【YouTubeデイリーレビュー】1/10:朝倉未来、ピース又吉、ワンピース、ジョンレノン他

その他

見たものについて感想を語れるようになりたい。

私も人並みに本を読んだり動画を見たり音楽を聴いたりするのだが、感想を言ったり紹介したり推薦したりするのが苦手だ。

そのトレーニングのため、その日見たYouTube動画の感想&紹介文を書く、つーことを続けております。

朝倉未来|大きな夢を語ります

全然知らないのだが格闘家?とかいう職業があるらしく、この人はその代表的な選手だそうだ。その一方で人気のYouTuberでもあるらしい。

その人が「大きな夢を語ります」というので、つい釣り込まれて見てみた。

不良少年に格闘技を教えて更生させる、そういうジム?のようなものを作るのが、彼の夢なのだそうだ。という話を、興味薄く見た。

朝倉未来|メンタリストDaiGoと頭脳3番勝負してみた

同じ格闘家がサムネ右手の青年と神経衰弱したりババ抜きしたりして遊ぶ。右の人はそういうトランプ遊びが異常に強い人として有名だ。

印象に残ったのは、この二人、遊びながらいろいろな話をするのであるが、右の青年が「バンジージャンプが好き」と言い出した。なんで好きかというと、バンジーを飛ぶ瞬間、体中の細胞が「絶対死ぬから止めとけ!」と制止しようとする、それを振り切って飛ぶのが快感なのだそうだ。恐ろしい人もいたものである。

同じく右の人が、Daigoというのがその名前かな、変わった友人を持っていて、その人はスカイダイビングで降下した先でバーベキューをする、というヘンな趣味を持っているのだという。

降下ポイントにあらかじめシェフを配置しておいて、肉を焼かせておく。そこへスカイダイブして、「あー、 降りたね。」と言って、肉を食うのだそうだ。

大変な趣味の人もいたものだ。そんな人と友人だというDaigo君もすごい。ヘリコプターを所有してるげなことも言っていた。大変な人だ。トランプ遊びが強いというだけでそこまで偉くなれるものだろうか?

ピース又吉直樹【渦】|2031年新年会

妙なことを考えるものだ。2021年になったばかりだというのに、それを2031年だと言い張って、なかった(まだない)10年間のことをあれこれ面白おかしく語る。

笑った。
何で笑ったのかは忘れた。

このチャンネルは私は結構みた。「ジョギングマイレージ」の企画は全部見た。でもそれ以外の企画にはすっかり飽きが来てしまった。多分もう見ないかな。本動画はサムネが面白げだったので例外的に見た。

ワンピース【第1000話考察】

こういう動画があるんだねぇ。著作権はギリ侵害しないような作りになっているのだろう。マンガのネタバレ解説。「考察」系とでもいうのかね。この種の動画は他にも夥しく存在するようだ。

ワンピースという漫画はもちろん知ってるよ。「ウソップ海賊団解散!」でしょ。「海賊王の、腕が鳴る!」でしょ。再現率の低いワンピース名言選手権:
「海賊王よ、お願いがある!」
「海鮮丼の、値が上がる!」
「改装工に、オダ上げる!」
「海王類を、尾田が描く!」
海王類を尾田が描く、あの漫画でしょ。もちろん知っている。てか一応、ドフラミンゴとか知ってるよ。海棠だかBマムだか何だかというのも名前だけ知っている。

それが千話いったとかで、今おおよそどういうことになっているのか、やれ覗いてみてやれとて、この動画を見た。知った。今おおよそこういうことになっている。ふーん。うーん……

藤森慎吾|母の美代子に吉本興業退所をご報告

芸能人知らず……ていうか芸能人嫌いだった何丘が、YouTubeで中田を知り、中田のファンになって、愛及屋烏、いまや藤森まで普通に好きだ。

藤森の母ちゃんは信州の……諏訪だっけ、ほんと田舎のふつーのおばちゃんって感じで好きだ。私はオリラジとほぼ同世代(私がちょい下)なので、したがって、親どうしも多分年が近い。要するにこれ、うちのかーちゃんの感じなのよ。芸能人藤森慎吾が実家帰ってふつーに母に対する私みたいにただのあんちゃんに戻っていて、本当落ち着くし、田舎の家のこの広い感じも落ち着くし、まー何はなくても見てられる。

