Twitter日記(11/14)

その他

ロバが歩いてきて言った。「こんにちは、何丘です。一週間のTwitter活動を振り返ります。」

自分のtweet

今週も少なくない数のtweetをなした。数えてみると173件tweetしていた。7日で173件。1日にならして35件だ。中毒ユーザーのパフォーマンスではないか。

↓主としてやっていたのは「ロシア語みんなのうた100選」だった。主観的には。

これはロシア語のこどものうた(детские песни)おすすめ曲100個紹介するまで(何丘は)年越せません、いや皆さまにも年越させません!という企画で、今週は㉘ピンク色のゾウ㉙ついに時は来た㉚哀れな羊㉛雲よ!㉜タコの絵描き歌㉝できるかもしれないじゃん!㉞するとそこには!㉟キリギリスの歌㊱ともだちの歌、以上8曲紹介した。このペースでは全然年内に完結しない。しかもストックは実は100曲に(全然)満たないのだ。

誰にも求められないことを敢えてやって、それに自分で期限を設けて、一人勝手に汲々としている。”かわいそう”な何丘。

↑先々週のベビーカー盗難事件でなんか慰められ足りない感じがしたのでダメ押しした。というのは冗談で、このполосаの話は本当に面白いと思った。だがその面白さが誰かに果たして伝わっただろうか。

↑これなども面白い話だと思うのだが、そんなにいいねがつかないということは、そんなに面白くないのだろうか。私はもう黙った方がいいだろうか。

↑これが今週一番いいねをつけた。私は真顔で呟いている。下らないがウケるのかもしれないなと思ってごく尋常の顔で呟いた。もう一度言います、このtweetをしたときの私は醇乎として真顔。

そうそう、このtweetしたとき、温水供給システムに関する炎上騒ぎ?のことが意識に上っていた。私は性格のねじくれが半端でないのでこの話題で何かを言った人全員の評価を一律に下げる。認識はしている。私はロシア屋だ。ロシアについて日本の言語空間で何がどのように言われているかをひとわたり認識することは一種の義務だと言っていい。その上で沈黙する。皆さんは黙殺力が低すぎる。「限りなく認識し、限りなく沈黙」これが私の格率だ。

↑あとは尋常に、こういう、散歩で浜に降りて海を愛でたことを報告したりだとか

↑このように行く秋を惜しんだりだとかしていた。「金の炎」、ハ。文学臭が強すぎないように、かつ、あまりに月並みではありすぎないように、絶妙な加減で。このやつは文学臭が強すぎた。

↑これは新機軸と言えなくもない。私は大体のtweetに写真を付すが、それなしで、ごくありきたりに人のするように「思ったことを言ってみた」感じで何か言ってみた。このようなこともしていってみようか。

※ここへきて凡例:各tweetのキャプチャをクリックすると当該tweetに飛べる。tweetをそのまま埋め込む手もあるのだがそれすると記事が重くなるのでこうする。

他人様のtweet

ここからは一週間の人様のtweetの中から私的に珠玉のものを貼り付けていく。

文芸

↓日課の投稿から一段ギアを上げたときの草野さん本当にすばらしい。非常に生々しい。生理的反感ないし共感を喚ぶ。酸鼻、つまり鼻が酸くなる感じ、を覚えるということは、それだけリアルで、衝迫力があるということだ。読むものをして生理を発さしめる。一方に滑稽。そしてなんだろう、最終一行の直立は。反歌というやつか。この反響がだれのことば(どこから返ったことば)なのか、その位相不明ぶりがあやしくおそろしい。

※繰り返すが、tweetそのものを埋め込む代わりに、tweetのキャプチャ画像いわゆる「魚拓」を置いている。その画像をクリック(タップ)すれば当該tweetに飛べるようにしてある。

↓上田さんのインタビュー。ふつうにいいインタビューだった。

あとで読もうと思ってブックマークもとい「いいね」押ししてたのだが当然のように失念し、その後アンチにからまれてるのを見てではといよいよ読む気になったと白状する。Twitterの外部へまで遷移して何か読ませる/聞かせようと思ったらやっぱ二回はインプレッション起こさないと無理だな。

それはともかく、ふつうにいいインタビューだった。アンチのほざきは批評でも感想ですらもなく純粋なアンタイの雑言であった。私は多くの情報を取得した、ゲンロン周りの各サービスの個性もようやく認識し、自分が当座何に課金すればいいか目処が立った。要するに気にはなっていたが主体的に調べるには至らなかった色々なことが一挙に知れる、私にとって非常にお得な記事だった。ゲンロンの刊行ペースが「年イチ」であることも分かり、それでは親元から次の船便で送らせても(=4か月後に手元に届くのでも)決定的な遅配にはならないと思い、最新号である『ゲンロン12』購入をやっと決心。

