日記(7/20~26)

その他

日記でも書き残しておくか。ブログ毎日更新の最後の砦、せめて日記くらいは毎日新しいものが載るように。「#海外生活 #田舎暮らし #30代男 #育児 #無職 #終わってる毎日」

7月26日(日)

もう2時か……。土日は義父母の手を借りられるので子供を任せてブログ頑張るぞと真人間みたいな、そのブログが真人間ブログであったならばね、ことを考えていたのだが、今日は義兄(つまり嫁の兄)がカノジョつれて遊びに来たので昼から酒を飲んでしまって、相当脳力を失った、それでもなんとか二本記事アップして今だ。
一本目は、かねて予告していた「封神演義について1時間書き続けてみた」。制限時間1時間かつ調べもの不可というルールは徹底したのだが、まずwordにベタ打ちして、そのあとWord Pressに貼り付けるという段で、やはりこのままだとちょっと見せられないな、と思ってしまったのが運の尽き、やれ章分けだルビ振りだ、それに伴う字句調整だ、果ては長大な後書きだで、ワインで脳力が流失していたのもあり、結局メチャクチャ時間がかかってしまった。
二本目は「今週見ておもろかったYouTube動画7選」。毎週日曜これやると決めていたので、義兄らと夜半までклаберы(トランプゲーム)やってしまった後ではあったが、なんとか公開まで漕ぎつけた。こんなもん書いて、どこに何の需要があるのか知らない。この積み重ねの果てに本当にブログで金稼げるようになるのか知らない。全く意味ないことをしているのかもしれない。
ただこの日記も、やくたいもない駄文集だが、毎日必ず一人程度、見てくれる人がいる。ホレ私、運営者なので、閲覧数わかるので。
誰か知らんけど見てくれてるみたいね。アンタのために書いてるよ。

7月25日(土)

肛門☆崩壊が木曜だったろ。んで痛み止め飲んだりしつつ、大便は控えていたのだが、今日どうしても我慢できなくなって、ブッ放したところ、意外に大丈夫でして。夕方はチャリさえ乗った。今も寝ながらでなくちゃんと座って机に向かってこれを書いている。お尻の穴(アス・ホール)が痛くないってなんて幸せなんだろう!
▼今日は二本記事を公開した。多分全然ダメなんだろう。自分では面白いと思って書いている。だが全く全然ズレていて話にならない、全く本当に完全にズレているのだろう。自分が思っている以上に私は終わっているのだと思っていた方がいい。
まず午前を使って「東京五輪ポシャってほしいと思っていたが」という記事を書いた。東京五輪は開催されないでほしい、それで日本は泣いてほしい、という素直な気持ちを書いた。もし私に知名度と影響力があってこういうことを言ったら「炎上」とやらが起こっただろう。誰も知らない誰も興味ない路傍の石のような私が言うから誰も見ない誰も気付かない、世界のどこにも波風が立たない。
午後は「うちの果樹園けっこうキてる(7/25号)」という記事を作った。庭の写真ばしゃばしゃ撮って並べただけでこんなん簡単だろと言われそうだが大変に億劫で時間もかかった。十倍の分量のテキストを書いて写真なしで記事にするほうが私には易しい。さて果樹園。人が羨むような環境に住んでいることは私も認める。生まれてから一度も頑張ったことがない、「童貞」(比喩的に)のまま一生を終える気がする、何をしていてもするべきことをしていない気がする、どこにいてもいるべき場所にいない気がする、こういう私でなければ、ここを楽園と観じて安息を得ることもできただろう。げにここは楽園なのだ。誰かにとっての楽園だ、私のではない。その楽園にはこのような木が生えているよ、実が生っているよ、という報告。
これら二本の記事を公開し、Twitterで「公開しました」と言ってみたところ、十いくつも「いいね」が押された。フォロワー3人しかいないのに関わらずである。これは「#ブログ初心者」というハッシュタグをつけたからに違いない。想像するに、おそらく私と同じようにブログ初心者で、集客のためにTwitterやってる人たちの間に、一種の慣行があるのだ、ハッシュタグ「ブログ初心者」のツイートには無条件に「いいね」をつけるという。下らねえ。何が下らねえって、そいつら別に何丘ブログ来て当該記事読んでくれるわけではないのだ。ブログ更新しましたこんな記事です読んでね、と、ただそれだけのツイートに対して、その記事読んでくれるわけでもなくして何が「いいね」だよ。こんな「いいね」は、こんな慣行は、こんな慣れ合いは、クソだ。
当該記事は7/26零時現在、つまり日本時間6時現在、訪問者0人のまま。
▼さっきまでклаберыやっていた。4人でやるトランプゲーム(私と妻vs妻の両親)。オデッサ発のゲームだというから、多分日本人でこのゲーム知ってるの私だけだ。いつか記事で紹介してみてもいい。もっといいのは、YouTube動画にすることだ。
このゲームは全体で1時間くらいかかる。長丁場なので、途中雑談が挟まったりする。今日のテーマは「エジプトのファラオの顎についてるなんか棒みたいなやつ」。ありゃなんなんだ、オシャレか?実用的な意味があったのか?まじない的な意味があったのか?スフィンクスにもあれついてたっけ?あれは現代でいうと何に相当するものなのか?
これも記事にしてみてもいい。「エジプトのファラオの顎についてる棒みたいなやつ」について調べてみた、みたいな。