献立も……ほんと分かる。共感しかない。田舎の人の単一食材七変化。特に信州だの甲州だのは魚とか肉とかじゃないんだよな。畑のもの、昆虫。もう分かりみしかない。

John Lennon|Aisumasen (I’m Sorry)

私はジョンレノンが好きだ。何丘というハンドルネームもジョンレノンの名のただの和訳である。ジョン⇒何、レノン⇒丘。

ビートルズで一番好きな曲はA day in the lifeで二番目に好きな曲はDig a ponyです、と言えば、「あー、 ね」と分かる人には分かるであろう。要するにそういうことです。ジョンが好きなのです。

だがソロ以降のジョンは実はあまり知らない。アルバム単位でいうと、「Imagine」以外のアルバムは通しで聴いたことがない。有名な曲はちらほら知っている(そして好き)というだけ。

ですからジョンが日本語で「相済みません」と歌っているAisumasenという曲が存在する!ことすら知らなかったのです。

聴いてみたら案の定好きだった。この感じが好きなの。ただもう好きなの。

John Lennon|One Day (At A Time)

同じジョンのMIND GAMEというアルバムからの一曲なのかな。この曲も好きだった。

え、ポール? 柱(ポール)マッカートニーですか?
多彩な楽曲を作る器用さは持ってると思うよ。音楽的な才能でいったらやっぱポールなんじゃないですか。ジョンの曲は退屈だ、単調だ、色彩のない田崎つくるだ、そういうポーラーの皆さんの批判も一定理解はしますよ。

でもジョン党から言わせてもらうと、これでいーんだよ。これがいーんだよ。そんな色々やる必要ねーんだよ。これで十分だし、これが最高なんだよ。柱ぁ? あんなのただのポップスじゃねぇか! 正直、柱のことは、思うと恥ずかしい。ときどき間違ってポールのソロ曲が聞こえてきてしまうことがあるのだが、よく恥ずかしくないですねと思う。ジョンがMotherとかLoveとかWomanとか作ってるとき、柱アンタこんなポップス作ってたんですか。この人は一体何をしてたんだろうか。吹きくる風が苛まないのだろうか。Imagineを聴いたとき「終わった」と思いませんでしたか。ジョンが死んだとき何を思いましたか。

I’m the fish and you’re the sea
I’m the apple and you’re the tree
I’m the door and you’re the key
you’re the honey and I’m the bee

いずれも上掲曲の一節だが、泣かせる。なんてことない中学英語。単純な真実を志向するジョン。(対してポールの、複雑で華美な虚飾への志向)

何より、この音の感じが好き。ただもう好き。

Elton John|One Day At A Time

ジョンのさっきの曲をエルトンジョンがカバーしたバージョン。ジョン。ョン。

ジョン・レノンから、エルトン・ジョンへ。前者のジョンはファーストネームつまり下の名前。後者のジョンはラストネームつまり苗字。

ということは、理論上、英語の世界には、ジョン・ジョン(苗字がジョンで、下の名前もジョン)という人があり得る、ということか。ロシア人でいうイワン・イワーノヴィチ・イワノフみたいな。日本人でいう……千秋千晶?

まぁそれはともかく、このカバーはクソ。その人が歌う必然性というものが感じられないカバーは寒々しい。同じ音・同じ歌詞、ただ霊(ガイスト)がない。すべてそっくし同じだ、ただ霊だけがない。
てかジャケからしてダメでしょ。

米粒写経書籍談義|清水義範『ビビンパ』

居島。こんな面白い人っているものかな。いるんだな。いてるわ、これだ。

中学時分の怪童エピソードおいしくいただきました。パスティーシュね。どんなもんかなと思って清水義範、なんかの文庫本一冊読んだことあるが、嫌いだった。なんだこんなもんか、下らん、と思った。という記憶しかない。霊(ガイスト)ないやん、とでも思ったのだろうか。いま読んでも同じこと思う気がするがその「あとがき」だけは読みたい。私も誰かの本にせめて言及されてーなー……

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・前回のYouTubeレビュー⇒【YouTubeデイリーレビュー】12/28号
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