食い物

↓ルクセンブルクの畏敬すべきリア充姫ARINA共有情報、「アボカドとモッツァレラをにんにく醤油に漬ける」。やって……みよう。

↓洋梨ブルーチーズピザですて!意外な組み合わせだが私の脳内に蓄積された個々食材の味覚経験を総合してみるにこれは美味い。

しかし、それにしてもだが、「これはピザっぽいパンの上に洋ナシをスライスしたのとブルーチーズをただ乗せてオーヴンで焼く、でOKですか?」と自分の理解の正しさを当人にたしかめた、ポイントは他に何か追加の食材調味料がないかどうかだ、でもこの私の質問に回答をくれないというのはどういうことなんだろう? 私ってそんなに、こんなやつになら話しかけられても平然と無視していいと思われるくらいの、虫にしか見えないのだろうか。ふつうに傷つくし、ふつうに根に持ってしまうが。まぁ通知に気づかないということもあるよねー…(と自己慰安

↓しか子さん。この「フルーツほおずき」というのは、多分あれではないかという心当たりがある。私たちのダーチャが所在するウクライナ南部某村に自生してる(誰もあまり顧みないので熟れて落ちるに任せる、だが実は食える)いわゆるдикий абрикос山杏ではないだろうか。ものは言いようで、「フルーツほおずき」などというとすごい美味しそうだ。もっと早く知りたかった、もうシーズン終わってしまった。

↓おお、またしか子さんか。地味にしか子さんからもらってる有益情報多いな。味の素の、一週間のこんだてを提案してくれるサービス。「ロシアにない食材は無視してできる限りそれっぽく作ることにする」ほんそれ。その精神でいくしかなく、またその精神でかなりのとこまでいける。

よその国のはなし

↓R氏。「ポーランドは日本なみに単一民族国家」なんですて!全く意外。本当かなぁ。でも「(日本)外務省によると人口の97%がポーランド人」という。ヨーロッパでそんなことが可能なんだろうか。逆に興味もった。

↓Чумиさん。埼玉の飯能にある「ムーミンバレーパーク」がリニューアルだって。ちょっと興味をそそられる。子供と行ったら楽しかろ。だがガッカリする危険も相当高いと思っている。だって北欧と埼玉では気候が違い過ぎる。植生も当然ちがう。高温多湿・亜熱帯の日本の空気と森林の中に(いかに精巧に模擬したとしても)「北欧ふう」の建物を並べ・着ぐるみを躍らせたとて、ちぐはぐ感がグロテスクに感得されるだけではないのか。特にロシア・ウクライナ住まいが長くて北国の風土を肌感で知ってる私たちには。どだい無理ゲーなプロジェクトなのではないか。しかしそこを案外にやるのか?

↓またしか子さんか。モスクワはもう吹雪。そりゃそうだ、もう11月も半ばだもんな。当地オデッサは気温はもう日本の関東あたりの真冬の水準だが(気温ひとケタ前半)まだ雪が降りそうな気配はない。

↓ガチ旅人のNorikoさん今アルバニア。しかも既訪という、マジガチの人や……。「ブルーアイ」ですて。アルバニアについては知識ゼロ。正直どこにあるかも分からない。地図見てなるほど、バルカン、たしかにコソボ紛争とか「アルバニア系住民」といった語句の連想が走る。この機会に少しWikipedia走り読みしたり、Орел и Решкаの今のЗемлянеのシリーズにアルバニア人の回があったので見てみた。実に興味深い歴史・風土・人たちをもつ国だ。

あわせて気づいたが、Орел и Решкаのイヴレーエヴァが出てるдевчатаシリーズのアルバニアの回は実は過去に見ていた、だが当時は自分に全然関係のないどっかの国の話として見流してしまった。それが、こうしてNorikoさんというTwitter上の知人(と言ってよければ)が実際にその地に存在することによって、つまりNorikoさんを媒介に、よりわがこととしてアルバニアという国を眺められる。そう考えるとTwitterも有難いものだ。

総括

11月第2週のTwitter活動を概括して、わりに楽しんでTwitterやってた、と言える。先週から心境の変化があった。先週は、まず自分のtweetについては、「いいね」が全然つかないことを気にしていた。で、他人のtweetについては、タイムライン見るのマジ億劫とか言っていた。

今週は、そんなに「いいね」の数を気にしなかった。わりにみんな「いいね」くれたので? うん、そうとも言える。もともと100個なんかほしくない、10個あればいい。「いいね」の数がTwitter的シアワセ(しあわせは色々な種類があるが、その中のTwitterハピネス)であることは認める。でも私の杯は小さいので、それが満ちるためには少しの「いいね」があればいい、それがとりあえず足りていた。そういうことか。

タイムラインについては寧ろ考え方をかえた。この川(タイムラインというなの大河)にはやはり有益な情報、砂金だの箪笥だのまだ使えるテレビだのが流れてくる、それは本当にたしかなのだ。玉石混淆だが玉はたしかにある。だからそれを探りにダイヴしていく、苦しいことであるはずがない。苦しくなってきたら、つまり酸素が足りなくなってきたら、浮上すればいいの。そこで探索はいったん終了。また気が向いたときに潜って、息が切れたら浮上すればよい。

ただ自己の楽しみと学びとはぴねすのためにTwitterしなさい、気楽に。

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前回 ⇒ Twitter日記(11/7号)
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