太宰治「人間失格」の跨線橋のエピソードを持ち出すまでもなく、
そこらに当たり前に存在するモノの名前とか機能を知らないことは、その人が終っていることの重大な徴憑である。
終わっている何丘の更生への一歩として、身の回りの動植物についてきちんとした知識を身につけよう。
今回は「удод(ウドード)」という鳥をとりあげる。
【before】удодについて知ってること
удод(ウドード)は美しい。羽を広げた姿が特に。
何丘が住むウクライナでも、街中ではまず見ないが、ダーチャではわりとよく見る。
さてこのудод(ウドード)について、何丘は何を知っているか。
- ロシア語でудодという
- うつくしい
- たぶん日本にはあまりいない(見たことがない)
要するに何も知らない。
【after】удодについて調べた
「ヤツガシラ」てやつらしい
ヤツガシラ=八ツ頭。なるほど、近くで見たことないから知らなかったが、頭がクウラの最終形態みたいになってんのね。
渡り鳥。日本にも飛来する
日本でも冬場など見られないでもないらしい。Wikipediaによると、
北方で繁殖した個体は、冬季南方へ渡る。 日本では、少数が旅鳥もしくは冬鳥として渡来する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%84%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%A9
удод 飛んでるとこ動画で見てみようかい
着地するときとか空中でバランスとるときにチョンマゲを開いて「八ツ頭」化するようだ。
この鳴き声を昔のロシアびとが「уд-уд-уд」と聞きなした。そこからудод(ウドード)の名がついたらしい。
(Wikipediaロシア語版より)
ほか、удодについて細々した事実(Wikipediaより)
・ユーラシア大陸およびアフリカに広く分布
・個体数は十分に多く、差し当たり絶滅のおそれは無いそう
・羽の模様はオスメスで変わらない
(Wikipedia)