YouTube森レビュー9/12:坂東玉三郎とJロック

YouTubeレビュー

一週間に一回その週に見たYouTube動画を振り返って、特に印象に残ったものにつき何ごとか記しておくことには、3つの利点がある。
1、せっかく見たものを忘れない
2、感想を述べる練習
3、私以外の人間にとって、こういう面白い動画があるよという紹介になる

RED Chair|坂東玉三郎の生き方

↑なんか動画埋め込めなかった。チャンネル主が小細工しやがったな、こういうのは嫌い。こちらから視聴可

坂東玉三郎という人のインタビュー。全然知らない。だがこのサムネ見るだにいかにも只者でない。黒衣・撫で肩・深紅のイス。やっぱり伝統芸能の人は姿が違う。野村萬斎や市川猿之助もそう。「ニンゲンが違う」。ネフェルピトーもひと目で見抜く、降り注ぐ無数の龍より危険なのはあのニンゲン。

話し方も好きだな。芸を触媒に磨かれ肥やされた人格と言葉。飾らないが、インナーの鎧がナチュラルにバキバキなので鈍光りする言葉。燻し銀というやつか。洋画の巨匠の名前をずらずら3つ4つ並べるとこ、こういうのに私のような文学部卒の人間はコロッときちゃう。

中田敦彦|トークチャンネル50万人登録者突破!

トークチャンネル50万人登録者突破!

中田敦彦のサブ垢である放談チャンネルが登録者50万突破で発表「50万突破だからといって何もしません、およそ何人突破といって今後何かをするということはないです」と発表。

こんなことをしそうな気配はあった。本垢であるYouTube大学の方で、なんだっけ200万突破で奥さん呼んだんだっけ?んで最近300万で「タカアンドトシのタカさん」か。正直こいつなら呼ぼうと思えばどんな豪華ゲストだって呼べる。それこそ総理大臣だって。ところが中田敦彦、登録者数の数字には目茶目茶こだわるくせに、記念の回はむしろ身内で〆る。このあたり既にへそ曲がりというか天邪鬼の片鱗が見えていた。

みんなそうやるよね、でも「オレは違う」、このエリート意識が三つ子の魂だな、と自伝動画の学芸大附属入学時の「財務事務次官にあらずんば人にあらず」豪語を思い出しながら。

みのミュージック|イントロ・クイズ

【ド真ん中企画】イントロ・クイズ

みのさんのイントロクイズ。泰西ロックを冒頭1秒だけ聴いて何の曲か当てるというチャレンジ。10問やって10問正解。おかしいだろ。古今にロックの楽曲なんか何万曲あるんだ、それを、どんだけフリークだとこんな芸当ができる。昔くりぃむしちゅーの有田がビートルズ曲名曲頭だけ聴かせてくれたら全部当てますというのをやって実際成功していたが、そのくらいなら多分私でもできるが、それが初段ならみのさんは黒帯だ。

フジファブリック|若者のすべて

フジファブリック (Fujifabric) – 若者のすべて(Wakamono No Subete)

フジファブリックの「若者のすべて」という曲が高校の音楽の教科書に「21世紀ジャパンを代表するポップソングとして」採用されたそうだ。妻(ロシア人)と一緒に聴いてみた。ふーん・・これがねえ。

悪くない。いやじゃない。だがどってことない。妻の「日本のロックって大体こんな感じだよね」という言葉もなんかワカル。しかし、これにはこれの良さがあるのだろう。みの(みのミュージックの)さんもよく言う、あの洋ロック目利きのみのさんがだ、日本のロックには独自の良さがあってまだ世界に知られていないが知られれば世界を席捲する潜在性があると。うーん、、ワカラン。

詞に関して言うと、なんかこのフジファブリックとくるりと奥田民生をつなぐ何かがある気がする。恬淡の詩情。飾らない言い回し、言葉をぽつぽつ宙に浮かべては消えていくに任せる風来の感じ。私はドストエフスキー派なのであまりこれを高く買わない。私にはエレカシ(一頃までの)の脂っこい世界が好ましい。その脂とは畳とシーツを微妙にぎとつかせて肌当たりを不快にさせるそれだ。

米津玄師|「Lemon」

米津玄師 MV「Lemon」

この米津玄師の「Lemon」という曲がフジファブリックの「若者のすべて」と合せて21世紀を代表する邦ロックポップソングとして高校の音楽の教科書に載録されているのだそうだ。3年くらい前にばかに流行った曲やんな。メロディがキャッチ―でそれを執拗に繰り返すのでいやでも耳につく。はじめて聴こえたときからなんかどっかで聴いたことあるなと思った、「ずるい」と思った、「これやっていいならそら勝つでしょ」(?)と。そう思わせるのが手柄なんだろう。

んで改めて聴いてみた。んー・・うん。こんな感じだよね。妻「なんかずっとこんな感じだね」。途中で聴くのをよしても全然問題ない感じだ。詞はほとんど聴こえてこない。メロディがキャッチ―すぎてその延々リピートに酔ってるだけでもういいって感じ。一応、失恋・・の歌なのかな?本当に全然聴こえてこない。なんかスクラッチとか入ったり音的な遊びがある感じだがそれも全然聴こえてこない、なにしろメロディが強すぎる。こういうのは奇跡の一曲に違いないので米津玄師の他の曲を聴こうという気にもならない。アーティストへの信頼ってやっぱ詞とか音とかからくる気がする。メロディは神から来る、詞と音こそは人から滲む。

【関連記事】
前回のYouTube日記 ⇒ 9/5号:セレブ豪邸、子供向けアニメ、密着

コメント

タイトルとURLをコピーしました