid-chas-voyennogo-stanu-305710/?_gl=11ldojh8_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNjEyMTkwNy4yNTIuMS4xNzM2MTMxMzI1LjQyLjAuMA..
・→3夜、93飛来60撃墜26LP 2着弾
・露は11月現在14~18万囚人を参戦させた 他の兵隊より給金が低い 一時金もなし
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/3/7491818/
ISW:クリミアで露ヘリ2機撃滅 黒海におけるウの攻撃力増大で露のクリミア支配が脅かされるであろう 12/31ウの無人艇Magura V5が搭載ミサイルで黒海上空のMi-8を2機撃墜・1機損傷さす(2日GUR発表)
クリミアへの攻撃で露軍の該地域におけるロジ強靭性が失われ (ケルチ海峡大橋の鉄道損傷、鉄道車両や燃料タンク輸送船)https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/3/7491827/
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/2/7491724/
〇3日
2日テレマラソンゼレ夫妻インタビュー
・Kは強力な切り札козырьあらゆる交渉で とりわけグローバルサウスとの交渉に強力に作用した ウ軍が反撃し露領土を占拠しその状態を維持していること、露軍が増員しながらも何もできないこと 北朝鮮兵の動員もむしろ好材料となった その使途は専らK これは連中の戦術的失敗だと思う
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/2/7491817/
・(ウの強いポジションとともに、強い軍と強い武器が残った状態で、安全の保障とともに)熱戦ステージが終了し戒厳令解除されたら選挙できる 2期目出馬するかどうかは戦争の終わり方次第 いま関心事でない
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/2/7491800/
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/2/7491801/
ウガストランジット終了後EU諸国へのガス供給は独伊を通る代替ルートで行われる また、欧州内のガス貯蔵庫からのガス採取отбора газа из хранилищ 25年中はガス問題は生じない 効果的な準備作業と調整により
また22年以降のLNG輸入量著増も奏功 いまガス庫の残量は72%で同時期の平年水準69%より↑
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/2/7491775/
「よきロシア人」への8つの質問
捕虜交換で「よき露人」のテーマが再燃
戦争は「始まった」誰が始めた?VVP一人が悪い?クリミアはそれでも露のものだ(民族自決原則)?結局はクレムリのナラティヴのコピーでないか そこで8つの質問 曖昧な回答は許されぬ、Yes or No、白か黒
1)14年と22年ウにおける露の行動は国際法で犯罪とされる軍事侵略に当たるか。2)ポストVVPリベラル露はウに全占領地を即時返還すべきか 3)ポストVVPリベラル露はウ国民にその犯罪につき許しを請い、自らもたらした損害につきウに賠償を支払うべきか 4)露のウ侵略はVVPの戦争ではなく、露民衆の戦争であり、その目的はウ民族を絶滅させることである、とのテーゼは正しいか 5)露リベラルは今日、ウ軍を支援する必要があるか 6)ポストVVPリベラル露は国際法廷に露の戦争犯罪人を引き渡すべきか 7)ポストVVPリベラル露は自国内の諸民族の自決権を認めるべきか 8)ポストVVPリベラル露は核兵器を保持するべきか
※ウのメディアはスタジオに「よき露人」を招く際にこれら問いを投げかけてみることを強く勧める
元外相(2007-2009)
https://www.pravda.com.ua/rus/columns/2025/01/2/7491637/
2024年ウは電力輸入量を5,5倍増、440万MWhrに ハンガリー39%、スロヴァキア23%、ルーマニア18%、ポーランド14%、モルドヴァ5% ピークは6月 安値のため
スロヴァキアが送電停止の場合はポーランドが肩代わり
https://epravda.com.ua/rus/energetika/ukraina-uvelichila-import-elektroenergii-801570/?_gl=1k0zp52_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNjEyMTkwNy4yNTIuMS4xNzM2MTM0NDM5LjI2LjAuMA..
→2夜、72飛来、47撃滅、24不首尾、1上空
〇1日
年頭演説
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/1/7491560/
軍人の権利保護問題大統領全権Ольга Решетилова最初の課題は軍事オンブズマン法案の採択可決 調整役 役目は現役の軍人の権利擁護「だけ」 兵役義務者についてはラーダの人権担当全権がいる 退役については退役軍人省 権利侵害について既に陳情可能 既に多数来ている
駐屯地を巡視したるんだ司令官を竹刀でぶっ叩く、のでなく、軍人の尊厳を回復し、軍の中心に人間を置く そこが露軍と根本的に異なる点 我々に勝利をもたらす要諦 苦情への回答期限や事務局の員数が法で規定さるべき 常勤150名程度か
※ゼレ12/30任命 軍事オンブズマン 人権活動家オリガ
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/1/7491644/
VVP就任時(25年前)ウ通過ガスto欧州は年間130bcm これが今日、0に モスクワの最大の敗北の一つ
エネルギーの兵器化、パートナー諸国へのエネルギー恫喝、この自らの行いにより露は、最も魅力的で地理的にアクセシブルな市場をまるごとひとつ失った
いま諸国共通の課題はモルドヴァのエネルギー移行期を支えることだ また透明なE政策より露との闇取引を志向する一部欧州政治家(スロヴァキア念頭)の暴言を制止すること 米産ガスの対欧供給増大(Tのいう)を強く望むhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/1/7491636/
Сырский、K方面視察、激励、顕彰 K州の敵損失は3.8万 また700人を捕虜にして189人を取り返した
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/1/7491621/
12月ウは92億ドルを国際財政支援として取得 シュムィガリ 記録的 24年通じて417億ドル うち126が返済不要(грант)grant補助金 今年最大のドナー国はEU、米、日本、カナダ、英国、IMF、世銀
https://epravda.com.ua/rus/finances/v-dekabre-ukraina-privlekla-rekordnoe-vneshnee-finansirovanie-summa-801556/?_gl=112xiqyv_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczNjEzNzYyMS4yNTMuMS4xNzM2MTQwNzU2LjYwLjAuMA.. 大晦日の夜すら露はいかにしてウを痛めつけるかしか考えられなかったわけだ 諸都市に111ものドローン攻撃 63撃墜46目的達せず キエフで1人が死亡 https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/1/7491594/ スッジャを入口、西部南部国境を出口とする天然ガス輸送は停止 今後は0トランジット、ウ国内消費者向けガス供給オンリーに https://epravda.com.ua/rus/energetika/ukraina-prekratila-tranzit-rossiyskogo-gaza-801544/?_gl=1h6sa8x_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczNjEzNzYyMS4yNTMuMS4xNzM2MTQwOTQ3LjU5LjAuMA..
ISW:2024年、4168平方キロを占拠、42万兵士を対価に そのほとんどは平原そして小規模集落
1km2ごとに102人失う 9-11月が最速 占領域の56.5%がこの期間 12万5800人失いつつ
今後は面積拡大テンポは下がる Pokrovskなどより強固に守られた集落を攻める段になるので
12月すでに鈍足に 593km2 1日平均1585人失う
めどвジェフ:24年は44万人が軍に採用されたhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/1/7491569/
国連ウ人権監視ミッション:9-11月露攻撃でウ市民574人が死亡、3082人が負傷
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2025/01/1/7491571/
〇31日
E相Галущенко:フィツォいう送電停止は実現性?EUルールにあまりにもとる 送電停止でむしろスロヴァキア当人に財政打撃 我々は支払っている Sとして年に数億ドルの損失が出る ウのほうはSの分をルーマニアやポーランドから代替調達できるhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/31/7491542/
24年末時点で分散ガス発電967MWが接続 835が既に稼働 エネ省 今季暖房期中にさらに900MWが接続予定 今期中に0.9~1.8GWの追加ガス発電が利用可能に ゼレのGW」の実現
https://epravda.com.ua/rus/energetika/minenergo-v-ukraine-podklyuchili-pochti-vsyu-generaciyu-iz-gigavatta-zelenskogo-801537/?_gl=115u6htk_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNjE0OTMwMy4yNTQuMS4xNzM2MTQ5NDk1LjU5LjAuMA..
ウ空軍:24年中、ミサイル1300発、無人攻撃機1万1200、同偵察機3200、航空機40、ヘリ6を撃墜
24年は前年よりも死活的インフラへのミド使用が著増 本物のシャヘドを模したデコイも大量に出現(PVO過負荷・圧迫のため)https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/31/7491527/
Буданов:2025年は露による光ファイバーFPVドローン使用への対抗策を見出さねば ドローン戦争には勝利しつつある だが露は光ファイバードローンの利用を大規模化しつつある 電子線で妨害できない大問題 これが大規模使用された場合の対処法を導出せな 全体として25年はウにとり24年より良い年になる 24年年頭に記者に問われたとき正直に24年は非常に困難な1年になると言った 25年についてはだいぶ楽観的である 旧年より確実にいい よいニュースがいろいろあると期待したい 露は経済について非常に困難な決断を迫られるだろうhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/31/7491522/
オデッサ映画スタジオからヴィソツキー像撤去 スタジオ敷地内へ
https://life.pravda.com.ua/culture/v-odesi-demontuvali-pam-yatnik-visockomu-305679/?_gl=1hltoar_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNjE0OTMwMy4yNTQuMS4xNzM2MTQ5NTY0LjYwLjAuMA..
bet月karyu日
やや古い話題。あとで読もうと思って積んどくになってた記事(のうち時宜を失していないと思うもの)をここに取りまとめる。(一部)
〇兵士と銃後の女を結婚させる(10月30日)
国民アプリ”Дія”(ぢや、と読む)の「オンライン結婚」機能がTIME誌の選ぶ「世界・発明品オブザイヤー2024」Apps & Software部門で入賞。アプリ通じて求婚→応諾→Webexで結婚式(司会者付き)。戦争で離ればなれになった二人のための。既に110万人が利用。
※”Дія”はユニークユーザー2100万人突破、24証明書、30サービス
※本サービス(オンライン婚姻)始動24時間で2か月先まで予約パンパンに
https://epravda.com.ua/rus/news/2024/10/30/721238/
〇ウクライナ人の約半数が喫煙者(11月30日)
煙草:ウ人の四半数(25.9%)が煙草を毎日のむ。性別は、男45.6%、女15.5%。
酒:過去12か月に月イチ以上の頻度で酒を飲むだ人、40.4%、飲まなんだ人、53.4%。一番多いのは蒸留酒(ウォッカやコニャック。まぁウォッカか)、次いでビール、次いでワイン。
KMIS(キエフ国際社会学研究所)23年11月の調査。
https://life.pravda.com.ua/society/skilki-ukrajinciv-kuryat-ta-vzhivayut-alkogol-rezultati-opituvannya-305150/
〇「露」または「露市民」と聞いて何を連想する?(7月18日)
・「露(Россия)」と耳にしてネガティヴな連想が走る人、94%、ニュートラルもしくはポジティヴ5%。
・「露市民(простые жители России)」ときいてネガティヴな連想が走る人、80%。ニュートラルもしくはポジティヴ、6%。
・それぞれの単語につき、それを耳にしたとき、ぱっと思いつく単語/フレーズを言ってみて。
⇒「露(Россия)」→「侵略者(агрессор)」「敵(враг)」「憎悪(ненависть)」「占領者(оккупант)」「人殺し(убийца)」「戦争(война)」「放送禁止用語」「人非人(нелюди)」「瞋恚(ярость)」
⇒「露の一般市民(простые жители России)」→「放送禁止用語」「人非人(нелюди)」「生ける屍(зазомбированные)」「蒙昧無知(необразованные)」「敵(враги)」「馬鹿(тупые)」「ふつうの人たち」(обычные люди)
地域別:南部・東部だと「一般市民」との言葉に中立もしくは肯定的な連想を持つ人もやや多いが、それでもネガティヴが75%
KMISの24年2月・5月の調査。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/07/18/7466264/
〇ゼレンスキーは民主主義の推進者か(6月4日)
ゼレンスキー時代(19年~)に民主主義は「後退した」43%「前進した」19%「変わらない」29%。
KMISの24年5月の調査。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/06/4/7459090/
〇ウクライナ語熱の退潮(7月11日)
「母語はウクライナ語」と自認する児童生徒/保護者/教員の割合が昨年より減少。それぞれ91→74%、93→82%、94→86%に。
教員に聞きました、授業はウ語オンリーで行っていますか。「Yes」78%(昨年82%)
同じく、休み時間もウ語オンリーですよね?「Yes」69%(昨年74%)
24年4-5月の調査。
https://life.pravda.com.ua/society/uchni-ta-vchiteli-stali-menshe-rozmovlyati-ukrajinskoyu-pid-chas-navchannya-ta-u-pobuti-doslidzhennya-302622/
12月27日
〇露による民間機撃墜(カザフ)
ロイター、Euronews:アゼルバイジャンの事故調査チームの暫定的結論(内部情報)によれば、本件は露PVO「パンツィーリS」による撃墜。バクーは露の自認と謝罪を待っている。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/26/7490880/
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/26/7490825/
〇世論調査
在外ウクライナ人は国政選挙の投票権「ある」67%、「ない」28%(12月上旬)
ただし、今回の場合、在外者が多すぎ、在外公館(各国のウクライナ大使館・領事館)では受け入れきれない。現実性には疑義あり。期日前の郵便投票は介入・悪用・不正の余地あり。ネット投票も同様。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/26/7490759/
12月25日
メリークリスマス!どどどど・・
というわけで12月25日早朝、ウ全土に露ミサイル/ドローンによる大規模複合攻撃、狙いはエネルギー施設。寒い季節に一般市民の熱源光源を奪うことを明確に意図した糞テロ。184飛翔体うち113を撃墜、即ち71もに所期目標達成許す。特に火発の被害甚大。一時はウ全国全世帯の実に半数が停電。このようなことに読者は「またか」だろうか。「またその話か」か。慣れるべきでない。都度慄然とせよ。怒れ。許すな。忘れるな。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/25/7490671/
https://epravda.com.ua/rus/energetika/do-poloviny-naseleniya-budet-bez-sveta-v-sredu-25-dekabrya-801323/?_gl=11xyy405_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNTE3MTMwOS4yMzkuMS4xNzM1MTcxODU3LjQzLjAuMA..