7月24日(金)

今日も過ごしやすい日だった。扇風機さえつけなかった。
朝はひどかった。子供が早朝4時にギンギンに覚醒してしまい、なんで、なんで、なんで今界王拳3倍なの?誰と戦ってるの?ねえ、大人しく寝ていてよ!しかし言葉なき一歳児はシュインシュイン音たててオーラを放出しつづける。うるさくてとても寝ていられない。「ねえ、坊や、その界王拳3倍をやめて!」そう言われて坊や、何を思ったか、こちらを向いてニコッ。
仕方ないので交代で相手をすることにした。4~6時嫁。6~8時私。もともと昨日の痔疾☆爆発の余波でお尻の穴が痛く、眠りが浅かった。そこへもってきて早朝から坊やの乱取りのお相手で、相当こたえた。
そゆわけで朝ボーとしていて、
昼もボーとしていて、
夕方、そして夜までボーとしていた。いま深夜1時半。
賢明な人なら昼寝でもして脳状態を整えたであろう。だが私はあーだるいな眠いな生産性落ちるわーと言いながら、ただ起き続けていた。
ブログ、ひと記事書いた。「日本に帰ったらやりたいこと」。浴槽が浅く(湯船自体が浅いのと、あと、溢れかえり防止用の吸い込み口の位置が低い、湯が全然溜められない)お風呂に入れないこととか、またどういう食品が手に入りどういうのが手に入らないか(醤油は買えるが味醂は買えない、等)、それゆえにどういう苦しみがあるか、そこをどう工夫して乗り越えているか……。そういった話には常に一定の需要があると思うのだ。それは何も、これからその国その街に行く具体的な予定がある人に限らない。自分と全く没交渉な生活圏からの報告でも、精彩あふれていれば楽しく聞ける。だから、知ったこっちゃねーよってくらい個人的な話でも、こうして一本の記事に仕立てていいのだと思う。
食い物の話ばかりになってしまったが。
たとえば「日本語で思う存分会話をしたい」という項目を立てようかとも思ったが、内観したところそう苛烈に欲求してもいないようだった。妻はロシア人だが日本が堪能で、私は自分がロシア語頑張りたくないものだから、デファクト公用語を日本語にしてラクしている、妻を付き合わせている。妻に使う日本語は、当然ながら、私が日本人相手に喋るときの日本語とは違う。難しい言葉と易しい言葉と同時に思いつけば当然易しい言葉のほうを使うし、難しい言葉しか思い浮かばなければ、これ分かるかなぁと気にしながら使う。伝わらなければ噛んで含める。日本人相手ならその手間はない。でも、しかしながら、このやり方でもう何年も妻とやってきており、もはや全くストレスに感じない。日本語でしゃべりたいという欲求は妻との日常の会話で十分に満たされているんだと思う。
第一何丘には友達がいない。一人もいない。日本に帰っても親くらいしか話す相手がいない。どうしても日本語ワーぶちかましたければガールズバーでも行くかということになるがそんな不穏当な話はブログではできない。(今ここでしてるけど)
まーそんなこんなで「日本に帰ったらやりたいこと」ひと記事アップしたわけだが、土日は義父母が子供見てくれるので、ここぞとばかり猛烈に記事を書きまくりたい。まず「うちの菜園・果樹園いまこんな感じでーす」の記事を一本(もう写真はあらかた撮った)。「1時間で語り切る封神演義」一本。あと「コロナと東京五輪」について書きたいことがある。ネタはわりと次々思いつくのだが、書く手が追いつかない。眼高手低と昔から言われてきた。2時だ、いい加減寝よう。