〇露が民間機を撃墜か
カザフスタンで民間航空機が墜落、少なくとも38人死亡。露がまた誤って地対空ミサイルで撃ち落としてしまった疑いが濃い。
詳細:アゼルバイジャン航空のバクー(アゼルバイジャン)→グローズヌィ(露チェンチェン共和国)便が(どういうわけか)カスピ海対岸のカザフのアクタウ郊外で墜落し乗員乗客67人(アゼルバイジャン42人、露16、カザフ6、キルギス3)中38人が死亡。当時グローズヌィにはウクライナのドローン攻撃が行われており露の防空システムが作動していた、その中で誤って撃墜してしまったものか。機体に地対空ミサイルによる撃墜に特徴的な痕跡あり、生還者の機内撮影動画ほか傍証多し。
ウ国防省偽情報対策センターは本件を露による撃墜と断定。露の過失は多重であり、①撃墜行為そのもの②GPSジャマーで操縦を困難に③グローズヌィ上空に飛行禁止区域を設定すべきところそれをせず④損傷した当該機をグローズヌィに不時着させ人命救助すべきところカザフスタンに向かわせた。
真相究明が待たれる。調査主体はアゼルバイジャンやブラジル(当該機のメーカー)となるため、露の隠匿や虚偽を免れ公明正大・客観的な調査結果が得られる期待あり。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/26/7490733/
https://meduza.io/cards/na-obshivke-ruhnuvshego-v-aktau-embraer-vidny-sledy-pohozhie-na-povrezhdeniya-ot-porazhayuschih-elementov-rakety
(※何:何やら露の周りで船がやたら沈む。アゾフ海のタンカー2隻座礁+重油流出エコ・カタストロフ、スペイン沖で在シリア露軍基地からの引き上げ船が沈没に続いての、これである。
痛ましい事件だが、起こってしまった以上、期待されるのは、滅びの加速である。中央アジア諸国との関係悪化、商用便の露空港利用忌避、露の全般的なイメージ悪化(その安全性への疑念の広がり)、膨大な機会損失、経済凋落。)
〇ウクライナのクリスマスは12/25
これまでウの多くの人がソ連式に(また露と同様に)1/7に降誕祭を祝っていたが、侵略以後の厭露・断露・絶露の流れから、昨23年にウクライナ正教会が暦法をユリウス暦から新ユリウス暦(グレゴリウス暦に一致)に切り替える決定をし、降誕祭は12/25ということに。世俗の方でも祝日が1/7から12/25に切り替えられた(ゼレ大統領令)。
だが、こういうのは習慣である。伝統とか文化といってもいい。去年まで1/7に祝っていたものを、今年から12/25にしましょうといって、そんな急に切り替えられるものだろうか。
切り替わるものらしい、意外に、鋭角に。УПがウクライナ市民のGoogleにおける検索クエリを分析したところ、「降誕祭」というワード(言語問わず)による検索回数のピークは、かつて1月初週だったのが、23・24年は12月最終週であった。
とはいえ、これだけだと、検索の「理由」までは分からぬ。どちらの日付で降誕祭を祝うかとは無関係に、単にどの日が休みでどの日が仕事(学校)かを調べただけかも。
そこで補助線として、「寒爺」と「聖ニコライ」の、どちらでより多く検索がかけられているかを比べてみる。寒爺はДед Мороз、我々がサンタクロースと呼ぶキャラクターのソ連/露的な形象・呼称。聖ニコライ(Святой Николай)は、同、西欧的。
紫が寒爺、緑が聖ニコライ。2010年ごろまで寒爺が圧倒的だったのが、ここ10年で徐々に聖ニコライが上がってきて、22年(全面侵略開始)で跳ね上がり、今は70%水準である。聖ニコライによる寒爺の駆逐。
むろん地域差あり、オデッサあたりは今もほとんどが寒爺で検索している(三角形の頂点付近)。こう見ると「サンタクロース」は全然いない(左端)。
ウクライナ人が検索エンジンで何をどんなふうに探しているかは商業的にも価値ある情報である。ケーキやプレゼントの潜在的購入者の関心動向に合わせて企業は宣伝を打つはずだ。企業の宣伝(コマーシャル)がまた人らの関心を喚起する。この循環により「脱・1/7」は加速する。
https://epravda.com.ua/rus/weeklycharts/rozhdestvo-kotoroe-nas-izmenilo-v-ukraine-ostaetsya-vse-menshe-russkih-tradiciy-801310/?_gl=1kuxewf_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNTE3MTMwOS4yMzkuMS4xNzM1MTcxNzMxLjYwLjAuMA..
※寒爺の読みは「かんじい」もしくは「さむさのおきな」。この訳語について何丘は特許を出願中である。
※なお、ボルシチを「赤汁」とする訳語も特許出願中。あの禿のテロリストを「頓風珍」「VVP」「裏地見る人」と呼ぶのも、私の発明である。
〇露人の一番の願いは世界平和(けっ)
全露世論調査センター(御用調査機関、独立性なし)によれば、露人の寒翁への願い事は、「世界平和」と「SVO終結(または勝利)」が一番多く、初めて「家族や友人の健康」を上回った。
「世界平和」18.5%、「SVOの平和/勝利」17.5%、「家族友人の健康」12.5%
https://meduza.io/news/2024/12/23/vtsiom-v-pisme-dedu-morozu-rossiyane-poprosili-by-mira-vo-vsem-mire-ili-okonchaniya-svo-takih-otvetov-bolshe-chem-pozhelaniy-zdorovya-blizkim
12月25日
〇新兵器
ウ軍がモスクワまで飛ばせる国産ミサイルの開発に近づいている。巡航ミサイル”Трембита”これはトレンビータと読むのかなぁ、実験は最終段階で、近く量産開始の計画。
西側は西側製長射程兵器のウによる露本土に対する使用(この誰が誰に何をが煩雑なので単にCHUMSと呼んでいる)を渋るしそも西側の対ウ軍事支援いつまで頼れるか分からない、今のうち自前の攻撃力を保持するにしくはなし、ということで、ウは現在ミサイル開発計画を複数走らせており、うちの一本であるらし。
トレンビータの特徴は低価格・高機動とのことで、20-30㎏の弾頭コミで1発1.5万ドル、デコイ(囮)ヴァージョンなら3000ドルと安上がり、飽和攻撃しかけて敵防空網を消耗させるのにもってこいの代物であると。УП
〇舌戦
ゼレンスキーを一方オルバン(ハンガリー首相)&フィツォ(スロヴァキア首相、両人で欧州内の親露枢軸を形成)を他方当事者とする舌戦はもう完全に節度を失してしまった。ゼレ24日晩方の国民向け定例ビデオメッセージで「俺たちは命のために戦ってる、フィツォはカネのために戦ってる。それも、国(スロヴァキア)のカネのためですらない。Pと日陰で交渉して国益を売り捌きてめぇのポケットをふくらませている」УП
〇戦況
・ISW:露軍司令部はPより司令を受け取っている模様、都市制圧より面積面での達成を優先するようにと。戦略要衝Покровскの攻略は後回しにして広開地を前進して小村落を落としていき、とにかく支配面積を広げる(〇〇km2を“解放”しました!と言えるように)こと、と。УП
・ゼレ:K州での朝兵の損失すでに3000人超。УП
○世論調査
民主イニシアティヴ基金とラズムコフセンターが12月上旬行った調査。
・NATOについて
ウ領土一部が露の侵略受けた状態でのウのNATO加盟「支持」47%「支持しない」36%
露の再侵略を排除し得るのは「NATO加盟」60%「再度の核武装」39%、УП
・K州作戦について
K州作戦はウの交渉ポジションを「強化した」41%、УП
〇世論調査②KMIS
核武装に「賛成」73%「反対」20%
※94年ブダペスト覚書(ウが露米含む列強による安全保障と引き換えに核放棄)締結当時、ウは「非核国となるべき」50%「核武装すべき」30%回答に窮す20%(別の調査で「核保有維持賛成」29%「ウ国外への核兵器搬出を支持」42%回答に窮す29%、УП
〇露と原発(輸出)
露はAI関連産業(データセンター等)や途上国の成長に伴うエネルギー需要の高まり受け国外で10あまりの原子炉を建設中、燃料供給その他サービスを含めれば実に世界54か国(含:バングラデシュ、中国、エジプト、インド、イラン、トルコ)の核関連案件に関わり、得意の原子力部門でグローバルな影響力の強化をはかる。これに対し米欧は露核燃料への依存低減に務めるが欧州でもハンガリー・スロヴァキアは原子力部門への制裁に反対。FT、УП
12月23日(その2)
〇VVP
VVPの最近のお気に入りナラティヴ「2022年2月24日よりもっと早くに侵攻すべきだった」。クレムリの御用記者Павел Зарубинへのインタビュー(22日)でも言ってたし露の俗悪TV番組「VVP総統と帝国臣民の架空対話」でも「人生やり直せるならもっと早くSVO(特別軍事作戦)始めたい」と述べていた。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/23/7490313/
〇VVPの仲間たち
Алишер Усмановだの Олег Дерипаскаだの露オリガルヒ(Pとつるんで露の富を寡占している超富裕層)は西側の制裁を受けながらも西側と商取引を続け着々と富を増やしている。西側の対個人制裁がそいつの所有する企業にまで及ぶのは、そいつの持ち株比率が50%を超えている場合に限る。つまり、ある会社における制裁対象者Aの(または、同様に制裁対象であるAとBの合計)持ち株比率が50%を下回る場合、その会社は西側と問題なく取引を続けられるわけで、そのために、AやBは自身の持ち株を親族その他に譲渡し(通例、買い戻し権つきで)、名目上の比率を下げるという操作をする。このやり方で例えばДерипаскаはアルミニウム生産大手”Русала”の実質支配をつづけ、同社が西側で上げる利益によって自身のPMC(民間軍事会社。ワグネルみたいな)を飼い、ウ侵略戦争に投入して戦わせているそうだ。同人の資産は22-24年で1.5倍に成長している由。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/22/7490282/
〇IMF:予想したよりひどくない冬
IMF(国際通貨基金):24年のウクライナの実質GDP成長率は+4%の予想。冬季電力不足による経済的影響は当初予測よりも軽微。その要因は、企業の自家発電への投資、欧州からの電力輸入拡大、発電設備の修理と追加、分散型ネットワークの構築、これらが奏功した。
年末時点の物価上昇率は1ポイント上方修正→10%に。
なお、IMFの近未来予測、ベースシナリオではウ戦争は25年末に終結、ネガティヴブシナリオだと26年半ば。
長期融資制度(EFF)ver.6、УП
〇人が足りないので……兵を使いまわす
英紙Guardianの21日付報道によれば、ウ軍の前線の人員不足は深刻であり、露の爆撃から兵士や市民を守る使命を帯びた防空部隊からさえ人員を割いて、歩兵に仕立て直して戦場に駆り立てている。高度人材の空費、さらには、こうした人材が露の捕虜となった場合に、ウの防空システムの位置情報やその戦術について、機微な情報が敵側に渡ってしまう、との懸念・批判あり。
これに対しウ軍側、前線の人員払底と各兵科からの人員拠出→歩兵化については事実と認めつつ、①それにより都市防空が脆弱になることはない②特に西側で教練を積んだ西側防空システム(Patriot、NASAMAS、Iris-T)のオペレーターは、一人も歩兵化していない、と釈明。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/21/7490153/
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/21/7490130/
〇人が足りないから……ロボット兵がんばる
ウ軍が無人システム(迫撃砲搭載車+FPVドローン)のみを複合的に使用した地上攻撃を実施し戦果を挙げた由。人員不足を補うため戦闘のハイテク化/イノヴェーション導入を志向するウ軍と、猪突猛進・人海戦術の露軍の対照が鮮明な例。ISW
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/21/7490098/
〇さよならKさん好き…
X(旧Twitter)とかいう糞SNSで人気だった(と認識。)コルスンスキー駐日大使が更迭された(他、多くの大使らと同時に)。後任については情報なし。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/21/7490124/
〇本のはなし①ザル自伝
ウ軍の前総司令官で現在は駐英大使のザルージヌィが本を出した。題は「わが戦争」。執筆開始は総司令官の任にあり春季反転攻勢を準備していた23年3月という。
「わが戦争」「われらが戦争」「かれらの戦争」の3部作の第1作という。青少年に読んでほしいビルドゥングスロマン的自伝であって、「自己の恐怖との/夢の実現を阻む人たちとの/障壁となる状況との戦争」を描いたもの、であると同時に、ウクライナが国家として戦った戦争の軌跡でもあるそうだ。必読。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/20/7490000/
〇本のはなし②白夜
ドストエフスキーの短編「白夜」が米欧のZ世代に人気だそうだ。英国の今年売れた本のランキングで翻訳図書部門4位。空想癖ある冴えない中年男がペテルブルクの白夜(初夏)に運河のところで美少女にあいその後ちょくちょくその子と談す機会あり、おで、おで、この子とそどうちどうにかだってしまうどでは、と鼻息荒くするが、とつじょ現れたイケメンがすいませんいいなずけですつって、待ってたわ・探したよと喃々しつつ、肩を並べて霧の向こうへ消えていく。残されたオッサンの無念。……みたいな話だが、(このほど知ったが)Z世代を語るキーワードにdelusionshipデルージョンシップ(妄想根)というものがあり、特に脈もない相手に空想的に懸想して、最後に現実突き付けられて幻滅する、という現代の若者が陥りがちな人生の失敗の型、これに「白夜」がぴったり重なり「この200年前に書かれたロシアの小説はピタリ俺/私の心を言い当てている!」という感じがするのだそうだ。
https://kz.kursiv.media/2024-12-20/lfst-rtgm-white-nights/
※何:本作は、なるほど一般にドストエフスキーについて人が持つ難解・重厚長大とのイメージとは無縁な小品であり読みやすいが、逆にいうとドストエフスキーの悪いところ(脂ぎったメロドラマ趣味)しかない。全くおすすめしない。昔は、その短さ・軽さから、ドストの入門によいのではと思って後輩らに勧めていたが、これを読んでああドストいけるやんとかって罪と罰に進んでdelusionに陥るよかは、同様に短い「地下室の手記」をまず読んで、口に合えばよし親和性あり「罪と罰」から長編に進みなさい、口に合わなければアナタはたぶん向いてないからもうドストはやめときなさい、ということでよいと思う。それが正しいドストへの入門と今は思う。白夜で入門して罪と罰に挫折して下門というのは人生のムダ足であり何も得るものがない。
12月23日
〇スロヴァキア
フィツォ(スロヴァキア首相、親露反ウ)が22日訪露してクレムリでVVPと会談。ウ戦争の現況・早期停戦の可能性・露スロヴァキア関係について意見交換した由。フィツォによれば今回の訪露はゼレンスキーへの面当て。ウクライナは露産ガスの欧州へのトランジット契約を年内で満期終了し更新しない方針を固めており、スロヴァキアとしては露ガスの安価・安定供給ないと発電困るのでウに訴えるのだが聞く耳持ってくれない、ではプーチンと会ってやる、というわけ。「VVPは、欧州へのガス供給には前向きだ。それなのに欧州がガス供給を受けられないのは、ひとえにゼレンスキーがこれを拒んでいるからだ」とゼレを悪者扱い。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/22/7490279/ https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/22/7490284/
これまたフィツォが騒いでいる:ゼレンスキーは自分(フィツォ)に5億ユーロの賄賂を渡して見返りにウクライナのEU加盟に賛成させようとした。先般のEUサミットの際、ゼレとフィツォが会って話したとき、フィツォは露ガスの欧州供給が止まるとスロヴァキア経済は5億ユーロの損失と被る、と訴えたところ、ゼレは「では凍結露資産から5億ユーロを供出すれば、ウのNATO加盟を支持してくれるのか」と問うてきた。これにはもちろんneverと答えたよ、とフィツォ。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/21/7490101/
※何:なるほどウ領土を横断するパイプラインで露ガスが欧州へ送られることをウが容認すれば、欧州は安いガスを手に入れることができ、ウは通過料金を取ることができる。だが露も受益する。露は自国ガスを欧州に送る対価に何億ユーロも得る、その金でミサイルを作ってウに飛ばす。ウとして侵略国の資金源を断つ行動をとるのは当然のこと。現在のガストランジット契約が24年いっぱいで期限切れを迎えることは公然の事実であり、ウが契約を延長しない可能性はつとに指摘されていた。ゆえに他の欧州諸国はこの間着々と供給源の多角化を進めエネルギーの露依存脱却をほぼ実現している。今更一人でガタガタ騒いで挙句ウクライナやゼレンスキーを悪者扱いするのは恥知らずのバカとしか言いようがない
〇ポーランドとデンマーク
上記フィツォと並んで欧州で親露反ウの枢軸をなしているハンガリーのオルバン首相がこの半年EU議長を務めていたが、その任期がやっと終わってくれる。25年元日から議長国をポーランドが引き継ぐ。25年下半期の議長国はデンマークである。ともに信頼と実績あるウの支援国であり、両国がEU議長を務める25年中に、ウとしてはEU加盟に大きく前進したい。「両国の議長期間はウにとり(ウのEU加盟を決定づける)歴史的なものとなる。ウは加盟に向け、確信にみち・具体的であり・説得的なウの声をEUの全階層(トップから社会まで)に響かせねば」とゼレンスキー。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/22/7490252/
〇リトアニア
リトアニアで今月発足した新内閣が20日、こぞってキエフを訪れた。新任の首相(ウが初の外国訪問となる)以下、財相除く閣僚全員がこぞる(こぞって来る)、寡聞にして聞かぬ。一行はゼレ、ウ首相、外相、議会議長らと会談。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/20/7489995/
〇キエフ
その20日朝、キエフにミサイル攻撃があった。弾道ミサイル「イスカンデルM」5発、すべて叩き落したものの、撃墜片により市民に死傷者(少なくとも1人死亡)。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/20/7489967/
〇アメリカ
バーンズ米CIA長官が訪ウ、ゼレと会談。任期中最後か。ゼレ「この人物との会談はふつう公表しないのであるが(これまでウで米で第3国で何度も会談持ったが公表はしなかった)、最後だから公表する。このかんの協力に心から感謝を。今後も連絡取り合おう。いつかまた会うだろう……ともにそれを目指して働いた現実的かつ確実性ある和平でもって戦争が終わった暁には、必ずまた会おう」
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/21/7490171/
トランプ、演説で:早急にやりたいことの一つがVVPとの対談である。VVPはVVPで早期に私と会いたいそうだ。これを実現せねばならぬ/戦争終わらせねばならぬ/この戦争はひどい。すでに100万人が「死んだ」。俺が大統領だったらそも発生しなかった戦争。俺はウの戦争終わらせ中東のカオスも止める。第3次は起こさせない。いま我々は非常に第3次のそれに近いところにいる。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/22/7490277/
12月20日
メモ
●Medu
18日スマホのYTが遅鈍に(Pイベントと関係あり?)
https://meduza.io/news/2024/12/19/v-rossii-nachali-silnee-zamedlyat-youtube-vozmozhno-eto-svyazano-s-pryamoy-liniey-putina
ロストフ州カメンスク・コンビナートにATACMSとStorm Shadowによる攻撃、露発表では前者6後者4発うち後者1発のみ迎撃できず、ウも同コンビナートを攻撃したことを認める、同コンビナートは露南部最大級の化学工場、ウによれば、同コンビナートはミサイルに使われる固形燃料の製造に特化
https://meduza.io/news/2024/12/19/minoborony-rf-soobschilo-chto-ukraina-nanesla-udar-raketami-atacms-i-storm-shadow-po-predpriyatiyu-kombinat-kamenskiy-v-rostovskoy-oblasti
Путин в ходе прямой линии заявил, что западные системы противовоздушной обороны не могут сбить ракеты системы «Орешник». Тем же экспертам, которые не верят в эффективность российских ракет, он предложил организовать «высокотехнологичную дуэль XXI века».
«Пусть определят какой-то объект для поражения, скажем, в Киеве, сосредоточат туда все свои силы ПВО и ПРО, а мы нанесем туда удар „Орешником“. И посмотрим, что будет»
おぞましいもののみを並べた戦争博物館に額縁に入れて飾っておきたい
ゼレ、一言で一蹴「頭おかしい」https://meduza.io/news/2024/12/19/vy-schitaete-chto-eto-adekvatnyy-chelovek-zelenskiy-o-predlozhenii-putina-ustroit-vysokotehnologichnuyu-duel-s-udarom-po-kievu-oreshnikom
https://meduza.io/paragraph/2024/12/19/v-rossii-vse-horosho-a-problemy-reshim-potom-naprimer-osvobodim-kurskuyu-oblast-ved-glavnoe-putin-ubereg-stranu-i-uvel-ee-ot-kraya-propasti
●УП
ゼレ、戦争終わったらコメディアン復帰も排除せず 内部の人間による 戦争の影響はみな受けている もし内部にあったものをまだなくしていないなら、あるかもね
https://kz.kursiv.media/2024-12-18/lsbs-komik/
金曜も停電なし 火水木金と
https://pravda.com.ua/rus/news/2024/12/19/7489917/
英国防省:半年後露軍のウにおける開戦以来の損失は100万人に達する 現在75万
NATOリュッテは先日70万と 12月初に75万とゼレンスキー(うち20万が死亡と)
北朝鮮兵はK州に1.1万人
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/19/7489914/
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/19/7489905/
ゼレ、仏マクロン提唱の欧州軍ウ派遣への支持表明、これに加わるよう欧州諸国に呼びかけ これが戦争の終わりにつながる可能性がある、と
戦闘行為の停止のみを意味する交渉結果は露を利するのみであり受け入れられない
トランプ就任で終戦に向けた努力が活性化することを期待
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/19/7489891/
風刺映画”Смерть Путина”ポ監督Патрик Вега ウで16日劇場公開 Deep Fake技術使って主要人物の外貌をそれらしく 独裁者の少年時代から権力取得、ウ侵略戦争まで ひとりの人物の一生ということを超えて露の権威主義体制がいかにして作られ・支持されていったかを描く 歴史の教えるところ、帝国は内部から崩壊する、市民が絶対統治者への信頼を失ったときに 本作がウの視聴者に勝利への希望を抱かせるものになることを願う
VVP役を演じたのはそっくりさんと名高いСлавомир Собала
https://life.pravda.com.ua/culture/smert-putina-treyler-305472/?_gl=1bld7q0_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczNDY1ODgzNC4yMjkuMS4xNzM0NjU5MTEwLjE1LjAuMA.. ←記事中にトレーラー
〇ゼレンスキー、ブリュッセル記者会見
・ウはタスプロムとの欧州向け露ガストランジット合意の再開を検討しはしない、また、アゼルバイジャン産と銘打つ露産ガスも流さない(※25年元日で失効) 露から何か安く買おうとする国は露に依存することになる 何か安く売って自分に依存させること、それが露の政策である
https://epravda.com.ua/rus/power/zelenskiy-isklyuchil-tranzit-ukrainoy-rossiyskogo-gaza-pod-vidom-azerbaydzhanskogo-pod-vidom-rossiyskogo-gaza-801110/?_gl=11u238o3_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczNDY1ODgzNC4yMjkuMS4xNzM0NjU5MTI3LjYwLjAuMA..
・露との将来交渉を開始するに十分な「強い立場」とは。①стабильный фронт簡単なようでそうでない、露軍に前進する力がなくなったとき叶う②обещанную партнерами подготовку, оснащение и слаживание новых бригад諸合意の結果ウが見込んだようには進行していない③финансовая поддержка(G7で決定済み)の実施によるэкономическую и макрофинансовую стабильность④убедительные гарантии безопасности(一定期間をあけて露が再侵攻しないということの) 800万人が国外にいる 彼らが安心して帰ってこれる理由が⑤сильную позициюトランプの ウ強化と対ロ徹底制裁
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/19/7489878/
・露が北朝鮮兵を露市民と偽り露パスポートを持たせ、死没兵士の顔面を焼いて身バレを防いでいるとの確証あり 証拠動画を見た、のち公開されるかもしれない ウ情報当局の情報では北朝鮮は露に1万2000人を展開 損失を被っている 捕虜にはまだとっていない 同じことを自軍兵士にもやっていた 全焼したり地面で腐敗するままにしたり 今は顔を焼いている
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/19/7489877/
原語オンブズマンТарас Кремень言語政策における来年の喫緊の課題 最大の課題はUkrainizationの鈍化
ウ語を母語とする人口が減っている SNSを支配して若年層の意識に働きかけウのアイデンティティを壊乱しょうと 自分の母語はウクライナ語であると考える生徒・学生は17%、その保護者は11%、教員は8%
生徒のうち友人とウ語で話す37%家でウ語話す39% インターネットでウ語を選好する人10%減
https://life.pravda.com.ua/society/u-2024-roci-ukrajinizaciya-spovilnilasya-movniy-ombudsmen-305457/?_gl=11taefax_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNDY1ODgzNC4yMjkuMS4xNzM0NjU5MzE1LjUxLjAuMA..
韓国情報当局によれば露軍側で戦っている北朝鮮兵は100人死亡1000人負傷 大損失の理由は朝兵が無人機戦や公開地での戦闘に不慣れなため
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/19/7489788/
12月19日(その2)
その他の話題。
〇電力・エネルギー
・水曜も一般家庭は停電なし。(企業はあり)
これだけゑねるぎー破壊を意図した露糞の大規模ミサイル攻撃を受けながら(直近では12/13に300飛翔体による攻撃)12月も後半に入って停電なしで済ませているのは、よほど用意がよかった&復旧がんばっている。我が身の無為を恥じ入りつつ安堵そして限りない賞賛を当局者と技士たちに。УП
・計画停電のやり方が変わった(12/16参照。停電時間・地域が細分化されより柔軟に運用。1時間ごとだったのを30分単位に、6グループに分けていたのを12グループに)。その追加情報。
✓一度の停電の最大時間は6時間とする
✓一度の停電と次の停電の間には必ず最小3.5時間の通電時間を設ける
これらは飽くまで「計画」停電の話で、露の糞テロに起因する「緊急」停電となったら、最大停電時間も最小通電時間も何もない。 УП
〇要人往来
・ゼレンスキーがブリュッセルを訪れNATO事務局長リュッテと「重要かつ内容に富む」会談、防空強化や「確実性ある和平」について協議。УП
・トランプ政権でウクライナ問題担当特別代表を務めるケロッグ氏が来年1月キエフを訪問する計画(併せて欧州数か国も歴訪)。モスクワは訪問しない。主眼はトランプ本人に代わって諸々の「事実認定」を行うことであると。つまり、和平交渉そのものをしにくるわけではない。ロイター報道(のちゼレも、ケロッグ訪ウが「1月初旬」に行われると発言。トランプの就任は1/20なので、トランプ政権発足より前の訪問になる?)УП、УП
〇語録
・ゼレンスキー:法的な意味でウクライナがクリミアとドンバスを放棄することは絶対にないが、物理的な意味でなら、我が国の一部領土が連中にげんに占拠されていることは、事実と認めざるを得ない。そして、そのすべてを戦って取り返すだけの力が今我々にないのであれば、西側が力を結集してPを着席させ、外交的にこの戦争の落としどころを見つけるしかないではないか。УП
・イェルマーク(大統領府長官、ゼレ最側近、ウNo.2):露に戦争継続のリソースが残っている限り停戦交渉しないというのがウの大原則だ。キエフは「力を通じた和平」にしか可能性を見ない。必勝計画もこれを前提に作った。УП
・スィルスキー総司令官:K州侵攻(8月)は余儀なくされたもの、露のスームィ・ハリコフ両州侵攻の企図を阻み戦線全線にわたる圧力を緩和するためには他に選択の余地はなかった。実際にこれで敵の侵略ポテンシャルを弱め攻撃の烈度を低減できた。УП
〇世論調査
ポーランド市民に聞きました、ウクライナは領土の一部そして独立を手放してでも最早期停戦を目指すべきでしょうか。「Yes」55%。この回答が半数を超えるのは同様の調査が始まって以来初(直近、24年9月時点では、「Yes」39%。開戦間もない22年4月は26%であった)
逆に、ウはいかなる譲歩もせず露との戦いを続けるべきだとする人、31%(今年9月時点で46%)。
ポ「世論調査研究所(CBOS)」の調査、УП
〇他(マニアックな話題ゆえ読まなくてよい、自分のためのメモ)
・米現政権は、米が既にウに対し行った/バイデン在任中に行われる予定の軍事支援は、ウが25年いっぱい戦うのに十分なものである、との考え。УП
・Rada(最高会議)はフメリニツキー原発原子炉(※複数)建設法案の審議を停止した。
フメリニツキー原発3号&4号機は建設途中であったが安全懸念から工事再開は戦後ということになっていた、が、欧米資本で戦時でも建設再開をとの動きがある。УП
・議会会派「命と平和のためのプラットフォーム」代表ユーリイ・ボイコ(ヤヌコヴィチ時代に副首相)が保安庁の要請受け出頭、のちTikTokで動画を表し、先の別動画で親露ナラティヴを展開したことにつきウ市民に陳謝、VVPは戦争犯罪者であると改めて明言した。確実に私が望まないことは、私の発言が露連や戦争犯罪者Pに利用され、我が国に対する侵略の正当化に使われることだ。私の言葉が戦線の兵士たちまた勝利のために働く市民たちを傷つけたのだとしたら謝りたい。我々は外敵に対する勝利のため団結し、内部不一致を解消しなければならない。※露語、УП
・ISW:ゲラシモフは24年の戦果について大法螺を吹いている。ゲラは18日、今年ウの領土を4500km2占領したと豪語、実際の占領面積は3306km2。なおこの直前、16日に露「国防」相ベラウソフは、閣議で1日あたりの平均侵略速度を「30km2」と報告。ISW調べでも24年11月の露軍の平均進軍スピードは27.96km2/日であった。同じベラウソフによれば、露軍はL州の99%、D州の70%、Z州の74%、Kh州の76%を占領した。ISW説では、L州99%、D州66%、Z州73%、Kh州73%。二種類の人間しかいない。嘘をつく奴と、大嘘をつく奴。УП
12月19日
日本語の一般報道で話題になっているのは①北朝鮮兵がK州で実戦投入され始めたぞという話と、②露将校が本国で爆殺された話。
①にかんして:K州で北朝鮮兵が二列目から最前列へ出てき(て、既に相当な損失を被っ)たらしいことは米国も確認済み。この事実を躍起になって否定・隠匿しているのは当の露である。ISW分析によれば、理由は簡単で、露軍が第三国の助力なしには自国領土を外国軍による占領状態から解放することさえできない無能であることを国民の前に認めたくない。
ウ側情報によれば、露軍は北朝鮮兵の参戦また損失の事実を秘匿するため、死亡した兵士の顔面を焼いて身元を分からなくするなどしている。
また、ウ保安庁が通信傍受した、北朝鮮部隊が甚大な損失を出していることをめぐる、露人同士(モスクワ州の病院に務める看護師とその夫で侵略兵の男@ハリコフ州)の通話とされる音声資料がこのほど公開された。女はいう、昨日は100人、今日は120人、負傷した朝鮮人が列車で運び込まれた。彼らは「舶来の高級品」であり特恵待遇、病院でも別室があてがわれており露人兵士より好待遇。露語は全く分からずこちらも朝鮮語が分からない、英語での会話は禁止――なぜなら「北」朝鮮人だから、アメリカとつるんでる「南」とちがうから、敵性言語である英語など使わない・使えないというわけ。しょうことなし翻訳機械の誤訳珍訳で意思疎通、これじゃ全くの癲狂院であると。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/18/7489607/
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/18/7489638/
https://www.eurointegration.com.ua/rus/news/2024/12/18/7200916/
②にかんして:露軍高官とその補佐官がモスクワの自宅で爆殺された。露当局発表では実行犯はウズベク男性でバックにいるのは当然にウ特務機関である(報酬は1000ドル+欧州行き切符とのこと)。波及効果として①露社会で中央アジア移民のイメージがまた悪くなるのだろう。移民締め付け政策がまたネジを巻かれるか。だが労働力払底の露社会がこれ以上「黒い仕事」(単純労働)の担い手を失えるだろうか。中央アジアの中でもウズベクはこれまで露と良好な関係を保ってきたが、ミルジヨエフはミソギのために何かモスクワへ手土産が必要になるか。②、現代ロシアを代表する詩人(ポエマー)であるD.メドヴェージェフ、SNSで「本件の首謀者は天罰を待て」。
ウの関与を疑うのは自然な発想だが、こんなことしてウに何の利得があるだろうか。テロである。テロとは恐怖(terror)によって人心を支配しょうとする行為。ふつう、いかなるテロも否定さるべきである(目的は手段を正当化しない)。だがまず前提とすべきは露が国家事業として千日テロを続けている、ほっとけばもう千日でも二千日でも続けそうである、という事実である。一の事象の意義また一の行為の正当性は、この巨悪を止めるのにどれだけ力あるかということによって計られるべきだ。
なお本件につきケロッグ・コーンフレーク氏(次期トランプ米政権でウ露戦争調停を担当)「和平交渉の妨げとなるものではないが、人を雇って敵将校をその母国で殺害するというのは、戦争の「枠」の拡大と受け取られ、戦争のルールをかき乱す可能性あり、あまり褒められた策とは言えず」。米は本件につき少なくとも事前にinformされてはおらず、また米はかかるactを支持しない、と。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/18/7489733/
(この爆殺事件については一千万字の方にも少し書いた)
12月17日
〇電気、エネルギー
火曜は停電なし!脅威のレジリエンス。エンジニアたちの必死の復旧努力を想いたい。
https://epravda.com.ua/rus/energetika/grafiki-otklyucheniya-sveta-v-ukraine-otmenili-800958/?_gl=1xyy169_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczNDQxMzg4NC4yMjQuMS4xNzM0NDE0MTA4LjYwLjAuMA..