7月23日(木)

いやー今日はダメだった。しんどかった。
気候はすばらしく良かった。涼しく、過ごしやすかった。日中28度くらいか。子供も今日は割といい子だった。たいへんに生産的な日でもあり得た。
しかし朝の排便でやってしまった……痔疾☆爆発。尻の穴を庇って終日ヒコヒコ歩いた。嫁もはじめ同情してくれてたが晩飯頃には呆れ顔で「なんか情けないわねアンタ」。はひ……自分でもそう思います。
一方で今日は珍しくちょっと金になる仕事をした。つっても5000円だが。ロシア語のテキストを和訳した。そういう会社に登録しており、ときどき仕事の依頼がある。下らねえ仕事だ、時間の切り売り、こういうことをしないで済む境涯に出てえものだ。(そのための何丘ブログだ……道筋は全く見えないが)
そう、何丘ブログを更新した。「ウクライナに蚊っているんすか」という記事。いや、いるよ。今もボリボリ掻いてるよ。
割と面白おかしく書けたと思う。こういう海外生活のディテールに興味ある人もいるのではないか。卑近すぎてあまり語られないようなこと。誰も敢えて語ろうと思わないようなこと。そういうのを何丘ブログでは読めるんだよ、ファンになれこのやろう!
かねての持論「蚊は人類の仇敵」説も展開できてよかった。私は博愛主義者である。その証拠に、「ゴキブリを絶滅しろ」とは私は言わない。ゴキブリさえ私によれば生きていていい、絶滅しんでほしい(=しないでほしい)。その私が「蚊は死滅すべきだ」と言うのだから、よほどのことだと理解してほしい。
「私怨はないが(いや本当はあるけど)、新しい時代のため死んでいただきたい」というやつだ。

7月22日(水)

昼飯は私が作った。チャーハン。人参、挽肉、玉葱、ピーマン、トマトをこの順でフライパンに放り込み、一方ではご飯を炊いておいて、よきとき厳かに両者を出合わせた。仲人はタルタルソース(市販、パウチ入り)そしてキッコーマン醤油。
嫁に「薬局行ってきて。あとスーパー」と言われ、ぐずぐずしてたら、「おいまだ行かんのか!」と怒鳴られた。私はロシア語圏に住んでもう5年になるがいまだに一人で買い物に行くのが怖いヘタレである。妻もこんな私を情けなく思っている。仕方ない、チャリ駆って出かけた。まず薬局でおむつ買った。この薬局はバラ売りしてくれる。5枚だけ買った。次にスーパーで牛乳とトマトを買った。ついでに自分用に瓶ビールも一本買った(17グリヴニャ、つまり70円くらいか)。以上、買い物ミッションコンプリート。なんてことはない。全くどうということはない。
他には特に何も。Twitterのフォロワーが3人から2人に減った。
ああそう、こういうことがあった。大学の先輩とここ数か月、とある要件で間歇的にやり取りしていたのだが、今日またメールが来て、そのメールが、「何丘君」でいいようなところ、「何丘様」で始まる。続く言葉も「お世話になっております」であって、いや、旧知の人間と私用でやり取りしてんだからそんな糞みたいな社交辞令つけんな! 結びの言葉は「何卒よろしくお願い申し上げます」であった。返事をする気をなくす。よほど私と距離を取りたいらしいな? 私が何をしたという? 何をしたわけでもないのだ、こいつの書き癖なのだ。距離の取り方というものをまるでわかっていない。ある種の事柄について何丘より終わっている人間というのはざらにいるのだ。
晩飯は昼飯の残り。ビールを飲んだ。げっぷが出た。働かざる者のげっぷ。

7月21日(火)