寒気が緩んだことも幸いした。(一般に寒い方が電力需要が大きい) ↓キエフ10日間予報↓
(本日12/17は最高気温6度最低4度、風は12m/秒と強いから体感は寒そうだが)
ウ当局によれば、13日の露の電力インフラ破壊テロの特色のひとつが、欧州⇔ウクライナの電力融通を担うインフラが狙われたこと。露は電力逼迫時にもウが欧州から電力を輸入できないようにしたい(ウと欧州のエネルギーシステムを分断したい)。悪魔はすごいこと考えるものだ。人知の及ぶところではない。
https://epravda.com.ua/rus/energetika/v-ukrenergo-nazvali-cel-posledney-massirovannoy-ataki-rf-po-energosisteme-800962/?_gl=119y2f9k_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczNDQxMzg4NC4yMjQuMS4xNzM0NDE0MjE4LjU4LjAuMA..
〇トランプ
トランプ発言。トランプのチームはいまウ戦争の停戦計画を策定中で、米現政権とウ側と協議を続けている。「ここにおいて一定の進捗があった」(詳細不明)由。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/16/7489374/
トランプは自身の大統領就任式(1月20日)にゼレを招いてはいない。だが、ゼレが来ることを望むなら、来てほしい。(一般に米大統領の就任式に外国首脳は参列しない。とはいえ、特に本人の希望で、個別に招くことはある。先に習近平を呼んだが来ないと言われたとの報道あり。イタリアのメロニー首相を呼んでいる由。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/16/7489379/
〇慈善活動
24年中に慈善活動に参加したウクライナ人は、全体の86%。
活動の内容は、募金73%、食料・衣類・医薬品を送る53%、ボランティア活動50%
動機は「同情から」33%、「愛国心から」17%、「使命感から」16%。
https://life.pravda.com.ua/society/blagodiynist-u-2024-skilki-ukrajinciv-prodovzhuyut-donatiti-ta-volonteriti-305401/?_gl=1zjztvi_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczNDQxMzg4NC4yMjQuMS4xNzM0NDEzOTYzLjYwLjAuMA..
1003
12月16日
●トランプとウクライナ
ウ政権はトランプを親ウになびかせるためになりふり構わぬ外交努力をとっている。その一例として、ウは米バイデン政権と合意寸前までいった地下資源採掘・加工に関する協力合意の調印を2度にわたり延期した。トランプの大統領就任後すぐに合意を結んでトランプがこれを自身の外交成果に数えられるようにするためである(ご祝儀)。※ウ民間投資会社Horizon Capitalによればウクライナは重要鉱物20種(コバルト、グラファイト等)の鉱床を有し、その価値は総額で11.5兆ドルと見積もられる。特にリチウム(EV電池等に使用)については欧州の確認済み資源量(разведанные запасы)の3分の1がウクライナに賦存するという。一方、トランプ支持の共和党上院議員Линдси Грэмは先月Fox Newsのインタビューで「この戦争は金がかかっている。トランプはレアメタルで儲けて米国のカネを取り返す考え。鉱物資源取引は米ウ双方を利するであろう」と発言。
なお、先日の米仏ウ首脳会談@パリでもウ政権のトランプ抱き込みへの奮闘は垣間見られた。ウ政権はトランプがノートルダム聖堂の再建式典にあわせ訪仏すると知るやゼレとの会談の実現のため仏大統領府に助力を要請、必ずしも会える保証はないとの回答を得たにもかかわらず、一縷の望みにかけてゼレンスキー大統領とそのチームは電車と飛行機を乗り継ぎ何時間もかけてパリに来た。会談実現が確定したのはトランプがマクロンと会談するためにエリゼ宮へ入る直前であった。当初15分の予定だった会談は45分に伸びた。NYT、УП
〇ISW分析(12-13日の露ミサイルテロ)
・概要
12-13 日の攻撃には287飛翔体(ミサイル94発・無人機193機)が用いられ開戦以来最大級のミサイル・ドローン攻撃であった。その主たる標的はウの電力インフラであった。ウの電力ペレータДТЭК社によれば火発に著しい損傷が生じ扇状停電(各地に順繰り計画停電をかけていく)が強いられ、またIAEAによれば、ウで稼働中の9原子炉のうち5基で出力が低下した。
・露の狙い
執拗にウのエネルギー網破壊を企てる露の狙いは、今冬、ウ国を冷凍させ、ウと西側に対し、より露に有利な政治的決断を取ることを強いること。
・露の口実(を聞くべきでない)
露軍は今次の攻撃を、ウによる11日のATCMS攻撃(against軍用飛行場)への「報復」と称しているが、大規模攻撃は準備されたものであり、直前の事象は口実に利用されただけ。むしろウ軍による露本土飛行場攻撃や防空システムの破壊は露による空爆の件数を減らす目的で有益。ATACMS とStorm Shadowの射程外へ拠点を引き下げさせれば露のウ空爆は難しくなる。УП
〇停電スタイル変更
ウクルエネルゴ(ウクライナ国営電力):月曜から停電の時間割が変更(全国一律)される。よりきめ細やかな停電によって、総体として通電時間が増大する。
既存の6グループを12サブグループに分割、また停電時間の基本単位は1時間でなく30分とする。これにより各「列」の1週間の通電時間を38→56時間に増大させる。УП
〇戦果
・14日ウ軍・保安庁・情報総局らの合同作戦によりザポロージエ州で露の燃料輸送機関車(タンク40槽から成る)を爆破。まず線路を爆破し列車が立ち往生したところをドローンで襲い一部車両を炎上させ、そこへHIMARSを撃ち込んで根絶やしに。線路の寸断により露の兵站線は一時寸断。УП
・ケルチ海峡で露タンカー2隻が沈没。どちらも船体が真っ二つに割れていた由。重油4000トンが流出、海面に巨大な黒斑。УП
〇メモ
議員団”Платформа за жизнь и мир”議長でヤヌコヴィチ時代の副首相を務めたЮрий БойкоがTikTokで親露言説拡散(14日)いわく「『過激派』がウ国中の記念碑(銅像)を倒し街路の名をかえ母語による会話を禁止し自由に行きたい教会に行くのさえ禁じている。ゆえに我々は支持を集めている」
→イェルマーク大統領府長官、安全保障国防会議付属偽情報大作センター長アンドレイ・コワレンコが批判
※ОПЗЖ (Оппозиционная платформа За жизнь) は1999-2022年に活動の親露政党、Бойко,Виктор Медведчукらが主導、22年ウでの活動禁止、同年メドヴェーチュク逮捕
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/15/7489219/
12月14日
〇
13日朝方、ロシアとかいう国家による、ウクライナに対する、大規模ミサイル・ドローンテロ。
空軍発表では、12日昼~13日昼の24時間に287の飛翔体(ミサイル+ドローン)が東夷より飛来、うち161を撃墜、ドローン105機を電子戦により無害化した……即ち、21に着弾を許した。
複合攻撃というやつで、テロリストどもは(国家を気取る。「国号」は、ロシア連邦。ロシア・バレエ、ロシア語、ロシア文学の、あのロシアである)多種のミサイルを使用、うち巡航ミサイルの撃墜については、F-16が活躍した由。
標的に電力施設が含まれていることは言うまでもない。火力発電所に深刻な損傷、稼働中の原子炉9基のうち5基で出力低下。各地で停電が超長時間化している。キエフ市/州、オデッサ・ドネプロペトロフスクの両州で地区により5~12時間/日の停電。キエフは本日(12/14土)最高マイナス4℃、最低マイナス8℃の予報である。УП、УП、УП、УП、УП
〇
ウ国内のウ市民に一律1000グリヴニャ(4000円)をばらまく冬季支援策(通称:ゼレンスキーの1000グリヴニャ)、12/1の受付開始から2週間で成人180万人・未成年52万人が申請。何にでも使えるお金でなく、申請時に費目を指定する。これによりウクライナ市民のリアルなニーズが割り出された。
・最多は公共料金支払いで、64%
・携帯料金に17%
・軍への募金は僅か4%
国民の軍への募金が減っているという話だったが、降って湧いたお金でも、軍に募金する気にはならないか。それほど優先度が低い/そこまで生活が逼迫しているか。УП
それとは別口で、来週、政府から、新成人(つまり、新18歳)に対し、額面908グリヴニャの図書券がばら撒かれるそうだ。どんな本でも買っていいわけでなく、ウクライナで発行された、ウクライナ語の図書に限るそう(どうやって?)、どちらかというと文化支援(ウ語図書の出版社支援・ウ語による読書習慣の奨励)が眼目のようだ。 УП
本件といい、ゼレ1000といい、こんな少額のばら撒きによってよい国だなぁよい政府よい大統領だなぁ(それに尽くしたいと思うようになったよぉ)とか思うものだろうか。思えないが。
12月13日
メモ貼り付け
ポ首相トゥスク、仏マクロンとの合同記者会見で、現状欧州から平和維持軍を送る計画はなく、ポ軍のウ派兵の風説は無根である(先の報道に「露の新次侵攻を予防するためにウに欧州平和維持部隊を派遣する考えがマクロンにあり」とあり、12日の仏ポ首脳会談で本件が俎上に乗るとの予期があった)
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/12/7488833/
欧州にウへの派兵(将来の露との和平合意の保証人としての)についてコンセンサスなし。だが連合軍の創設について5-8か国が検討中ではある。ロイター
将来露と停戦・和平合意が結ばれた場合の
仏英は既に先月そうした展望について討議、またウおよびバルト・スカンジナビア諸国とも議論が行われた由
NATOとは独立に、ウとの二国間合意に基づく
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/12/7488836/
トランプ7日パリ会談でウのNATO加盟は支持しない、だが停戦後は強い、よく装備されたウクライナを見たいWSJ ウの防御また支援において欧州が主導的役割を担ってほしい、停戦の監視は駐ウ欧州軍が担ってほしい 米軍のウ駐留は排除 また中国に対露圧力(終戦への)を強いるよう欧州に呼びかけ 対中関税など Tが対ウ戦略を固めるのは国家安全保障チームの組成後であろう また今後同盟諸国また恐らくはVVPと交渉を重ねながら形成される
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/12/7488887/
トランプ:ウ露戦争調停に向けた試みの中でウ支援を継続する、と表明(米Time誌
ウクライナ支援やめるかとの問いに「露に停戦交渉を強いる圧力材料として米の対ウ支援を利用する。私は合意を達成したい。合意達成の唯一の方法はウクライナを見捨てないことだ」
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/12/7488845/
NATO事務局長(りゅって)双方の開戦以来の損失は計100万人を超えている 双方の損失は週1万人、開戦からは100万人 露側の損失は70万 前線の状況は緩慢に変化しており露は非常に高い対価を支払っている
おさらい;ゼレ、ウ側4.3万死者、37万負傷。露側19.8万死亡、55万負傷(計75万)
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/12/7488860/
イズュームの11歳少年から聖ニコライ(サンタクロース)へのはがき(2024年12月6日)「親愛なる聖ニコライ。ぼくはマルク・ソロカ、11歳。LEGOで遊んだり絵を描くのが好きです。ママによれば、ぼくは良い子です(だからぼくには、クリスマスプレゼントをもらう権利があります)。ぼくの夢は、ぼくの父を、ロシアの捕虜から取り返すことです。これは、自分のパパやママが捕虜から解放されるのを待っている、子供たちみんなの願いです。すべての人に、健康と、平和を願います」
12月12日
〇米仏ウ
パリでのゼレンスキー&トランプ初会談(立ち合い:仏マクロン)の詳細が当人や側近らの証言で明らかになりつつある。トランプは最早期停戦が必要であるとの立場を強調。ゼレは停戦交渉で何より大事なのは安全の保障であると強調(ウクライナの安全が保障されぬ停戦は将来の再侵攻を招くばかり)。停戦・和平の具体的な形については言及なし(当然なり、トランプの中でそれはまだ固まっていないのだもの)。トランプは「前向きで、礼節弁え、聞く耳持ってそうな感じ」だったそう。マクロンはゼレンスキーと同じテンションだが二人がトランプの目にあまりに一丸となって見えすぎるのも注意したという(二対一の構図にならぬよう。ウにとり米の支援が死活的に重要である点をあくまで強調)。
またマクロンとゼレンスキーはトランプに対し今のVVPはトランプが一期目で交渉を持った17年時点のVVPとは別人である旨を説いた。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/11/7488613/
(何:中身なしにさんざ吹聴した「俺ならあんなショボい戦争、24時間で終わらせられるゼ!」も、実行するのは至難の業であることが、知れば知るほど分かってくるはずであって、目下トランプのチームはウクライナ戦争調停について「コンセプトを開発中」。鉄は熱いうちに打て、ウクライナは今ロビーイングのがんばりどころ、彼らのマインドセットを自身に有利に染め上げる。マクロンの今回の取り持ちはまことGood Jobであった)
〇ハンガリィ
オルバンがVVPに電話して1時間もしゃべった。これをゼレが腹に据えかね、SNSでチクりとやったら、オルバンがムキになってもう一発屁をこいてきた。そういう一幕があった。
詳細:ハンガリー首相オルバンはもうすぐEU議長の期間が終わる(※加盟国で半年ずつ輪番してる。正月からはポーランド首相が務める)。最後にレガシー残したかったのか知らんが、そのオルバンがVVPに電話して、1時間ほど喋々喃々した。もちろんウクライナについてもしゃべった。これについてゼレンスキー、「今度はモスクワに逃げたバシャール・アサドにも電話して1時間ばかしそのご高説を謹聴なすったらどうですか」とSNSで皮肉。これにオルバンがさらにアンサーして、「私がせっかくクリスマス休戦と捕虜交換を持ちかけたのに、あーあ、ゼレさんが拒絶しました、あーあ。私はベストを尽くしました」。見飽きたプロレス。結局実のあることはなにもできず議長を降りる。せいせいする。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/11/7488703/
〇他
米国防総省:露が近く新型ミサイル「オレシュニク」によるウ攻撃を再び行う可能性がある
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/11/7488716/
シビガ外相:対露制裁厳格化で露に和平交渉を強いる余地はまだある。たとえば影の船団と冶金部門への制裁。また銀行部門。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/11/7488697/
〇空
ウクライナのLCC(格安航空)SkyUp Airlinesがモルドヴァ首都キシニョフから欧州諸国(仏西ギリシャ他)へのウクライナ人向け定期直行便を就航させる。24年4月就航。もうチケット買える。
https://epravda.com.ua/rus/biznes/aviakompaniya-iz-ukrainy-nachinaet-reysy-v-evropu-dlya-ukraincev-800741/?_gl=1hntygl_gaMTkzNDUzNzMyOS4xNjk2Mjk1Mjg2_ga_6ELQ7YCNBSMTczMzk1NTQ5Mi4xMDEuMS4xNzMzOTU1NzE1LjYwLjAuMA..
〇ポルノ
ウクライナ人の露産ポルノコンテンツ消費が加速している。23年は露産ポルノコンテンツ忌避傾向がみられたが、回帰した形。ポルノサイト「Pornhub」24年の総括より。
・ウクライナ人のエロ動画検索キーワード上位6種
首位は「ヘンタイ」(日本産のポルノ漫画/アニメのこと)。以下、「熟女」「露ポルノ」「アニメ」「ホームポルノ」「ウクライナポルノ」
(世界的に見ても、最も人気の検索語句は「ヘンタイ」である由。以下、「熟女」「フィリピン」「レズ」「アナルセックス」)
・ウクライナ人に人気のポルノ女優
首位ウクライナ女優Josephine Jakson、次点が露人のEva Elfie、3位が米女優Lana Rhoades
・視聴慣行
エロ動画の平均視聴時間は9分25秒。女性の方が男性より17秒ほど長く視聴。 サイト訪問者の男女別は、男56%、女44%。 年齢別だと18-24歳が最も多く(全体の28%)、一番少ないのは65歳オーバー(同、5%)
https://life.pravda.com.ua/society/yake-porno-divilisya-ukrajinci-u-2024-roci-zvit-vid-pornhub-305318/?_gl=119qjqko_gaMTkzNDUzNzMyOS4xNjk2Mjk1Mjg2_ga_6ELQ7YCNBSMTczMzk1NTQ5Mi4xMDEuMS4xNzMzOTU1NjE3LjYwLjAuMA..
12月11日
メモ貼り付け
〇世論調査
New Europeが11月後半に行った調査。
ウにとり最良の安全保障は?との問いに、一番多かった回答は、核武装(31.3%)。次点がNATOへの段階的加入(29.3%)。以下、米との軍事同盟11.2、国連の平和維持軍8.9%、欧州軍のウ駐屯6.4%。
https://www.eurointegration.com.ua/rus/news/2024/12/10/7200341/
トランプを信頼するという人、44.6%。欧州のどの国よりもウクライナで高い(フランスで16%、英国で30%)。ウクライナ関係でより決然たる政策をとってくれること(ひいては、早期和平)への期待の表れか。
一方で、バイデン現米大統領や独ショルツへの信頼度は大幅後退(幻滅の表れ)。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/10/7488481/
西独モデルの段階的NATO加盟(ウクライナ全土がNATOに入るが5条は被占領地に及ばない)を支持する人、70.3%。西独は55年NATO加盟、東独(鉄のカーテンの向こう側)は40年後の加盟。ウクライナのケースで大きく異なるのは、形式的には即時全土加盟であること。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/10/7488466/
〇和平交渉
和平交渉は今冬中にも始まる見込み――トゥスク(ポ首相)
ポーランドは来年元日よりEU議長国となる(輪番制)
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/10/7488520/
12月10日
メモ貼り付け
米国防総省:露は開戦以来少なくとも兵員70万人を死傷させ 軍事支出は既に2000億ドルを超えている
国際コンタクトグループ「ラムシュタイン」はウに570億ドルの安保分野直接支援を実施した 米と諸同盟国は核戦争を回避し、NATO東翼を強化し、NATO加盟諸国の年間国防支出は800億ドルに達した
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/9/7488299/
トランプ、ゼレとの会話@パリから得た自らの結論を明かした 戦争の早期終結という自身の考えを実施するための「コンセプトを形成している」ところ NYT(パリ遊説後)
ゼレと戦争の終わらせ方を話し、とっとは「交渉の用意あり」と かれは和平を望んでいる。新しい傾向だ 詳細は話さなかった 彼はもうシオだと見ている Pも理解すべきだ、シオであると、なんとなれば、彼は敗北したのだから。70万人も倒れたならもうシオだ。この無意味な戦争を終わらせるコンセプトを形成中
https://www.eurointegration.com.ua/rus/news/2024/12/9/7200226/
ゼレ:近くバイデンに電話する予定、NATOへの招待について話したい 大統領の権力を持っている人とこそ話す
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/9/7488343/
仏マクロンの提案、欧米の軍隊をウクライナに駐屯させるというアイデアを、ウは検討する可能性がある
ウがNATO未加盟の段階でその安全を保障するために
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/9/7488346/
ウクライナは現在国防強化と外交的戦争終結について一致した立場の形成を目指す作業グループに入るべきパートナー諸国のリストを作っている 最終的な顔ぶれは現在調整中であるがその国々は「長距離攻撃力を持ち・ウクライナの兵器生産に巨大な投資を行い・ウのNATO加盟にとって重要な」国々であろう⇐日本は入らない
ウはこの国々と12月に会談をもち一致した立場の策定と、交渉においても戦場においても強い立場を持てるようにする
9日独の野党党首がキエフを訪れゼレと会談、その記者会見で作業部会の創設について明らかになっていた 前者は独仏ポーランド英国からなるコンタクト・グループ(協議部会)を創設し戦争終結について意見交換をする、そうして米国とビジョンの共有をはかる、と提案
これに対しゼレ、ウは既にそうした組織に着手しており、ここにデンマークも加え、12月に第1回会合を開きたいと
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/9/7488389/
ISW:露は、対露制裁、国内に蔓延した腐敗、労働力不足、戦費、非効率な軍事産業により、軍事部門の高効率と経済的安定性が両立できなくなっている。ウ偽情報対策センターによれば(12/9)露国民福祉基金の流動性資産は22年2月1400億ドルだったのが24年12月1日は538億ドルにまで減っている 露は人民元準備と金の売却(による財政赤字の補填)への依存を深める 25-27年の国家予算の3分の1を軍事支出が占める 経済的な安定性を犠牲にして非合理な戦争優先を貫いている
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/10/7488440/
ヨム→最新版「悪の枢軸」とその同伴者 露のウクライナ侵略戦争を支える同盟諸国
https://www.pravda.com.ua/rus/articles/2024/12/10/7488401/
ヨム→アサド政権崩壊の一番の受益者はエルドアン?ダマスカスへの影響力を強めるトルコ、避難民を祖国へ送還しシリア復興で金儲け
https://meduza.io/feature/2024/12/09/erdogana-nazyvayut-odnim-iz-glavnyh-benefitsiarov-padeniya-rezhima-asada
ウの旅行会社にすぐ見つけられる 戦災地ツアーЛьвов, Харьков, Буча, Ирпень, Гостомель他 1日もあれば複数日も 或る:4-7時間127ドル(2万円弱) キエフ(や(その郊外の)ブチャ・イルペン)の歴史と現在の理想的な配合。丸焼けになった集合住宅、弾痕あらわな壁や柵の前で写真撮影のために止まります
同じ感じで400ドルのも どちらも料金はウ軍支援ないし戦災地復興に、と書いてある
驚くが多日でも料金あまり変わらず 或る:リヴォフとハリコフ、3日で240ドル
要は一人当たり100~500ドルの価格帯が支配的
一部の旅行会社は詳しい情報の前に身分証やSNSへのリンクなどウ侵略支持者でないことを証明する要あり
«черный туризм» — особая ниша в индустрии путешествий, которая активно развивается в Украине.
https://kz.kursiv.media/2024-12-03/lfst-cheo-tour-ukraine/
12月9日
メモ貼り付け
〇トランプ(とゼレンスキー)
トランプ:ウと露は即刻停戦し交渉を開始せねばならない アサドは倒れた、ウクライナが原因でシリアにおける国益は失われた、露兵60万人が死傷 始めるべきでなく永遠に終わることのない戦争で露とイランは弱体化した、方やウクライナと劣悪な経済のため、方やイスラエルの軍事的成功のためゼレもウクライナも内心では合意を結びостановить безумиеしたがっている ウクライナは無意味にも40万の兵士と遥かに多くの市民を失った 即時停戦し交渉を始める必要がある あまりに多くの命が無意味に失われ、あまりに多くの家庭が破壊された これ以上続けばもっと多くもっと悪くなるばかり 私はウラジーミルをよく知っている 行動すべきときだ 中国も助力せよhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/8/7488210/
ゼレ:開戦以来のウ軍の死者は4.3万人自分は仏で言った、我々に必要なのは公正かつ強度の平和であると、露が数年では破壊できないような(現にそうしたように) 開戦以来のウ軍の死者は4.3万人 負傷者への支援供与については37万件が記録されている(約半数が戦線に復帰しており、かつ、経度また一人に対する複数回にわたる支援もすべて記録)露軍とウ軍の大きな違いは戦場医療のレベル(ウ側の方が著しく高い)露軍の損失は75万人、19.8万が死亡、55万が負傷また9月以降は露軍の損失5に対しウ軍は1ウは誰よりも強く平和を願っている だが1枚の紙に何人かが署名するだけで戦争は終わらせられない かりそめの停戦はいついかなるときにまた火をつけられるか知れない かつてPがそうしたように もうウクライナ人が失われなくて済むという確証のためには、占領に目をつぶらず、確実性ある平和を実現する必要があるPが戦争病であることは皆よく知っている チェチェン戦争で成り上がり、その後もいろんな戦争をしかけてきた やつを止められるのは力だけ 世界のリーダーたちの力 Pの阻止を米国また世界に期待する。やつが恐れる唯一のものが、アメリカであり、世界の団結であるhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/8/7488226/
トランプ:1/20政権発足で米の対ウ支援は削減される可能性がある(NBC Newsインタビュー(当選後初)ウは米の支援縮減に備えるべきか?――”Probably. Sure”就任24時間あるいは就任前にも戦争終わらせるとの公言は。「そう努める」https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/8/7488250/
【論考】ウも2019年(ゼレ政権発足当時)人事混乱 現実遊離の声明乱舞し予見可能性なし、未経験者ブーム、選挙の勝利者への空前の権力集中 この実験がどう終わるのか誰にも予測不能 システムのクラッシュテスト 国家の強靭性が足りますように だが続く3年で、現実が、それから遊離していた全員を着陸させた いまは米国の番 就任したら戦争終わらせるとうそぶくT氏 大統領“候補”である限りは自分の世界に生きることができた だが就任後、現実と面接することになる 彼の予想もしなかったようなことが次々起こる彼は知ることになる、米国にはたしかにウクライナに圧力をかけるテコはあるが、露に圧力をかけるテコは何一つないこと 露はすでに4州を「編入」し、憲法上の連邦構成主体としてしまった そこへ平和維持軍を派遣することは即ち自国領土への外国軍の侵入と受け取られる また彼は知ることになる、露はウとの間にバッファなど必要としない、むしろウそのものをバッファとして持ちたいのである 露に提案することは何もない、ということを、トランプは知ることになる クレムリの首魁は自身の現実に生きており、また生き続ける(そのためのリソースが続く限り) 複雑な事象に簡単な解決などあり得ぬ ゼレンスキーは「ドンバスの戦争を終わらせる」といって大統領になった だが実際彼が手にした選択肢は全面降伏かもしくは抵抗の継続の二択であった 米新大統領もこの轍を踏むことになるhttps://www.pravda.com.ua/rus/articles/2024/12/8/7487298/
仏米ウ会談は35分 3人で目と目を見かわして(部屋には3人のほか無人――通訳もなし?)記者会見なしhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/7/7488177/
ゼレ:生産的な対話であった トランプ氏はいつも通り決然たる態度であった、そのことに謝意を この会談を企画してくれたマクロン氏にも謝意を 私からは戦況やウクライナにとっての公正な平和についてお話 我々はみな戦争の終結を望んでいる その最早期・最公正な終結を 今後の協力を約した 力による平和、は可能だhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/7/7488179/
〇電気9日月曜は08:00~19:00まで1列停電 「Eシステムは28日の攻撃から徐々に立ち直りつつある」・各州の(電力)消費者(死活的インフラ除く)は6列(グループ)に分割さる・3列停電とは即ち、各地区の半数の消費者に時間単位の停電が及ぶということ。4列とは即ち、各州の7割に停電が。・облэнергоが1列停電を実施するとき、1日4時間制限(停電)が行われ、2列なら8時間、3列なら12時間、4列なら12時間以上・1日の負荷をどう分散するか、列の長さはどれほどになるか、はоблэнергоが決めるhttps://epravda.com.ua/rus/energetika/otklyucheniya-na-9-dekabrya-skolko-vremeni-budut-deystvovat-grafiki-800612/?_gl=1*p4c06r*_ga*MTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0*_ga_6ELQ7YCNBS*MTczMzcwNzAyNC4yMDQuMS4xNzMzNzA3MDU3LjI3LjAuMA..