世界中のまともな人間が9時から5時まで働いたであろう今日平日、ウクライナ在留邦人何丘32歳は一人ぐうたら「はぐれメタル」。ひねもす葉隠れ、はぐれておった。アンタらよ、私と遭遇しておくれ。教えてやるよ、「はぐれメタルは、本当にいる」んだよ。
昼食は私が作った。芸のないトマトパスタ。玉葱とトマトだけ。トマトは市場で買ったやつ。来週には庭のトマトも収穫だ。嫁が「にんじんも入れてよ」と言うのだが「あーでもめんどくさいよね」と自分で撤回する。たしかに一人だけ火の通りが遅いにんじん君は足手纏いだ。でも嫁が食べたいというのだから面倒をおして入れてやるべきだ。克己心。刻んで入れた。私は自分に勝ったのだ。これが今日のハイライト。他には何一つ輝かしいもののない日であった。
今日も割合に涼しかった。温度計見なかったが30度いってないんじゃないか。
ブログも今日は一切ノータッチだった。書きたい記事は色々あって、さしあたり明日にもこしらえたいもの二題。一つは「うちの庭、いまこんな感じです」というもので、菜園のトマトだの果樹園のりんごだの桃だの、パチャパチャ写真撮って並べる。最小のテキスト添えて。田舎暮らし・外国暮らし・家庭菜園に興味がある人が楽しく見るかも知れない。これはシリーズ化して、毎週の定点観測、週次レポとする。自分用のメモにもなる。
もう一つは漫画「封神演義」のあらすじをカンペなし制限時間1時間で書く、というもの。ハァ? と思われそうだが、いや、まんまそういうことをしてみたい。中田敦彦YouTube大学「エクストリームSLAM DUNK」への何丘からのアンサー。何丘は口下手でべらべら喋りは出来ないが、べらべら書き黒帯である。どこまでできるかやってみたい。自分が好きな漫画を1時間熱弁する、ただし喋りでなく書きで。そういうシリーズの第一弾としてまず封神いってみたい。
ああ、窓の外、鈴虫鳴いてら。鈴虫は当地では秋でなく夏の風物詩である。
今日ウクライナでちょっとしたニュース種があった。ルツクという街で立てこもり事件があって、犯人の要求は「『アースリングス』という映画を観るようゼレンスキー大統領が国民に呼びかけること」であった。映画は人間の動物に対する残虐行為を告発するドキュメンタリーであるとかで、犯人は動物愛護思想の持主か。これを受けて大統領、「ゼレンスキー、動きます」とばかり、自身のSNSで「国民よ、映画『アースリングス』を見よ」と呼び掛ける動画を投稿。直後に犯人は人質を解放し、自らは拘束された。大統領はその後まもなく当該動画を削除した。

7月20日(月)

かなり終わってる度の高い日だった。家事育児を嫁に押し付けて漫画ばっか読んでた。少年マガジンのアプリ。無課金なんで各何話かしか読めないが「ヒットマン」「東京卍リベンジャーズ」「佐伯さんは眠ってる」「となりの布里さんがとにかくコワい」「デスティニーラバーズ」「雪女と蟹を食う」などちょっと読んだ感じ面白い。帰国したら一気に読みたい(何年先になるか)。終わってる何丘を今日さらに終わらせたのは朝のJASRACからのメールであった。運営している別サイト(洋楽和訳)の著作権問題。洋楽和訳は引用ではない、の一点張り、「許諾」を迫ってくる。圧力。こちらは点だが向こうは面で圧力かけてくる。担当者名もなしに無表情なメールを送ってくる。弱い私、ふつうに意気沮喪。またぞろ「歌詞 翻訳 著作権」とかで調べた挙句、「きゅう。」(気絶の擬音)。ギヴ・アップだ、全100記事を非公開にした。その旨JASRACにも報せる。もう終わりだ、あのサイトは。畜生、これでいよいよ残されたのは本ブログ、「今から何が可能か」のみ。
そんなこんなで気を滅入らせて漫画漬けの一日。22時に子供を寝かしつけ、簡単な晩飯。義父のワインを頂いて(おおこの働かざる者よ)、そのあと突如として克己心を発揮、書きかけだった「城泊」の記事を書き上げて公開。ひとさまが一生懸命考えて育て上げた観光商品だ、悪くいう何の権利が何丘にある?お前何様だって言うんだよ?
オデッサは本日過ごしやすく、最高気温30度。二階あまり暑くなかったので嫁とピンポン多めに。3勝2敗。

タイトルとURLをコピーしました