(7日昼)ほんじつウは出力1052MW(1GW)容量12040MWh(12GWh)を隣接する欧州諸国(ポーランド、スロヴァキア、ルーマニア、ハンガリー、モルドヴァ)から輸入するhttps://epravda.com.ua/rus/energetika/situaciya-v-energosisteme-iz-es-importiruyut-12-megavatt-800595/?_gl=1*7f5ity*_ga*MTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0*_ga_6ELQ7YCNBS*MTczMzcwNzAyNC4yMDQuMS4xNzMzNzEwNjgzLjUuMC4w
〇シリア
バイデン:米がシリア中央部のIS拠点を空爆した アサド政権崩壊後のIS復権を阻むため 数十年にわたり民衆を抑圧してきた政権の打倒は公正の実現であるが一方で不安定化のリスク ISは権力の空白を利して復権を図っている テロ集団の復権を許してはならない 今は耳障りのいいことを言っているが言葉より行動で測らねばhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/8/7488267/
イスラエル地上軍が1973年10月戦争以来非武装地帯を越えてシリア国内に侵入、高地など戦略要衝を占拠した(国境の安全確保のため、との由)ネタニヤフが「緩衝地帯の占拠」を命じたとのこと 一時的な措置であること強調(シリア混乱に乗じイスラエル国境に過激派が拠点を作らぬよう) またシリアの軍事拠点に空爆も実施 化学兵器の備蓄や露製可搬式地対空コンプレックス、スカッドミサイルを破壊 事前にイスラエル軍のアラブ語代表部がバッファゾーンの5村落住民に外出禁止を通達していたhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/9/7488292/
〇他
SpaceXが米国防総省との契約に基づきウクライナに対しより保護された・軍事化されたヴァージョンのStarlinkへのアクセスを拡大する 既にウに入っている2500ターミナル(端末)がStarshieldへのアクセス権を取得する ウにおけるネット接続を支援するhttps://epravda.com.ua/rus/svit/ukraina-poluchit-dostup-k-bolshemu-kolichestvu-militarizovannyh-variantov-starlink-800601/?_gl=1*1nsarxu*_ga*MTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0*_ga_6ELQ7YCNBS*MTczMzcwNzAyNC4yMDQuMS4xNzMzNzEwNjUyLjM2LjAuMA..
5秒ルール バイ菌つかない だがいろんな場所にいろんな食べ物を落としてみたところ 接触時間が長いほどバクテリアが移った だが1秒未満で移るものもある キッチンが一番有害 便所よりもhttps://life.pravda.com.ua/health/pravilo-5-sekund-dlya-jizhi-chi-mozhna-jisti-te-shcho-vpalo-305266/
12月7日
〇トランプとゼレンスキー
本日7日、トランプとゼレンスキーの会談がパリで実現するかもしれない。5年前焼失したノートルダム大聖堂のリニューアルオープン式典に両名とも招かれている。先にイェルマーク・ウ大統領府長官が訪米してトランプ側近らと会談していた。УП、УП
〇ヨールカ
キエフのソフィア広場にヨールカ(クリスマスツリー)が立った。清純と回生への希望をこめた白。クリスマスマーケットの類は行われない。心が痛い。同日(6日)オデッサもヨールカびらき。УП、ОЖ
〇数を殺ぎ合う
・露の人的損失はウ側カウントで75万人を超えた。(私の1000万字は今やっと7万字を超えました)УП
・ISWによれば、露は秋期(9・10・11月)通算で2356km2を占領(またはK州被占領地を解放)し、その過程で12万5800人を喪失した。支配地1km2拡大ごとに53人の兵員を喪失した計算。УП
・ウ軍の損失についてウ側が公式に出した数字は、ことし2月のゼレンスキーによる「開戦以来の死者は3万1000人」が唯一。過少報告の疑いが存在する。英紙エコノミストの先月の報道によれば開戦以来のウ軍の死者は6~10万(重傷者40万)と見積もられる。ゼレはこうした報道を否定。
・露軍の死者数は姓名が判明している(確定)のみで、11月末時点で8万973人。
12月6日(その2)
D州でまた4つ村落が敵の手に落ちた。東部で際限もなく(そして旺盛な勢いで)拡がる露の支配域。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/6/7487918/
12/5の一昼夜で露軍はカミカゼドローンを599機も使用したそうだ
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/5/7487895/
ウクライナのкобзарско-лирницкую традицию(吟遊詩人?)がUNESCO「人類の遺産」に認定された
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/5/7487890/
ゼレが晩方の定例国民向けビデオメッセージで「ブダペスト覚書」30周年(94年12/4、ウ露米英で調印、ウの核放棄と引き換えに締約国が安全を保障)に言及、覚書にある安全保障は有名無実であった、ウクライナに必要なのは真に実効的な安全保障である……
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/5/7487886/
イェルマーク・ウ大統領府長官(ゼレの腹心、ウ国のNo.2)が訪米し米指導層と一連の会談(次期副大統領ヴェンス、次期安保担当大統領補佐官ウォルツ氏含む)
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/5/7487875/
露で棺桶の値段が侵攻以前から74%値上がり。22年1月に4437Rubだったものが24年10月は7711Rubに。
https://epravda.com.ua/rus/svit/ceny-na-groby-v-rossii-vyrosli-na-74-s-nachala-bolshoy-voyny-800516/?_gl=11yjlziw_gaMTkzNDUzNzMyOS4xNjk2Mjk1Mjg2_ga_6ELQ7YCNBS*MTczMzQ0ODM2MC44Ny4xLjE3MzM0NDg1OTguNjAuMC4w
12月6日
おぞましい考えかも知れないがウクライナを核武装するというのが一番安上がりな安保提供(戦争の終わらせ方)なのではないか。最強の防具としての核である。核弾頭とその運搬手段を持たせてそれで終わり。ノー・ブーツ・オン・ザ・グラウンド、それ以上お金もかからない、どの集団防衛体制に入るかという議論も必要ない、核保有による一国・単独・確証的抑止。核の拡散ということにはなる。だが、まのあたり進行するこのおぞましいこと(露の無罰無限侵略)と比べれば、さまで忌むべきことだろうか。
12月5日(その2)
この3日ほどのメモ貼り付けの内容をもう少し人間らしい言語で解説。
・「アベノマスク」じゃないが、「ゼレンスキーの1000グリヴニャ」と通称されるバラ撒き政策をウ政権が行っている。冬季支援としてウ国内在住のウ市民に一律1000グリヴニャ(約4倍で円)を配る。申請は国民アプリDiyaから。12/1スタート、12/4時点で既に500万人がアプライ。何にでも使っていいお金ではなく、医薬品とか子供の養育とか交通費とか費目を定めて申請する。4日ないし5日から最寄り郵便局でも申請可能に。
・EU大統領(欧州理事会議長)は長らくシャルル・ミシェルというベルギー人だったが12/1付でアントニオ・コスタというポルトガル人に交代した。同じく、EU外相(外務・安全保障政策上級代表)はボレルという人だったがカラスという人に代わった。新任の両名は着任初日にキエフを訪れウクライナ重視の姿勢を鮮明にした。(追って独ショルツ首相も久しぶりにキエフを訪問)
・ウクライナ側のカウントでは、11月のひと月で露兵4万5720人が死体または重傷者となって戦線から退場した。新記録樹立。日割で1500人ということだ。多い日で2000人を死傷さしたという。なお、逆に、ウクライナ側の人的損失について、米メディアが「開戦以来の死者8万人」との推計を出したが、ゼレンスキー「全然ちがう、実際はこれより遥かに少ない」。
・電気は足りていない。直近の露の電力破壊大規模攻撃は11/28、このときの損傷の回復には最低4週間かかると識者。その後、A.安定に向かい1日2-4時間程度の停電で済むか、B.状況が悪化し1日12-16時間の停電に及ぶかは、天候また露の新次の攻撃があるかないか(これをよく防ぐことができるか)次第。
・露の全面侵攻下で迎える3度目の冬である。1度目(22-23年)は電力網破壊が開始され生活は厳しかったが市民のモラルは高く、というのも先立つ秋にハリコフとヘルソンの解放という吉事あり、このまま露を国境外へ完全に放逐することも可能という楽観があった。2度目(23-24年)の冬は予期に反して電力網破壊は行われず、冬ぢゅう電気も暖房もあった。生活はその意味でラクだったが、社会の気分は暗鬱だった。というのも先立つ夏季反転攻勢(領土解放作戦)は事実上失敗に終わったと受け止められ、市民に絶大な人気のあった名将ザルージヌィは更迭され、米議会の対ウ支援懐疑派の抵抗により米国からの対ウ軍事支援が長期停滞し、明るい見通しが不可能になった。(この冬の出口で露の大規模電力網破壊があり、ウの発電量は半減した。)で、今、3度目(24-25年)の冬を迎えている。電力事情は過去最悪であり、戦況も過去最悪、モラルも過去最低。ゼレンスキーは耳に快くない真実を語り始めた。もはや武力による全土奪還の見込みはない。最悪の中の最善手は、現状のままNATOの傘下に入り、さらなる侵略がとりあえず予防された状態で、外交交渉による領土奪還を目指すことであると。だが「現状のままNATOの傘下に入る」ことも、容易ではない。露から外交交渉で領土奪還が可能であるという幻想も、実に、儚い。
12月5日
※メモ貼り付け
露は電力施設を大規模ミサイル攻撃するに先立って大規模サイバー攻撃もかけている。逆にいうと、エネ施設に大規模サイバー攻撃があると、1-2日後に恐らく物理攻撃もあると予想できる。
一番最近の攻撃は11月28日で、これは第11次のエネ破壊大規模攻撃であった
https://epravda.com.ua/rus/power/rf-pribegaet-k-kiberatakam-na-energosistemu-nakanune-massirovannyh-obstrelov-minenergo-800469/?_gl=1s4x6a7_gaMTkzNDUzNzMyOS4xNjk2Mjk1Mjg2_ga_6ELQ7YCNBSMTczMzM1MDYxNi44MS4xLjE3MzMzNTA2MTYuNjAuMC4w
昨4日晩時点、500万人がゼレ1000応募
https://epravda.com.ua/rus/power/pochti-5-millionov-ukraincev-podali-zayavki-na-vyplatu-tysyachi-zelenskiy-800476/?_gl=1ukl7xv_gaMTkzNDUzNzMyOS4xNjk2Mjk1Mjg2_ga_6ELQ7YCNBSMTczMzM1MDYxNi44MS4xLjE3MzMzNTA3MDcuNTEuMC4w
антидепрессантыの需要は昨年比46%増、ヴィタミンは45,5%増 眠剤は昨年と同水準
https://epravda.com.ua/rus/biznes/v-ukraine-sushchestvenno-vyros-spros-na-antidepressanty-i-vitaminy-800461/?_gl=16boivx_gaMTkzNDUzNzMyOS4xNjk2Mjk1Mjg2_ga_6ELQ7YCNBSMTczMzM1MDYxNi44MS4xLjE3MzMzNTA4NTQuNTguMC4w
オデッサ海岸通りのプーシキン像の撤去のための予算が市議会で成立したそうだ。ほかイサアク・バーベリ像、シェフチェンコ公園内のアレクサンドル2世像など私には馴染みの像も撤去さる https://life.pravda.com.ua/culture/v-odesi-vidilili-koshti-na-demontazh-13-pam-yatnikiv-pro-yaki-ob-yekti-ydetsya-305207/?_gl=1bc9kba_gaMTkzNDUzNzMyOS4xNjk2Mjk1Mjg2_ga_6ELQ7YCNBSMTczMzM1MDYxNi44MS4xLjE3MzMzNTA5MDcuNS4wLjA.
シビガ外相:ウクライナは戦時中のNATO加盟にこだわらない(一部加盟国の立場を考慮)
ただNATO加盟は戦略目標でありNATO加盟は唯一無二の安全保障であるという立場は変わりない
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/4/7487611/
ウクライナのピーサンカがUNESCO無形文化遺産に登録された。
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/4/7487554/
12月4日
同じく、メモ貼り付け
ゼレ、ウ軍の死者8万人との米報道を否定 実数は言明避けながら「実際はこれより遥かに少ない」
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/2/7487351/
シュムィガリ首相:ゼレ1000につき追って監査を行う、外国で申請し(取得した)ものは返還を求められる
https://epravda.com.ua/rus/power/shmygal-tysyachu-zelenskogo-oformlennuyu-za-rubezhom-pridetsya-vernut-800356/?_gl=14djusn_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczMzIxMDk0OS4xOTYuMS4xNzMzMjExNzM1LjYwLjAuMA..
冬季支援申請者250万人に 12/1 電子サービス利用者の記録更新 https://epravda.com.ua/rus/power/rekord-za-odin-den-bolee-2-5-millionov-ukraincev-podali-zayavleniya-na-tysyachu-zelenskogo-800316/?_gl=11o6pxzn_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczMzIxNDE1OS4xOTcuMC4xNzMzMjE0MTU5LjYwLjAuMA..
ウのドローンは最長1800km またシャヘド迎撃AIドローンも開発中 -フョードロフ
来年は自律型ドローンの割合が大幅増、「ドローンの大群」をお目にかけられる可能性もあり その端緒についている
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/2/7487246/
エネルギー研究センター所長A.ハルチェンコ:ウクライナの停電は冬季いっぱい続く。停電時間は天候や復旧スピードに依存する。現在の電力状況の安定化には最大4週間を要する(敵の新たな攻撃がこの間行われない前提で)
復旧がうまくいけば冬季通じて1日2-4時間の短時間停電で済む だが天候また新次の攻撃しだいでは1日12-16時間に及ぶ可能性あり ブラックアウトの可能性は低い
https://epravda.com.ua/rus/energetika/grafiki-otklyucheniya-budut-prodolzhatsya-vsyu-zimu-skolko-chasov-v-den-800335/?_gl=116yx4oo_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczMzIxMDk0OS4xOTYuMS4xNzMzMjEyMDM1LjYwLjAuMA..
アゼルバイジャンの国営石油会社 (SOCAR)は12/1付でスロヴァキア国営エネ企業SPP社へのガス供給を開始した 両者間の短期契約に基づき 長期パートナーシップへの意向もあり 既にトルコ、グルジア、イタリア、ギリシャ、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、セルビア、スロヴェニア、クロアチア、北マケドニアがアゼルバイジャンからガスを取得している
https://epravda.com.ua/rus/energetika/slovakiya-nachala-pokupat-gaz-u-azerbaydzhana-800343/?_gl=1fnkemn_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBSMTczMzIxMDk0OS4xOTYuMS4xNzMzMjExOTE1LjYwLjAuMA..
12月2日
メモはとるのだがそれを体裁整える時間がない、だがメモでも捨てるのは勿体ない(数日を経過するとそれだけで捨てることになってしまう)のでメモのまま貼り付ける
●Meduza
・戦争税こと軍事徴収 14年8月導入(1.5%←被雇用者・事業者の給料から 年金は対象外) 12/1より5%に もって源泉徴収は23%に(18% НДФЛ + 5% ВС) 軍人・シロヴィキ職員の俸給からの軍事徴収額は1.5%据え置き 戦時体制解除の年の年末まで有効
・«Тысяча Зеленского»12月~2月 国家からの支援(価額1000)を申請できる «Дія»からでも«Укрпочту»ないし最寄り銀行から 申請→10日以内に入金 このお金は公共料金支払い医薬品購入書籍購入医療サービス受診教育交通費軍への募金に使える(色のついたお金?)使用期限:25年末まで 政府予算は50億G
・Бронь 12/1より動員免除申請は «Дія»経由のみに 職員の兵役を猶予できる「死活的重要企業」の要件が再整備され、8要件中3(必須2含む)を満たせば有効(認定)とされた 例:年間納税額が150万ユーロ超
Aランク国家公務員、知事や市長、電力事業者職員、携帯・インターネット事業者、国際機関職員は100%免除、BおよびVランク公務員、警察官、判事、地方自治体職員は50%免除(職員の半数に免除特権付与、半数には付与しない?指導部に生殺与奪?賄賂…… https://meduza.io/feature/2024/12/01/voyna
Алексей Пивоваровの撮影チームがウズ(ヌクス)で拘束 カラカルパクスタンで撮った動画素材は没収 28日、綿花畑の写真とともにウズ特集号の発表が予告された
https://meduza.io/news/2024/12/01/zhurnalista-alekseya-pivovarova-zaderzhali-v-uzbekistane
ウにとり最良の安全保障はEUとNATOへの加盟 だが国を被占領地抜きで一部のみ軍事同盟に招くなど不可能 ウが法的に露の占領を認めることは永遠にない
https://meduza.io/news/2024/12/01/zelenskiy-ukraina-ne-mozhet-byt-priglashena-v-nato-po-chastyam
24年1-10月脱走兵の刑事告訴6万件、22-23年の倍―FT 一部は同盟国の訓練場派遣を利用して脱走 ポーランドは毎月12人
https://meduza.io/news/2024/12/01/ft-za-2024-god-v-ukraine-otkryli-60-tysyach-del-o-dezertirstve-eto-v-dva-raza-bolshe-chem-za-predyduschie-dva-goda-voyny
●УП
脱占領のあかつきルガンスクに誰の顔を見るのか(入植、人口のRemix)
かつてはルガンスクからオデッサへの直行便(夜行列車)もあった
российский нарратив – токсичный и дискредитирующий в отношении Украины
пузырь, в котором любой украинский нарратив воспринимался как……
Он очень хитер
какую-то обособленную территорию(с определенным однородным менталитетом.)
「ドネツク炭田」L州北部は関係なし、DとLはライバル関係
興味ない人にはドンバス=шахтерский анклав
Эта боль еще не прожита
「ドンバスにおける露語の抑圧」歓呼して露を迎えたドンバス市民」は誇張
https://www.pravda.com.ua/rus/articles/2024/12/1/7486941/
“тезис – антитезис – синтез” Пауэрбанки
22-23冬、生活レベルでは苦しかったが士気は高く自国への誇りと勝利への期待で明るかった(ハリコフ・ヘルソン解放、春季攻勢への期待)23-24冬、生活レべルではラクだった(ワルシャワやプラハと変わらぬ冬)が士気は低く暗鬱だった(23年夏季攻勢の失敗、ザルージヌィ更迭、アヴデーエフカ喪失、徴兵の激化、米議会紛糾による支援の停滞)そして迎えた弁証法的第3冬季24-25、露はみたびエネルギー破壊でウの闘志をくじこうと だが迎えるウ社会に今や熱狂も楽観も無し 戦況も過去2シーズンより悪く、社会の気分も暗い(落胆、失望、フラストレーション、国内外への“敵”探し……)これに乗じて露はウの反攻への意思を粉砕しょうと ウ指導部はさらなる闘争のための力をウ市民に掻き立てようと慎重に言葉を選び論拠を選ぶ 単純な回帰ではあり得ない 一昨年は露軍の完全撃破と91年国境の回復をさえ叫べたがих оторванность от реальности слишком очевидна.ゆえに耳に不快な、しかし真実を語るほかない
https://www.pravda.com.ua/rus/articles/2024/11/30/7486925/
先日ワルシャワで国際会議ReBuild Ukraine 30か国から5500人、18か国500社が参加
ウE部門復興の7大帰結:
1、ウ支援への熱量は依然として高い 2、政治の関与が低い 3、E投資は優先事項だが課題あり分散・脱中心的発電~原子力ルネッサンス……
https://epravda.com.ua/rus/experts/7-vyvodov-ob-investiciyah-v-vozobnovlyaemuyu-energetiku-ukrainy-s-rebuild-ukraine-2024-800245/?_gl=11rfqtlj_gaMTk1MTEzMzMwNy4xNzE5Mzc3NDQ0_ga_6ELQ7YCNBS*MTczMzEyMTY2Ny4xOTQuMS4xNzMzMTIxODQyLjM1LjAuMA..
米にウ核武装の計画なし―サリヴァン
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/1/7487144/
EUコシュタ大統領(とカラス外相)訪ウ、合同記者会見でゼレ:しかるべき立場強化後の対露交渉にはEUとNATOも参加すべき 露の再侵攻の芽を摘むため強い立場は必須
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/1/7487138/
NATO加盟後も5条は非被占領地にのみ及ぶhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/1/7487130/
バイデン現政権がウのNATO加盟をギリまで近づけてほしい
https://www.eurointegration.com.ua/rus/news/2024/12/1/7199638/
110万人が1000G申請―ゼレhttps://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/1/7487127/
ウ国防相:45 720人/11月 第200および第300貨物
https://www.pravda.com.ua/rus/news/2024/12/1/7487118/
11月30日
その後も色々あった。ミサイルの応酬、特に、露による新型弾道ミサイルの使用、それによってウ政府中枢を撃つことも辞さずという新種の脅迫。が、日本語の一般報道でよく報道されているように思ったので、逆に更新意欲が萎えた。特に、露の新たな脅迫を取り上げて騒ぎ立てるのが(それこそ露の思う壺に思えて)厭わしかった。若干これについて補足するなら、Pは新ミサイルの使用を「実験(成功)」とうそぶくが、新型兵器の実験とやらを自国でなく外国に対して行うという発想がそもそも悪魔である、とのゼレンスキーの指摘あり(激しく同意)。また、ウ情報総局によれば、当該ミサイル(オレシュニク)は然り実験段階にあり、現有は2発程度、これを量産に持っていく前には、少なくとも10発程度使用してパラメーターを見るであろう、とのことだ。ほか、トランプ人事(ウ戦争調停担当特使にケロッグ・コーンフレーク氏)、ウにおける大増税(戦争税1.5%→5%ほか)、露による28日のウ全土大規模空爆(飛翔体200ほど)と大停電。
昨日~今日にかけての新たな話題としては、
Sky Newsによるインタビューでゼレンスキー、ウの非被占領地がNATOの傘で守られる確証あれば戦争凍結も可との認識を初めて示した(УП)。むろん被占領地の主権を手放すわけではない、4州とクリミアは、外交交渉により返還目指す。妥当と思う。東部の被支配地はどんどん拡大している。これのほかに落としどころはない。ウ側がこうまで言っているのであれば、ほんとうにトランプは、就任24時間で戦争を終わらせることができる。ウを米の核の傘で守る、と宣言さえすればいい。戦争凍結が最悪のシナリオであるのは、それが露に再軍備の猶予を与え、将来の第3次ウ侵略を招く公算が大であるためだ。だが現在の軍事境界線を事実上の露/NATO境界線としてしまえば、露がもはや軍靴で跨ぎ超えてくることはあるまい。交渉によって露から土地を取り戻すことは殆ど可能事の外であろうから、この言葉が口をついて出るに至るまでのゼレンスキーの歯噛みと懊悩を思うと胸が痛いが、本当にゼレが……ウクライナが、ここまで後退できるならば、あとは本当に西側の政治的意思ひとつである。露と峻厳に対峙し、少なくとも今ウクライナの施政権下にある91年国境の8割の土地を確実に西側の軍事力で守る、新たな一発の砲弾が東から西へ飛べば今度は確実に露を滅ぼす、と断言する気骨を示せないのであれば、さらに多くのウクライナ人が死に、さらに永く久しくウクライナの人たちの生活の破壊がつづくばかりである。
30日の計画停電は、キエフ市/州とオデッサ・ドニエプロペトロフスクの両州で、地区により4~7時間(УП)。
オデッサの10日間予報。
読み方:左端、11/30土曜、最高気温6度、最低気温3度、風速7m毎秒。停電が最大7時間程度で済んでいるのは気温がそこまで低くないからである。これから冬本番を迎え気温がマイナス10度を下回ってくると(その日は必ず来る)1日の大半が電気ないという事態も避けがたい。私が実体験した、酷暑の今夏がそうであったように……そのときより露ミサイル攻撃による電力網損傷はさらに進んでいる筈だ。
11月19日
ウクライナ戦争どうなってるか、と今日聞かれたら?――こう答えるだろう。1000日が経過した。侵略は続いており、東部の防衛線は持ちこたえておらず、露の支配域は哀しいかな着実に広がっている。本来の国境線(91年国境)からするとウ国土の2割が露に支配されている形。露はかなり無理をおして進軍しており、日の死傷者は1500人前後で推移。ウ側のカウントによれば、1000日かけて、露兵、都合72万人を死亡または重傷により戦線から退場せしめた。一方で、東部の戦線からは遠い、キエフだのリヴィウだのオデッサだの、後方の都市に対しても、露は盛んにドローンだのミサイルだの飛ばしてくる。狙いの一つが電力。先日は短時間に210の飛翔体を飛ばしてきてオデッサは3日ブラックアウトした。各地で今も停電が続いている。市民の犠牲も増え続けている。そんな中、ついにCHAMSが得られた。
●1000日
УП←この記事に1000日を2分半で振り返る動画あり(ゼレSNSで発表)
●オデッサにようやく光
・オデッサ州は3日間ブラックアウトしたが20㈬からようやく計画停電に移行する。地区により、3~7時間停電、あとは電気あり。УП
・なおキエフ市/州やドニエプロペトロフスク州でも4~6時間の計画停電。УП
・4~5時間停電したって残り20時間電気あればいいじゃないかと思われるかもしれないが、多くは需要ピークの夕方に停電が設定されており、たとえば18~23時の停電など、そうとうキツかろう。
・当局者によれば、オデッサ州が計画停電から脱する(全地区・全時間に電気あり)には数日でなく「数週間」がかかる。УП
●CHAMS
・ウクライナが露にATACMSを使用した。ブリャンスクの弾薬庫に8発撃ち込み、うち露は2のみを撃墜したもよう。ロイター、УП(先に露が6発撃ち込まれて5を撃墜したとかうそぶいていた)
・これより前(かつ米によるCHAMS解禁の後)、VVPは、9月にアナウンスしていた露のシン・核ドクトリン(露の核使用条件を緩和・拡大する)に署名し・発行させた。それによれば、核保有国から支援を受けた非核保有国による露本土攻撃は、露の核による反撃のトリガーになり得る。特に、弾道ミサイルの露本土に対する「発射」(飛来また着弾でなく)事実だけでも、露が核で反撃する十分な理由になる。УП
←本件は、ロシア語の見るファンタスマゴーリヤの夢である。ロシア文学の幻想怪奇小説の伝統に連なる最新作、つまりは、虚構。とはいえ危惧されるのは、これにより、VVPの有事の思考が自動化(高速化)されることである。VVP72歳は殺人と謀略と権力の夢に酔いすぎて完全に焼きの回ったクソ老人であり不測の事態(プリゴジン反乱、K州侵攻など)に際会するとアポケーに陥り極めて鈍重な反応をしか示せなくなることを度々証明してきた。だが、こういう規定(核反撃発動条件の明確化)が存在し、それにサインした記憶も新しいとなると、当面、米英の長射程砲が発射されたら、即、ボタン押す! という反応がオートマチックに引き起こされてしまうのではないか。それは困る。――ひとまず、今回のATACMSは、上首尾に、露の引いたシン・赤線を踏み越える前例をさっそく作ってくれた。よかった。
11月18日
いいニュースと悪いニュース。どちらから聞きたい?
●いいニュース(CHAMS)
ついにチャムスが得られた。CHAMSとは、「米国による、米国が供与した長射程兵器のウクライナによる露深部への攻撃、の許可」(※一般的な用語ではない。筆者自身、CHAMSが何の略語なのか知らない)
CHAMSとは、もっと隠然と与えられるものだと思っていた。解禁しまーすと宣言してから撃つより、何も言わずに敵の油断を襲って轟々たる戦果を挙げてから「実は解禁してましたー」とするほうが戦術的効果が大きいから。(ゆえに、それはもう、実は与えられているのだ、と思った時期もあった。)
УПタイムラインに即して言うと、「NYT:バイデンがATACMSによる露攻撃を許可」が17日20:20(現地時。+7時間でJST)、「ロイター:ウは近日中にATACMSで露を撃つであろう」20:57、「フィガロ:英仏がStormShadow他による露攻撃を許可」21:35、「ゼレンスキー:世人はいまに戦果の報を聞くであろう」22:33。
最初の攻撃は露K州にたむろしてる露兵と北朝鮮兵に行われるとの観測があるが、そう報道されているということは、実際は別の場所に行うのか。敵がATACMSやStormShadowの射程外へ引き上げ損ねている全ての高価値標的を同時に襲ってしまえばいいと思うが。「ミサイル自らをして語らしめよ」ゼレンスキー。
●わるいニュース
17日朝、ウ各地に、空前の規模のミサイル/ドローン攻撃。210飛翔体(ミサイル120発、ドローン90機)が飛来、うち144を撃墜。下図は撃墜戦果(ウ空軍、УП)
各地の電力インフラが損傷→停電。多くで同日中に停電は回復したが、最も被害が甚大なオデッサ市/州では日付変更後も電気・水・温熱すべてのインフラが停止中。УП
11月14日
●トランプ
トランプが要職人事を次々打ち出し世界がカタズ。ウクライナは一喜一憂と思う。「一喜」の部分は、たとえば国家安全保障担当大統領補佐官ウォルツと国務長官ルビオという人はともに①トランプの「米第一主義」に共鳴②タカ派の急先鋒③米の宿敵=中・イラン・露に対して強硬④共和党内の反ウ・脱NATO派からは距離。ウォルツはむしろウによる米供与長射程砲の露本土深部攻撃賛成派とのこと。「ウはこの人事に安堵しただろう」Politico、УП
また、これはトランプによる任命ではないが、米議会上院共和党会派の長に何某いう中道の対ウ支援賛成派が選出された由。УП
かと思えば、「一憂」の部分、国家情報長官にギャバード女史、対ウ支援反対派。ウ「偽情報対策センター」によれば、同人は22年よりクレムリから報酬をもらい露政権の手先となっている。22年開戦当初より「この戦争は米が露を多年にわたり挑発した結果。米国の支配層はウクライナ人の手を借りて多くのロシア人を殺そうとしている」等と主張。また、ウ国内の生物学ラボで大量破壊兵器が開発されている、との偽情報を盛んに拡散。УП
今後の人事の注目ポイント:ウ露戦争終結めぐる交渉(和平/停戦交渉)を担当する特別代表という役職が設置されるのだそうだ。2017-2019のトランプ第1期にも同様の役職があったとのこと。間もなく発表の見込み。Fox News、УП
※全体的なことを確認しておくと、
トランプは選挙キャンペーンで「大統領就任後24時間で戦争を終わらせる」とシャンクスみたいなこと言ってたが、シャンクスは漫画のキャラクターであって、現実にはそんなことできるわけがない。が、自らの威信にかけて、最早期停戦は目指すであろう。現在トランプ周辺では「落としどころ」として、⑴現在の勢力範囲での紛争凍結⑵その停戦ライン周辺への非武装地帯の設置⑶ウクライナのNATO加盟を20年間猶予という案を考えているそうだが(WSJ、УП)、これは露の望むところ、ウの敗北以外の何ものでもない。ウのNATO加盟に待ったをかけておくから露さん数か年後の第3次侵略大攻勢に向けて力を蓄えておいてね!とのメッセージとあの食人鬼どもは解するであろう。また露は、上記⑴現在の勢力範囲での紛争凍結を当て込んで、今のうち少しでも多くのウ領土を蚕食するべく、人命をいとわぬ攻勢を東部でかけ続けるであろう。
ところでトランプは下院共和党議員との会合で、また4年後の大統領選にも出馬しようかなぁとか軽口叩いたという。真に恐ろしいのはこれだ(憲法改正により通算2期8年までとの制限撤廃→独裁→米民主主義の死)だが流石にそんなことにはなるまいと思う、かの国の自浄の力を信じる。УП
●バイデン政権の最後のふんばり
トランプ政権発足(25年1月20日)までにバイデンは対ウ支援についてできることをすると言ってる。
国防総省によれば、今年4月の米議会追加支援決定以降、ウクライナへ約束したもののうち、実際にウクライナに届け終わったのは、弾薬については83%、防空装備については67%、火力(攻撃用?)については60%ということだ(10月半ば時点)。何しろ米の在庫兵器を数日~数週間以内に届ける、要修理のものあれば速やかに修理して届ける、とのこと。УП
●世論調査
「レイティング」社の9-10月の社会調査。ウクライナ国民の心の声は。
・戦争に勝利することを信じますか。
信じる……88%
信じない……10%
※22年4月比で信は9-10%DOWN(「信じる」97%であった)
・戦争、いつ終わりますか。
一年以内に終わる……31%
1-2年で終わる……33%(УП)
・戦争の結果に最も大きな責任を負うのは誰ですか。(複数回答可)
ゼレンスキー大統領……58%
ウクライナ軍……49%
ウクライナ軍のスィルスキー総司令官……33%
国際パートナー諸国……30%
ウクライナ市民……28%
最高会議(ウ議会)……13%
ウメロフ国防相……10%(УП)
・どれか一つ選ぶとしたら、どの国際経済同盟に加入したいか。
EU……75%(23年2月の最大時は85%)
関税同盟with露/ベラルーシ/カザフ……2%(不変)
・NATO加盟の是非を問う国民投票が行われたら、賛成票を投じますか。
賛成……75%(23年2月の最大時は82%。ただし22年4月の59%と比べたら遥かに多勢)
反対……7%ただし22年4月当時(УП)
・ウ軍の動員(徴兵)は十分か、いきすぎか。
いきすぎ……26%(24年2月比7ポイントUP)
適切……32%
不十分……25%(24年2月比11ポイントDOWN)
※年齢別では18-29歳の層で「いきすぎ」との評価が最大、43%(УП)
↑動員への評価、地域別(上段より東部、西部、南部、中央部)、年齢別、性別(男、女)。赤が「いきすぎ」緑「適切」青「不十分」灰色「回答に窮す」
・戦争税(военноый сбор)の増税(1.5→5%に)どう思う?
賛成……64%(断固賛成32%、どちらかといえば賛成32%)
反対……32%
※当然ながら、収入と相関。УП
●国防募金が減ってる
ウクライナ国民自身による軍への募金が著しく減少している。金銭ないし意欲が枯渇してきているということ。ウクライナの有名TV司会者セルゲイ・プリトゥーラの慈善基金は今年14億グリヴニャ(≒52億円)を集めたが、これは往時の数分の1である由(22年には「人工衛星を買える」くらいの募金を集めたとか)УП
戦況膠着、近親者の動員、停電、トランプ復権に伴う対ウ支援削減ないし望まざる形での停戦の見通し。これが「今こそ軍を支えねば」という方には向かず、むしろ厭戦、内向き志向に帰結している?
●エネルギー、電力
13日、一部で停電があった。幸い生活者には累は及ばず、ビジネス・産業向け電力制限が首都で。既に解消し、14日は停電は行われない予定。УП
これを受け、またぞろ「停電の季節」がやってきたか、と各紙報じたが、ガルシチェンコ・エネルギー相、そうした報道を「閲覧数欲しさの偽情報」とこき下ろし。今回の停電は発電施設における不測の事態(事故)に伴う一時措置であり、がたがた騒ぐほどのことはない、「公式の情報源のみ信用せよ」と。УП
11月10日
戦争は今日が991日目であるそうだ。千日数えたら千万文字書いたことになって大願成就、アセンション、すごいよまさるさんの最後のページみたいに口から血を流して「勝った……!」と呟いて、戦争は終わったということにならないか。なりません。
●オデッサ受難
四夜連続で市中にドローン飛来で住宅ほか民生施設に爆害。
「壁二枚」の原則。あるいは「ふた壁防御」の鉄則。古い記事だが、こちらを参照。シェルターは必ずしも君を爆撃から救わない。むしろ棺桶になる可能性あり。よきシェルターは、ふたつの出口があり、独立した電気系統を持ち、同じく独立した水道を持ち、換気孔がある。この条件を備えぬシェルターに逃げ込んで生き埋めになる可能性あり、それならば、いっそ、自宅に留まって危難の去るのを待った方がよい。その際、「ふたつの壁」で守られた空間に留まる必要がある。街路に面した壁は敵の攻撃で破砕される危険あり、破砕片から身を守るために、もう一枚壁がほしい。要は、あなたと街路との間に、窓のない二枚の壁があるように。最悪なのは、街路に面した、窓のある部屋である。
●露の「新世界秩序」の矛盾
ISW:露は軍事ブロックなき新世界秩序を追求するとするが自身の行動と完全に矛盾。露のまさに注力していることは北朝鮮イラン中国ら非(反)西側諸国との軍事ブロック形成そのもの。BRICS拡大志向もその文脈。УП
露は要するに、超大国に返り咲きたいのだ。覇権国=米国一極支配からの脱却、公正かつ平等な新世界秩序というが、けっきょくテメェが「極」に返り咲きたいだけ。世界の東半分を制覇・宗主していたあの頃に帰りたいだけ。この露(つゆ)の夢を、トランプが――ルールなど糞くらえ、パワーにこそ真善美の骨頂を見るトランプの、実に忌まわしく厭わしい言葉と行動による、「圧倒的に強い米国」の再建が、砕いてくれるなら、それは、最悪のものよりは少しましな、世界史の推移と思える。その意味で、私は、仕方ない、トランプを支持する。(何丘)
●エネルギー/電力
ウクライナの一昼夜あたりの電力輸入量は5215MW時(784MW)。輸入元はポーランド、スロヴァキア、ルーマニア、ハンガリー、モルドヴァ。УП
※1000kW=1MW、1000MW=1GW。ふつう日本だとkWで統一するが、露字メディアは統一しない。本当はこちらで計算してkWに統一するべきだが、私はよく桁数を間違えるので、正確を期す&手間を省くの一挙両得のため、書いてあるまま訳すことにする
●兵器の国産化
トランプ再選でひとつ確実なことは米国の対ウ支援の規模が縮小することだ。だがウクライナもこの間そのシナリオに備えていなかったわけではない。何もくれなくても自分で作ったもので戦える態勢を整えるべく兵器の国産化に努めていた。ゼレによれば、国産ミサイルが最初の100発を製造し終わったそうだ。ほか、大砲や砲弾、各種ドローン(前線で用いるもの、敵本土深部を叩くもの)の製造についても、24年は大いなる進展があった、とのこと。УП
11月9日
トランプが勝った。北朝鮮が参戦した。露の侵攻は止まらず、東部の露の支配域は緩慢だが着実に広がっており、ウクライナの後方諸都市には連日連夜ミサイルやドローンが飛んできている。
●トランプ再選
・ゼレンスキーは6日PM5時JSTとかなり早いタイミングでトランプに祝意を表している。「トランプの指導力による『強いアメリカ』の時代の到来と超党派のウクライナ支援を望む」(X)。
・続いて7日朝JSTには祝電を入れ電話会談。「素晴らしい会話」(ゼレ談)になった、とのこと。УП
・この電話会談は25分続き、トランプは「ウクライナを支える」と述べたという。興味深いことに、会談にはイーロン・マスクも参加した。スターリンクを通じたウクライナ支援を約したとのこと。トランプ2期目へのマスクの影響の大きさがうかがえるが、二人がウクライナについて何を考えているのか、予断は全く許されない。УП
・CNNによれば、礼節や(自己への)忠誠心を重んじるトランプは、世界のリーダーの誰がどのタイミングで自分に祝電を入れるかを入念に観察していた。УП
・プーチンは表向き、祝電を入れていない。
●バイデン
・トランプが来年1月20日に大統領就任するまで、バイデンにはなお2か月の任期があり(いわゆるレームダック期)、ウクライナ支援に使えるお金がまだ60億ドル残っている。バイデンはこれを余さず使うであろうとの観測(そこはさすがに、頼む)。УП
●蚕食
ウクライナは10月新たに490km2の領土を失った(露に占領された)。УП
上は、24年1月から1か月ごとの失地をグラフ化したもの。失うペースが右肩上がりなのが分かる。10月はこの1年で最大の失地を記録した。救い?は、露兵の喪失ペースの急速さ。露軍の死傷者1000人ごえ(※ウクライナ発表)はもう当たり前、1500人の日もざらにある。
●エネルギー、電力
・ウクライナでは、当然ながら、もう暖房シーズンが始まっている。受難の冬のはじまり。「暖房シーズンは首尾よく開始された」とシュムィガリ首相。УП
・民間所有の中小発電機による分散発電が大事。分散発電の出力は既に1.35GWを数える。УП
・少し前、エネルギーインフラへの攻撃を互いにやめませんかという交渉がウ露間で始まっている、という話があったが、現在、双方のエネルギーインフラへの攻撃は盛んに行われている。
・露は10月、2000機のドローンをウクライナ各地に飛ばしたという。9月は1300程度だった。今後も大量に飛ばしてくるものと見られる。УП
●ゼレンスキー、ハンガリー訪問
・親露ハンガリーに開戦以来はじめてゼレが訪問(欧州政治共同体サミット(7日)出席のため)。スピーチで「露に対するあらゆる譲歩に反対。必要なのは『力による平和』」УП
※「力による平和」はトランプが1期目で愛唱したフレーズで、元ネタはレーガン米元大統領の言である由。
●世論調査
ウクライナ人に聞いた、ロシアのこと好きですか、嫌いですか。好き……3%、嫌い……93%(KMIS、24年9-10月、УП)
↑同様の調査の、08年からの経時変化。好悪は見事に反転。14年で好感はかなり落ちたがその後だいぶと持ち直している。「露への敵対的感情が侵攻の引き金」は嘘。因果関係が逆。14年のことがあってからもウクライナ人の半数は露に好感を持ち続けていた。
今度は露(という国)でなく、露に住む露人への好感/反感について聞いた。ロシア人(露在住の)のこと、好きですか、嫌いですか。好き……8%、嫌い……84%。
21年11月(上図左。侵攻前)時点では、好き76%、嫌い14%であった。